『根岸Sの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「根岸S」の
穴馬探しをお届けします。

東日本の主場開催は
次週末から東京に
移ります。

根岸Sは
1月30日(日)に
行われる
ダート1400mの
G3重賞。

2月20日のダートG1、
フェブラリーSへの
ステップレースです。

早速、根岸Sで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
「距離短縮組」を
狙うべきレース!

→根岸Sは、前走から
距離短縮してきた馬の
成績が非常に良好です。

近10年の出走全馬の
前走距離別・全成績を
診てください。

 

前走1200m  複勝率 8% 2.2.1.44
前走1400m  複勝率15% 2.5.3.58
前走1500m超 複勝率38% 6.3.6.24

 

キレイに「前走距離が
長かった馬」ほど
好成績です。

昨年は1番人気→
10番人気→2番人気の
ワンツースリーでしたが、
2着馬・3着馬が
「前走から距離短縮」の
馬でした。

根岸Sはテンから
かなり速く流れる
「タフな質」の
レースですので、
前走で長めの距離を
走っていたような、
一定のスタミナ量を
備える馬のほうに利が
働いている、という
ことかもしれません。

いずれにせよ
これほど明確な成績差が
出ていますので、
何らかの明確な「要因」が
あって当傾向が現れている、
ということ。今年も
しっかり意識します。

 

 

【ポイント2】
近走で「差して
好走していた馬」を
狙うべきレース!

→近5年の当レースで
馬券圏に好走した
全15頭のうち
ちょうど3分の2に
あたる10頭が
4角地点「8番手」より
後ろの位置取りから
差してきた馬でした。

しかも、その「差して
好走した10頭」は
全て、前走or前々走の
どちらかでも、下記の
ように4角8番手より
後ろの位置から差して
掲示板に好走していた
馬だったのです。

 

◆近5年の根岸Sで
 「差して好走した10頭」の、
 前走or前々走での差し好走実績

 17年 1着 カフジテイク    前々走/4角16番手3着
 17年 3着 エイシンバッケン   前走/4角15番手2着
 18年 1着 ノンコノユメ    前々走/4角10番手4着
 18年 2着 サンライズノヴァ   前走/3角11番手マクリ2着
 18年 3着 カフジテイク    前々走/4角16番手5着
 19年 3着 クインズサターン   前走/4角11番手3着
 20年 1着 モズアスコット   前々走/4角09番手3着
 20年 3着 スマートアヴァロン  前走/4角11番手2着 
 21年 1着 レッドルゼル     前走/4角10番手1着
 21年 2着 ワンダーリーデル   前走/4角11番手4着

 

つまり、根岸Sは
近2走で「4角8番手より
後ろの位置から差して
好走した履歴」の有無の
チェックが、効果的な
レースなのです。

「ダート1200mが
ベスト」の馬も集う
東京ダート1400mで
行われる唯一の
重賞レースですから、
テンからどうしても
速く流れます。つまり
差し追込組の末脚が
届きやすい流れになる
年が多いため、当傾向が
現れているのでしょう。

ですので、当レースで
「逃げた馬」は当然不振。
近10年(0.0.0.10)です。

 

 

【ポイント3】
東京ダート1400mの
「お買得種牡馬トリオ」に
注目!

→東京ダート1400mの
近2年の種牡馬成績で
複勝回収率が125%を
超えていて、しかも
今回の根岸Sに産駒が
出走予定なのが
キンシャサノキセキ・
サウスヴィグラス・
ロードカナロアです。

キンシャサノキセキ産駒は
全部で90頭出走して
(7.5.5.73)。
勝率8%、複勝率19%の
アベレージは平凡ですが
複勝回収率が140%。

馬券圏に好走した
17頭のうち9頭が
「4番人気以下」で
馬券圏に好走している、
東京ダート1400mに
おける穴種牡馬です。

サウスヴィグラス産駒は
全部で74頭出走して
(4.10.8.52)。
こちらは複勝率が
30%あるうえに、
複勝回収率も135%。

「穴馬」も走るうえに
安定感もある、という
意味ではこちらのほうが
より要注目かもしれません。

ロードカナロア産駒は
全部で69頭出走して
(8.3.6.52)。
勝率12%、複勝率25%の
アベレージは普通ですが
単勝回収率が182%。
複勝回収率も125%。

馬券圏に好走した
17頭のうち、11頭が
「4番人気以下」で
3着以内に好走しています。、

キンシャサノキセキ、
サウスヴィグラス、
ロードカナロアの仔で
一発「穴」を狙え。

東京ダート1400mで
行われる当レースで
「穴狙い」する際に
意識していいポイントかも
しれません。

 

 

【ポイント4】
関東馬が
全く好走していない

→近10年の根岸Sの
東西所属別・成績を
診てください。

 

関西馬 複勝率20% 9.10.10.91
関東馬 複勝率 4% 1.0.0.26  
地方馬 複勝率 0% 0.0.0.10 

 

関西馬が優勢な重賞は
たしかに多いですが、
これほど極端に関東馬が
不振のレースも珍しい。

何せ、近10年で関東馬が
たった1頭しか馬券に
絡んでいないのです。
(2018年の勝ち馬・
ノンコノユメ)

もともとダート短距離=
他のジャンル以上に
関西馬が強い分野ですが、
しかもダート1400m戦が
京都・阪神・中京の各場で
行なわれているコトで、
関西馬にとってはほとんど
根幹距離のような存在に
なっている事も、当レースで
このような傾向が現れている
遠因の一つと診ています。

 

 

【ポイント5】
関西馬が
穴をあけるレース

→【ポイント4】の続きの
ハナシになりますが、
ですから当レースでは
穴も当然「関西馬」が
よくあけています。

近10年の当レースで
7番人気以下で3着以内に
好走した7頭=全て関西馬。

 

12年 トウショウカズン  関西馬 2着  9番人気
13年 セイクリムズン   関西馬 3着 10番人気
14年 ノーザンリバー   関西馬 2着  8番人気
15年 アドマイヤロイヤル 関西馬 3着 15番人気
16年 グレープブランデー 関西馬 3着 10番人気
20年 スマートアヴァロン 関西馬 3着  9番人気
21年 ワンダーリーデル  関西馬 2着 10番人気

 

上記以前の2011年も
ダイショウジェットという
関西馬が、10番人気で
3着に快走しています。

 

 

【ポイント6】
速い上がりを
使えないと苦しい

→【ポイント2】で
記したように根岸Sは
ダートにしては珍しい
「差し勝負」戦。かつ、
直線の長い東京コース。

ですから、当レースは
ダートでは珍しい
上がり勝負になります。
近10年の根岸Sにおける
「上がり3F」順位別の
成績を診てください。

 

上がり1位   複勝率82% 5.2.2.2
上がり2位   複勝率70% 3.1.3.3
上がり3位   複勝率31% 2.1.1.9
上がり4位以下 複勝率 8% 0.6.4.113

 

ですので最近のレースで
速い上がり脚をしっかり
使えていた馬は当然、
狙いどころとなります。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

◆根岸S    【ポイント1/距離短縮組】
           ジャスパープリンス
           スマッシングハ-ツ
           ソリストサンダ-
           タイガーインディ
           トップウイナ-
           リアンヴェリテ
           レピア-ウィット  (以上7頭)

         【ポイント2/近2走どちらかで
          4角8番手以降から差して掲示板に好走している馬】
           オメガレインボー
           サンライズラポール
           スマッシングハ-ツ
           スリーグランド
           タガノビューティー (以上5頭)

         【ポイント3/血統該当馬】
           サクセスエナジー(キンシャサノキセキ産駒)
           テイエムサウスダン(サウスヴィグラス産駒)
           ミッキーワイルド(ロードカナロア産駒) 
            (以上3頭)

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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