『京都金杯2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都金杯」の
穴馬探しを
お届けします。

京都金杯は
1月5日(木)に
今年も中京マイルで
行われるG3重賞。

早速、
京都金杯 in 中京の
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
左回り近似条件での
連対実績に要注目?

→中京で行なわれた
一昨年・昨年は
穴馬が馬券に絡んで
波乱決着となりました。

そんな近2年の
京都金杯 in 中京での
好走馬には、ある
共通項がありました。

 

21年
1着 ケイデンスコール 12番人気 新潟2歳S 1着
2着 ピースワンパラディ 2番人気 キャピタルS 1着
3着 エントシャイデン 14番人気 谷川岳S 2着

22年
1着 ザダル       7番人気 毎日王冠 1着
2着 ダイワキャグニ- 11番人気 毎日王冠 2着
3着 カイザーミノル   2番人気 朱鷺S 1着

 

このように6頭とも、
京都金杯を迎える
前の時点で「左回りの
1400~1800mでの
重賞orリステッド」で
連対した実績を持って
いたのです。

逆に、上位人気で
凡走した馬たちは
下記のように、
この連対実績をその
時点で持っていない
馬が多めでした。

 

21年
5着 シュリ     1番人気 連対実績ナシ
6着 レッドガラン  3番人気 連対実績ナシ

22年
6着 エアロロノア  1番人気 連対実績ナシ
11着 ルークズネスト 3番人気 シンザン記念2着

 

この近2年の
結果だけで考えると
中京マイルでの
京都金杯においては、
「左回り1400~
1800mの重賞・
リステッドで」の
連対実績が好走する
ためにとても大切で、
この実績を持たない
馬は評価割引が妥当、
と言えるのです。

 

 

【ポイント2】
キングマンボコース

→2022年の
中京マイルにおける
種牡馬ランキングを
診てください。

1. ◆ リオンディーズ   複勝率43% 1.6.3.13
2. ◆ ロードカナロア   複勝率38% 10.3.10.38
3. ◆ ドゥラメンテ    複勝率38% 1.5.3.15
4.   イスラボニ-タ   複勝率35% 2.3.2.13
5.   ジャスタウェイ   複勝率31% 3.0.2.11
6.   ディープインパクト 複勝率28% 7.4.3.36
7.   モ-リス      複勝率26% 3.4.2.26
8.   ドレフォン     複勝率25% 1.1.2.12
9.   エピファネイア   複勝率22% 4.3.2.32
10.   キズナ       複勝率21% 5.2.1.30

 

出走数15以上の
種牡馬のみ掲載。
◆=キングマンボ系。

説明不要でしょう。
このように、
◆キングマンボ系の
3種牡馬がトップ3を
独占しました。

ちなみに2021年も
キングカメハメハ・
ドゥラメンテの
ワンツーでしたから、
基本的にこの系統が
強い舞台と言えます。

パワー・スピードの
両方がバランス良く
求められる最近の
中京マイルですから、
キングマンボが持つ
素養と巧くマッチして
いるのでしょう。

ここ2年の
京都金杯in中京でも
好走馬6頭のうち3頭が
父キングマンボ系でした。

21年
1着 ケイデンスコール ◆父ロードカナロア
2着 ピースワンパラディ
3着 エントシャイデン

22年
1着 ザダル
2着 ダイワキャグニ- ◆父キンカメ
3着 カイザーミノル  ◆父ロードカナロア

 

今回の当レースでは
キングマンボ系は
一律1点加点くらいの
評価でちょうどいいと
考えています。

 

 

【ポイント3】
1月2日の
調教動向に注意?

→近2年の
京都金杯 in 中京での
「最終調教日」別の
成績を診てください

 

12月30~31日 複勝率12% 1.0.1.15
1月2日     複勝率33% 1.2.1.8
1月3日     複勝率 0% 0.0.0.2
調教無しで出走 複勝率 0% 0.0.0.1

 

このように
最終調教を1月2日に
行った馬が好成績。

年末年始の変則日程を
挟んだうえで行われる
当レースですが、
最終調教が1月2日なら
レース日まで中2日。
通常の土曜競馬の
調教の日程と同じです。

しかし年末に追うと
レース日までに元旦の
全休日を挟みますし
1月3日に追いきると
中1日での出走と
なりますから、
それぞれ馬にとって
あまり良いコトとは
言えません。

ここ2年の
京都金杯in中京では
その傾向も、けっこう
ハッキリと現れている
印象なのです。

 

 

【ポイント4】
7歳超のベテランに
勝利ナシ

→ここからは施行場と
関連の薄いデータゆえ
近10年の京都金杯の
結果からお伝えします。

近10年の馬齢別の
成績は下記のとおり。
7歳超のベテランは
勝ち星ナシで複勝率も
低迷しています。

 

4歳  複勝率17% 3.2.2.34
5歳  複勝率24% 4.3.1.25
6歳  複勝率20% 3.2.4.37
7歳超 複勝率13% 0.3.3.39。

 

 

【ポイント5】
ハンデが重い馬が
活躍中

→近10年のハンデ別の
成績は下記のとおり。

 

54キロ以下 複勝率15% 0.1.4.29
55キロ   複勝率12% 3.1.0.29
56キロ   複勝率18% 2.2.3.33(56.5含む)
57キロ   複勝率27% 3.5.1.24(57.5含む)
58キロ超  複勝率50% 0.1.1.2

 

このようにハンデが
重いほうが好成績です。

近年の京都金杯は
好メンバーが揃うように
なっていますが、
ココで57キロ以上の
ハンデをしっかり
もらうような実力馬の
ほうが、その程度の
ハンデは影響せずに
力通り走れているコトが
多いレースと言えます。

 

 

【ポイント6】
前走「リゲルS」組が
よく馬券に絡む

→2016年以降では
前走「リゲルS」組が
6頭馬券に絡んでいます。

 

16年1着 ウインプリメーラ  3番人気
18年1着 ブラックムーン   4番人気
18年3着 レッドアンシェル  1番人気 
19年1着 パスクアメリカーナ 1番人気
20年1着 サウンドキアラ   3番人気
21年3着 エントシャイデン  14番人気

 

このように、ほぼ
1年に1頭のペースで
前走「リゲルS」組が
馬券圏内に快走中。

一昨年は14番人気の
エントシャイデンが
大きな「3着穴」を
開けました。

この6頭の
リゲルSでの着順は
5・5・1・1・3・10。

つまり、リゲルSで
馬券圏内に走らなかった
馬でも、京都金杯で
挽回するケースもある、
というワケです。

 

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

京都金杯 ポイント2・4・5 該当馬

【ポイント2/父キングマンボ系】 6頭
  アルサトワ
  エアロロノア
  オニャンコポン
  カイザーミノル
  タイムトゥヘヴン 
  ダイワキャグニ-

【ポイント4/明け7歳超】 ▼軽視馬として 6頭
  エントシャイデン
  カイザーミノル
  シュリ
  ダイワキャグニ-
  ピースワンパラディ
  ミッキーブリランテ

【ポイント5/ハンデ58キロ以上】 6頭
  イル-シヴパンサー
  エアロロノア
  シュリ
  タイムトゥへヴン
  ダイワキャグニ-
  ベレヌス

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
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