『アーリントンC2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「アーリントンC」の
穴馬探しをお届けします。
アーリントンCは
4月16日(土)に
阪神マイルで行われる
NHKマイルCへの
トライアル重賞。
1~3着馬に
NHKマイルCへの
優先出走権が
与えられます。
土曜施行の
レースですので
さっそくポイントを
お伝えしましょう。
なお、当レースは
2018年から春の阪神の
「最終週」に施行週が
スライドされました。
そして、その年から
NHKマイルCの
正式なトライアル戦に
指定されています。
したがって、
2017年以前と
2018年以降では
当レースの「性格」が
大きく異なりますので
当欄では2018年以降の
データのみをベースに
使用してお伝えします。
「近10年」のデータを
平気で使っている
予想サイトなども
あるようですので
ご注意いただければと
思います。
【ポイント1】
賞金に余裕のある馬=
勝負気配が弱め?
→開催がこの時期に移り、
正式にNHKマイルCの
トライアルに指定された
ことで要注目はこの点。
現時点で、G1出走の
ための賞金をまだ十分に
有していない馬は当然、
トライアルの当レースに
全力投球となります。
しかし、すでに
G1出走のための賞金を
十分に有している馬は、
この後のNHKマイルCに
向けて、このレースを
「無理に取りにいく」
必要は全くありません。
むしろ、余裕残しの
「叩き台モード」で
程々に走っておくコトが
むしろ大切です。
たとえば、昨年の
2番人気ピクシーナイトは
既にこのレースの時点で
シンザン記念勝ちがあり、
G1出走のための賞金を
有していた馬。
ですのでココでは程々に
走って4着に負けました。
賞金を有している
実力・人気上位馬を
信頼しすぎるべからず、
なのです。
【ポイント2】
Mr.アーリントンC
→施行時期が現行の
4月中旬に移行した
2018年以降の当レースに
おける、浜中騎手の
騎乗成績を診てください。
18年 (騎乗なし)
19年 1着 12人気 イベリス 浜中
20年 8着 10人気 チュウワノキセキ 浜中
21年 3着 7人気 レイモンドバローズ 浜中
ちなみに、施行時期が
移行する前の2017年の
アーリントンCでも彼の
騎乗馬レッドアンシェルが
6番人気で2着に快走。
2014年も人気馬ですが
ミッキーアイルで快勝。
浜中騎手=ほとんど
「Mr.アーリントンC」の
趣を呈しているのです。
今年も、彼の騎乗馬は
無条件で(ヒモでも)
押さえておかねば、と
密かに思っています。
【ポイント3】
非サンデー系 vs
スタミナサンデー
→この時期の施行に移り
馬場が少しタフになった
状態で施行される影響も
あるのか、ココ4年の
好走馬は、下記のように
父が非サンデー系の馬が
グッと増えています。
18年1着 父非サンデー系
18年2着 父非サンデー系
18年3着 父非サンデー系
19年1着 父非サンデー系
19年2着
19年3着
20年1着 父非サンデー系
20年2着
20年3着 父非サンデー系
21年1着 父非サンデー系
21年2着 父非サンデー系
21年3着
また、残り4頭は
父サンデー系でしたが
ハーツクライ産駒、
ヴィクトワ-ルピサ産駒、
ステイゴールド系。
まるで「血の重さ」が
テーマのような、重い
顔ぶれとなっています。
【ポイント4】
「マル外」が
来なくなっている
→上記【ポイント3】で
非サンデー優勢と
お伝えしましたが、
とはいえ苦戦しているのが
「マル外」の馬です。
施行時期が現行の
4月中旬に移行した
2018年以降の当レースに
出走した「マル外」5頭の
成績を診てください。
全滅です。
18年 エアアルマス 10着 5人気
19年 ユニコーンライオン 5着 5人気
19年 サンノゼテソーロ 12着 8人気
19年 フォッサマグナ 16着 1人気
20年 トリプルエース 5着 2人気
しかも「上位人気馬」が
多数のラインナップで
この低調な成績です。
マル外=どちらかといえば
単調なスピード型の馬が
多いですが、施行時期が
移行して馬場も変わった
ことで、そのような馬の
資質がさらに活きづらく
なったことも、当傾向を
助長していると診ます。
エーシンフォワード、
ステキシンスケクン、
シーキングザダイヤら
マル外がよく走っていた
「開幕週の施行だった
アーリントンC」とは、
状況が違うと診ています。
【ポイント5】
以前は極端な「前有利」の
レースだったが…
→5年前まで春の阪神の
開幕週に行われていた
当レース。
当時の当欄でも
再三記したことですが
いかにも開幕週らしく
極端な前有利の傾向が
毎年現れていました。
とにかく「前に行った
もの勝ち」でした。
しかし、開催時期が
7週ずれたとたん、
傾向が変わりました。
差し追込がかなり届く
ようになったのです。
もちろん馬場の状況も
変わりましたが、正式に
G1のトライアルレースと
なったことでメンバーの
レベルが上がり、それに
伴ってテンのラップも
速まりました。
つまり、施行時期や
レースの設定背景が
変わったことで差し馬が
台頭しやすくなった、
とも私的には診ています。
以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
ア-リントン ポイント1・2・4 該当馬
【ポイント1/収得賞金に余裕のある馬】 ▼軽視馬として 3頭
キングエルメス 2300万円
タイセイディバイン 1200万円
ダノンスコーピオン 1200万円
【ポイント2/浜中騎手が騎乗予定の馬】 1頭
ムーンリットナイト
【ポイント4/マル外の馬】 ▼軽視馬として 2頭
ジャスパークローネ
デュガ
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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