『中山金杯2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「中山金杯」の
穴馬探しを
お届けします。

中山金杯は
1月5日(木)に
中山で行われる、
年明け恒例のG3重賞。

2023年、
最初の重賞で
皆様の馬券も
好スタートを切って
頂ければと思います。

早速、中山金杯の
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
とにかく
前走「GI」出走馬が
走らない

→タイトルどおり。
これが中山金杯の
キモでしょう。

中山金杯は
「前走GI出走馬」が
苦しむレースです。

近10年の中山金杯で
『前走でGIに出走して
いた馬』は下記19頭。
全成績を診てください。

 

13年ジャスタウェイ   3着 前走秋天
14年ケイアイチョウサン  5着 前走菊花賞
14年レインススティック 10着 前走秋天
15年ロゴタイプ     2着 前走マイルCS
15年マイネルフロスト  6着 前走菊花賞
15年アンコイルド    12着 前走JC
15年ラブイズブーシェ  14着 前走秋天
16年ブライトエンブレム  6着 前走菊花賞
18年カデナ       10着 前走秋天
19年ウインブ      1着 前走マイルCS
19年タイムフライヤー   5着 前走菊花賞
19年コズミックフォース 13着 前走菊花賞
20年ザダル       8着 前走菊花賞
20年カデナ       11着 前走秋天
21年カデナ       11着 前走秋天
21年リュヌルージュ   15着 前走エリ女
21年ディープボンド   14着 前走菊花賞
21年ダーリントンホール 17着 前走ダービー
22年カデナ       11着 前走
22年ディープボンド   14着 前走
22年リュヌルージュ   15着 前走
22年ダーリントンホール 17着 前走

 

合計(1.1.1.19)。
直近でGIレースに
出走した格上馬とは
思えない成績です。

昨年・一昨年は
4頭ずつ「該当馬」が
出走しましたが
オール11着以下。

さらにポイントは
「前走G1出走馬」=
過剰に人気を背負う事が
多いコトです。

上記22頭中、半数の
11頭が1~5番人気の
上位人気馬でした。

その点を鑑みると
(1.1.1.19)の成績は、
さらにヒドく感じます。

前走GI出走=前走で
「秋の目イチ勝負」を
終えてきた馬。

ですから、年明けの
ココではもう余力に
乏しかったり、GI後に
休みを挟んで体調がまだ
ピークでないコトが多く
苦戦傾向なのでしょう。

 

 

【ポイント2】
「距離短縮馬」が
全くダメなレース

→近10年の前走からの
距離延長&短縮別の
成績を診てください。

 

前走と同距離   複勝率24% 6.6.7.59
前走から距離延長 複勝率18% 3.4.3.45
前走から距離短縮 複勝率 4% 1.0.0.25

 

このように、前走で
2200mよりも長い
距離を使っていた
「距離短縮組」が
大苦戦。

前走で長めの距離を
ノンビリ使ってくると、
中山芝2000m重賞の
忙しい流れへの対応が
なかなか難しいのかも
しれません。

ともあれ、ココまで
極端な傾向が出るのも
また珍しいコトですから
留意したいところです。

 

 

【ポイント3】
前走からハンデが
増えた馬が強い

→近10年の
前走からの「斤量」の
増減別成績は、下記の
とおりです。

 

前走から斤量増 複勝率60% 8.4.3.10
前走と同斤量  複勝率11% 0.3.4.55
前走から斤量減 複勝率11% 2.3.3.64

 

これも、かなり
極端な傾向が出現。
このとおり、前走から
斤量増の馬が断然の
好アベレージです。

20年トリオンフや
18年ウインブライトの
ように、実力上位馬が
重めのハンデを背負うも
実力でクリアして勝って
しまう事が多いという事。

また、17年の
ツクバアズマオーや
16年ヤマカツエースの
ように「前走を勝った
目下好調馬」が、その
近況充実度が評価され
ハンデを背負わされるも
目下の好調度で跳ね返して
しまうケースも少なく
ありません。

いずれにせよ、
中山金杯における
「前走から斤量が
増えた馬」には、
何らかのポジティブな
理由が隠されている、
ということなのです。

 

 

【ポイント4】
ノ-ザンダンサー系の
馬が好調

→近10年(1.3.5.14)、
複勝率39%と絶好調。
一昨年もテリト-リアルが
3着穴をあけました。

地力とパワーが必要な
この時期のタフな中山芝。
ゆえに当系統の鈍重な
底力が活きるのでしょう。

 

 

【ポイント5】
極端な「枠」傾向

→近10年の枠別・
成績を診てください。

 

1・2枠 2.5.4.25 複勝率31%
3・4枠 6.1.2.30 複勝率23%
5・6枠 2.2.3.32 複勝率18%
7・8枠 0.2.1.42 複勝率 7%

 

さすがに、これほど
極端な枠傾向が出ている
重賞も珍しいでしょう。
7・8枠が大不振です。

そして内枠から外枠に
なるにつれて、キレイに
成績が落ちています。

年末はAコース施行の
中山芝ですが、年が
明けるとCコース施行に
替わります。

この馬場設定の変更で、
馬場の内側に状態の
良い走路が現れるコト、
内ラチが外へ張り出す
ため外を回ると大回りを
強いられて苦しくなる
コトが要因でしょう。

外枠の馬は、一律で
少し評価を割り引く
くらいで丁度いい
レースです。

 

 

【ポイント6】
超ベテラン不振

→7歳以上の馬が
近10年(2.0.3.59)、
複勝率8%と不振。
明け4歳~6歳に
大差はありませんが
7歳を超えると大きく
成績が下がります。

 

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

中山金杯 ポイント1・2・4 該当馬

【ポイント1/前走GI出走馬】 ▼軽視馬として 3頭
  ウインキートス
  クリノプレミアム
  フェーングロッテン

【ポイント2/距離短縮馬】 ▼軽視馬として 7頭
  ウインキートス
  エヴァ-ガーデン
  クリノプレミアム
  サイモンサ-マル
  フェーングロッテン
  ラ-ゴム
  レインカルナティオ

【ポイント4/父ノ-ザンダンサー系】 1頭
  カレンルシェルブル

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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