『小倉記念2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「小倉記念」の
穴馬探しをお届けします。

小倉開催の2週間の
中休みも先週で終了。

次週から4週間、再び
小倉開催が行われます。

小倉記念は
その再開初週の
8月14日(日)に
小倉の芝2000mで
行われるG3重賞。

さっそく小倉記念の
ポイントをお伝えします。

なお、9年間の当欄が
この小倉記念で会員様に
推奨扱いした9頭の着順は
2・1・4・1・3・3・5・
5・1着。

つまり9年間の推奨馬が
オール「掲示板」入り。

昨年は、単独推奨馬の
モズナガレボシが
6番人気で1着!

毎年の当レース予想で
記している分析点が
「ほぼ合っている」と
判定できますので、
あえて今年も、これまで
使用してきた項目を
用いるようにしています。

さっそく小倉記念の
ポイントをお伝えします。

 

 

【ポイント1】
最内枠が厳しい

→近10年の枠別成績は
下記のとおり。1枠の
連対が1度もありません。
複勝率も全枠で最低。

 

1枠  複勝率10% 0.0.1.9
2枠  複勝率25% 1.0.2.9
3枠  複勝率36% 3.1.1.9
4枠  複勝率19% 0.2.1.13
5枠  複勝率16% 0.2.1.16
6枠  複勝率26% 2.2.1.14
7枠  複勝率15% 1.2.0.17
8枠  複勝率33% 3.1.3.14

 

しかも、1枠で
唯一馬券に絡んだ
メイショウナルトは
2番人気の実力馬。
枠を実力で克服したに
すぎません。ですから
尚更、このデータは
信頼可と診ています。

 

 

【ポイント2】
前走レースに注目

→近10年の前走別の
成績は下記のとおりです。

 

1700m以下  複勝率 0% 0.0.0.11
1800m    複勝率25% 1.4.2.21
★七夕賞    複勝率16% 2.1.4.36
★鳴尾記念   複勝率50% 3.0.0.3
★以外の2000m 複勝率32% 3.3.3.19
2200m超    複勝率31% 1.2.1.9

 

前走で1700m以下を
使ってきた馬は不振。
ただ今年は「該当馬」の
出走がありません。

次いで不振なのが
七夕賞を経由してきた馬。
七夕賞=さらにレベルが
一枚落ちる東ローカルの
G3ですから、そこを
あえて使ってきたような
馬ではそもそも実力的に
厳しい面もあるのでしょう。

 

 

【ポイント3】
前走G1馬の底力にも
要注目

→前走G1出走馬は
(1.3.1.4)と堅調。
複勝率56%を誇ります。

ちなみに馬券圏に
好走した5頭の、
前走G1での距離は
2000~3200mと
多岐にわたっています。

 

 

【ポイント4】
4歳vs5歳

→酷暑下のレースで
体力勝負の面が大きい
せいか若い4歳・5歳の
馬の活躍が目立ちます。

昨年も4歳・5歳の
ワンツー決着でした。
近10年の馬齢別成績は
下記のとおりです。

 

3歳  複勝率100% 0.2.0.0
4歳  複勝率29% 5.3.0.20
5歳  複勝率31% 4.5.3.27
6歳  複勝率19% 0.0.6.26
7歳上 複勝率 7% 1.0.1.28

 

 

【ポイント5】
大型は不利?

→近10年の「前走の
馬体重」別成績は
下記のとおりです。

 

459キロ以下  複勝率34% 2.4.4.19
460~499キロ 複勝率26% 4.6.6.46
500キロ以上  複勝率11% 4.0.0.34

 

このように、大型馬の
成績が極端に低調です。

要パワーレースゆえ
大型馬がもっと台頭して
不思議ないハズですが
それ以上に、体が大型で
小回りが効きづらい事が
マイナスに働く面が
あるのかもしれません。

 

 

【ポイント6】
ハンデが軽すぎる馬は
ほぼ走らない

→近10年のハンデ別の
成績は下記のとおりです。

 

52キロ以下 複勝率 6% 1.0.0.15
53~54キロ 複勝率26% 4.3.4.32
55~56キロ 複勝率20% 2.5.2.36
57キロ以上 複勝率33% 3.2.4.18

 

このとおり52キロ以下の
軽ハンデの馬は不調。

ハンデ差がつきづらいと
言われる今の競馬、かつ
夏ローカルのG3重賞で
軽ハンデが設定される馬=
そもそもの力が明らかに
足りていない馬、という
ことなのでしょう。

 

 

【ポイント7】
最終調教の強さに
注目?

→近5年の出走馬の
最終調教の強さ別・
成績を診てください。

 

馬ナリ    複勝率30% 4.3.3.23
強め+一杯  複勝率17% 1.2.2.24

 

このように、馬ナリで
最終調教を済ませてきた
馬のほうが好アベレージ。

酷暑ゆえ自然に汗をかき
体が絞れるこのシーズン。
しかも暑い暑い小倉です。

ゆえに直前を馬ナリで
済ませてきた馬=すでに
ほどよく体も絞れていて
レースに体力も温存できる
アドバンテージがある=
好成績を残せている、と
診ていいのでしょう。

 

 

【ポイント8】
「逃げた馬」に
連対なし

→近10年の逃げた馬は
(0.0.2.9)と連対ナシ。

ちなみに、なんとか
3着に逃げ粘った2頭も
2・5番人気でしたから
「逃げ馬はまったく
穴を空けていない」
レースと言えます。

 

 

以上8点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

小倉記念  ポイント2・3・5 該当馬

【ポイント2/前走七夕賞経由馬】 ▼軽視馬として 3頭
  ショウナンバルディ
  ヒュミドール
  プリマヴィスタ

【ポイント3/前走G1出走馬】 2頭
  タガノディアマンテ
  ピースオブエイト

【ポイント5/前走500キロ以上】▼軽視馬として 2頭
  ウインリブルマン
  シフルマン

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
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