『中山記念の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「中山記念」の
穴馬探しをお届けします。

関東の開催は
次週から中山に移行。
皐月賞ウイークまで
8週連続の中山開催です。

中山記念は、開幕週の
2月27日(日)に
芝1800mで行われる
伝統の古馬G2重賞です。

早速、当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
穴党は
「4角先頭馬」が狙い所?

→近10年の当レースでは、
「4角で先頭にいた馬」が
下記のように(0.2.3.5)、
複勝率50%と非常に優秀な
アベレージです。

 

12年 シルポート     2着 7番人気
13年 シルポート     3着 8番人気
14年 トウケイヘイロー  6着
15年 ロゴタイプ     2着 2番人気
16年 ラストインパクト  6着
17年 マイネルミラノ   9着
18年 マルターズアポジー 3着 6番人気
19年 マルターズアポジ- 7着
20年 マルターズアポジ- 6着 
21年 ウインイクシード  3着 7番人気 

 

たとえ道中でタフに
淀みなく流れても、
小回りトラック+
内回りコースの利を
しっかり活かして
後続に「追走脚」を
ダラダラ使わせる形を
取れれば、前で進めた
いた馬が粘れるのです。

また近年は、この後に
大目標を控えたA級馬の
出走もかなり多めですが
それらが総じて慎重に
仕掛けるため、早めに
先頭に立った逃げ先行馬に
なおさら利が働いている、
とも言えるでしょう。

しかも上記のように
粘り切った5頭中4頭が
6~8番人気の人気薄。
昨年4角先頭から3着の
ウインイクシードも
7番人気。馬券の妙味も
「4角先頭馬」が提供して
います。

ですから穴党の方には、
「今年は4コーナーで
どの馬が先頭に立って
いそうか?」を推察する
作業を施しておく事を
おススメします。

 

 

 

【ポイント2】
明け4歳馬が
非常に強いレース

→近10年の馬齢別の
成績は下記のとおり。
明け4歳馬の複勝率が
群を抜いています。
ほぼ半分の馬が馬券に
絡んでいる計算。

 

4歳  複勝率48% 4.3.5.13
5歳  複勝率28% 5.4.0.23
6歳  複勝率18% 1.2.2.23
7歳超 複勝率12% 0.1.3.29

 

さらに今季は4歳馬の
芝重賞での好調ぶりが
顕著ですから、ココも
4歳馬に一律加点する
くらいの評価でちょうど
いいのではないでしょうか。

 

 

 

【ポイント3】
当レースで「不利」な
前走履歴は…

 

→近10年「前走」別の
成績を診てください。

 

★ダービー  複勝率100% 1.0.0.0 
★秋華賞   複勝率67% 0.2.0.1
★天皇賞秋  複勝率40% 1.1.0.3
★エリ女   複勝率50% 1.0.0.1
★マイルCS 複勝率38% 1.0.2.5
★香港ヴァ- 複勝率50% 0.1.0.1
★香港マイル 複勝率50% 1.0.1.2
★有馬記念  複勝率25% 1.1.0.6
—————————-
☆中山金杯  複勝率39% 4.0.1.8
☆京都金杯  複勝率40% 0.2.0.3
☆白富士S  複勝率13% 0.1.0.7

 

★=前年のレース、
☆=当年のレースです。

★印のレースを使って
いた馬のアベレージは
総じて優秀。

そして、年明けの
両金杯を使ってきた
馬の成績も堅調ですが、
オープンの白富士Sを
使ってきた馬の成績だけ
このように低調です。

白富士S=当レースから
見れば格下にあたる
オープン特別ですし、
当レースへの間隔も
短くなりますから
他レース経由馬と比べて
不利な要素が多く苦戦して
いるという事でしょう。

 

 

 

【ポイント4】
重賞勝ち経験の有無が
明暗を分けるレース

 

→近10年の出走馬の、
中山記念を迎えた時点の
「重賞勝ち経験の
有無別」の成績を診て
ください。これが
決定的な「分かれ目」と
なっている、と言って
いいほど極端な成績差が
現れています。

 

重賞勝ちなし 複勝率 6% 0.1.1.30
重賞勝ちあり 複勝率33% 10.9.9.58

 

 

 

【ポイント5】
リピーターが
めっぽう強い

→特殊な要素が多い
中山芝1800mで行われる
「最高峰」レースらしく、
過去に当レースで
好走した実績がある
いわゆるリピーターの
好走が多いのも中山記念の
特徴です。

 

アメリカンボス  (00年2着、01年1着)
ローエングリン  (03年1着、04年3着、07年1着)
バランスオブゲーム(03年2着、05年1着、06年1着)
そしてカンパニー (05年2着、08年1着、09年1着)
シルポート    (12年2着、13年3着)
ロゴタイプ    (14年3着、15年2着、17年3着)
ウインプライト  (18年1着、19年1着)
ラッキーライラック(19年2着、20年2着)

 

遡ればまだいますが
キリが無いですが、
ともあれリピーターが
よく好走している
中山記念です。

 

 

 

【ポイント6】
勝ち切っているのは
「距離短縮組」だが
堅実に走っているのは
「距離延長組」

 

→近10年の「前走からの
距離延長/短縮」別の
成績は下記のとおり。

 

前走から距離短縮 勝率10% 複勝率21% 8.6.3.64
前走から距離延長 勝率 7% 複勝率36% 2.3.6.20
前走と同距離   勝率 0% 複勝率50% 0.1.1.2

 

前走から距離を短縮して
きた馬が近10年で8勝を
マークしており勝率も
優秀。勝ち馬探しなら、
距離短縮組となります。

しかし、複勝率が
優秀なのは前走から
距離を延長してきた組。
「3着以内に堅実に
走ってくれそうな馬」を
見繕うなら距離延長組と
いうことになります。
(前走と同距離組は
出走数が少ないので
見解に含めません)

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

◆中山記念 【ポイント1/4角先頭競馬をする可能性が有りそうな馬】 5頭
           コントラチェック
           ウインイクシード
           ト-ラスジェミニ
           パンサラッサ
           ワールドリバイバル
           ※近3走で4角先頭の競馬をした事がある馬を記載

         【ポイント2/明け4歳馬】 3頭
           アドマイヤハダル
           ダノンザキッド
           ワールドリバイバル

         【ポイント3/前走白富士S経由馬 ~軽視馬として~】 2頭
           アドマイヤハダル
           レッドサイオン 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

稼ぎに直結する日刊コンピの法則:無料メルマガ登録