『京成杯AH2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京成杯AH」の
穴馬探しをお届けします。

京成杯AHは、開幕週の
9月11日（日）に
中山マイルで行われる
G3のハンデ重賞です。

さっそく、京成杯AHの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
近年は、大型馬が
全然来ていない

→近3年の当レースの
馬体重別の成績を
診てください。

485キロ以上　複勝率 5％　0.0.1.20
484キロ以下　複勝率30％　3.3.2.19

4年前まではそうでも
無かったのですが、
ここ3年はこのように
大型馬がハッキリ不振。
なんと連対ゼロです。

ここ3年の当レースと
いえば、前に行った馬が
馬力を前面に押し出して
馬券圏内に残る傾向が
復活したり、関西馬が
3連勝したりとそれ以前と
違う傾向がまた出ている
3年間なのですが、この
馬体重傾向も、それらと
「関連性」があるのかも
取れません。

【ポイント2】
当レースで狙いづらい
「前走履歴」は…

→近10年（新潟施行の
14年は除く）の前走別の
成績を診てください。

準オープン　　複勝率38％　3.0.0.5
オープン特別　複勝率10％　2.1.1.37
——————————
Ｇ３関屋記念　複勝率18％　1.4.4.42
Ｇ３中京記念　複勝率33％　2.0.2.8
Ｇ３その他　　複勝率29％　1.3.1.12
Ｇ２　　　　　複勝率 0％　0.0.0.3
ＧＩ　　　　　複勝率26％　1.2.2.14　

オープン特別を
前走で使ってきた馬が
かなり不振。

たとえば朱鷺Sなど
夏ローカルのオープンを
使ってきたような馬＝
「頭打ち」の馬が多く、
オモテ開催に替わった
ココではツラい結果が
出ることが多めです。
複勝率たったの10％。

また、前走で
サマーマイルシリーズの
関屋記念を使ってきた
馬の成績も今ひとつ。

米子S→中京記念→
関屋記念→京成杯AHが
短間隔で施行される
過密日程のシリーズですが
複数の対象レースを走る
馬も少なくありません。

ゆえに、ほぼ目一杯の
状況で関屋記念を使った
あと、さらに中3週で
当レースに続戦しても
体調的に厳しいものが
あるのでしょう。

【ポイント3】
牝馬が非常に強い

→「夏競馬の延長」の
この時期らしく牝馬が
強いのも、当レースの
特徴です。

近10年（新潟施行の
14年は除く）の
牡牝別の成績は下記の
とおり。

牡セン　複勝率17％　7.4.10.101
牝　　　複勝率29％　3.6.0.22

【ポイント4】
距離延長馬は
狙いづらい

→近10年（新潟施行の
14年は除く）の前走からの
距離延長／短縮別の成績を
診てください。

前走から…
　距離延長　複勝率11％　3.1.1.32
　同距離　　複勝率22％　2.8.9.69
　距離短縮　複勝率21％　5.1.0.22

このように「延長」組が
不振。直近で1200mや
1400mを使ったような
スプリント志向の強い馬では
タイプ的にそもそも厳しい
レースと言えます。

【ポイント5】
中山マイルでも
決して内枠有利ではない

→近10年（新潟施行の
14年は除く）の枠番別の
成績を診てください。

1～6番枠　　複勝率19％　3.3.5.48
7～12番枠　複勝率24％　7.4.3.45
13～16番枠　複勝率14％　0.3.2.30

このように
最も成績が良いのは
7～12番枠です。

中山マイル＝特に近年は
内枠有利とは言えなく
なっている、と当欄で
何度も記していますが
スピード上級馬が集う
当レースでも内枠有利の
傾向が出ていません。

中山マイル＝内有利と
思い込んでいる方も
まだ多いでしょうが、
決してそうではない、
と認識しておくことが
まずは肝要。

ただ13番枠から外の
枠に出ると、さすがに
「1着」がありません。
極端な外枠＝勝つには
厳しい枠とも言えます。

【ポイント6】
かなり軽いハンデ、
かなり重いハンデの馬は
要マーク？

→近10年（新潟施行の
14年は除く）の
ハンデ別の成績を
診てください。
端数ハンデは切り捨て。
（57.5キロ以上に
関してはそのまま表記）

52キロ以下　　複勝率38％　2.1.0.5
——————————–
53キロ　　　　複勝率20％　1.2.1.16
54キロ　　　　複勝率15％　1.2.1.23
55キロ　　　　複勝率22％　3.1.3.25
56キロ　　　　複勝率15％　2.0.3.28
57キロ　　　　複勝率18％　1.3.1.23
——————————–
57.5キロ以上　複勝率33％　0.2.2.8

このように、上記の
最も軽い＆最も重い
区分のハンデが共に
複勝率30％％超え。

軽ハンデの「恩恵」を
大きく受けた馬、逆に
実力をしっかり評価され
重いハンデを背負う馬…
「両極端」なハンデの
馬がよく走っているので
要マーク、と言えます。

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

京成杯AH　　ポイント1・2・4　該当馬

【ポイント1／前走485キロ以上】　▼軽視馬として　9頭
　　インテンスライト
　　クリノプレミアム
　　シュリ
　　タガノディアマンテ
　　ダーリントンホール
　　ダディーズビビッド
　　ペレヌス
　　ルークズネスト
　　ルフトシュトローム

【ポイント2／前走オープン特別＆関屋記念出走】　▼軽視馬として　7頭
　　インテンスライト
　　コロストックロード
　　シュリ
　　ダディーズビビッド
　　ミッキーブリランテ
　　ルークズネスト
　　ルフトシュトローム

【ポイント4／距離延長馬】　▼軽視馬として　4頭
　　コロストックロード
　　ダディーズビビッド
　　ミッキーブリランテ
　　ルークズネスト