『フェアリーS2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「フェアリーS」の
穴馬探しを
お届けします。

フェアリーSは、怒濤の
新年開催ラッシュの
最終日…1月9日(月祝)に
中山マイルで行われる
明け3歳牝馬のG3重賞。

早速、フェアリーSの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。

なお、一昨年は
会員様に推奨した
「推奨馬」の
ホウオウイクセルが
8番人気2着に快走。

昨年も、人気でしたが
「推奨馬」の
スターズオンアースが
堅く2着に好走。

ここ2歳続けて
一応の「結果」が
出ましたので
今年も、昨年までの
当欄で用いた内容を
引き続き使いつつ、
話を進めていきます。

 

 

 

【ポイント1】
関西馬が苦戦

→関東の重賞レースでも
今や珍しい傾向?と
言えるかもしれません。

近10年の東西所属別・
成績は下記のとおり。
関西馬が苦戦傾向です。

 

関西馬 複勝率10% 0.2.1.26
関東馬 複勝率21% 10.8.9.104

 

 

【ポイント2】
最終調教の
上がりタイムに注目?

→近3年の当レースに
おける「最終調教の
上がり時計」別の
成績を診てください

 

12.7秒以上 複勝率 6% 0.1.0.15
12.6秒以下 複勝率25% 3.2.3.24

 

このように明暗明確。
最終調教のコースに
関わらず、上がりが
掛かっていた馬が、
全く走れていません?

このフェアリーSの
レースじたいは
「上がり特化戦」では
ないのですが、
調教ですらこの程度の
終い脚を使えていない
ようでは、そもそもの
能力的に厳しいという
事なのかもしれません。

 

 

【ポイント3】
ミスプロが「穴」を
つれてくるレース

→近年の当レースの
重要なポイントです。

近8年の当レースで
「6番人気以下」の
人気薄で馬券圏に
好走した穴馬11頭の
血統を診てください。

 

15年1着 ノットフォーマル  父○  11番人気  
15年2着 ローデッド          8番人気
16年2着 ダイワドレッサー  母父○ 10番人気
16年3着 ダイワダッチェス  父 ○  7番人気  
17年1着 ライジングリーズン 母父○ 10番人気    
17年3着 モリトシラユリ       7番人気
18年2着 スカーレットカラー 母父○  6番人気
18年3着 レッドベルローズ  母父○  7番人気
20年2着 チェーンオブラブ  母父○  7番人気
21年1着 ホウオウイクセル  父○   8番人気
21年3着 べッラノーヴァ       6番人気
22年3着 ビジュノワ-ル       7番人気

 

○=ミスプロ系。
上記のように12頭のうち
8頭に○印が付きました。

このように
フェアリ-Sは
「父または母父が
ミスプロ系の馬」が
穴をたくさんあける
レースなのです。

フェアリーSは、
今の時期の3歳牝馬に
とってはタフな流れ&
舞台での一戦。

そんな厳しいレースで
好走するためには、
一定のスピードと共に、
それを維持する礎となる
パワーが必要。

たとえば
ダートの前傾ラップでも
平気で走れるような
「パワー」要素が有効に
なってきます。

ゆえに、まさにそんな
レースに強いパワー筋の
ミスプロの血を太めに
持っている馬が、やや
力で劣っていても
好走できている…という
ことなのでしょう。

 

 

【ポイント4】
前走ダート出走馬も
ほぼ走らない

→近10年の全出走馬の、
前走の「芝ダート」別の
成績を診てください。

 

前走ダート 複勝率 6% 0.0.1.15
前走芝   複勝率20% 10.10.9.115

 

このように、前走で
ダートに出走した馬は
ほとんど全滅状態。
一昨年も3頭が、昨年も
2頭出走で全滅でした。

そもそも、この時期に
いきなり路線を変えてくる
ような馬では苦しいという
ことなのでしょう。

 

 

【ポイント5】
魔の16番枠

→近10年の当レースで
16番枠に入った馬が
通算(0.0.0.10)。

最近は外枠不利傾向が
かなり薄れてきている
中山芝マイルですが、
さすがにこの時期の
3歳牝馬が16番枠に
入ると苦労するのか
近10年で全滅中です。

2017年には2番人気の
キャスパリーグが
2018年には1番人気の
テトラドラクマが、
魔の16番枠に入って
圏外にトンでいます。

 

 

【ポイント6】
中2週以下の馬が
全く走っていない

→近10年の全出走馬の、
前走からの「間隔」別の
成績を診てください。

 

中2週以下 複勝率 4% 1.0.0.25
中3週以上 複勝率22% 9.10.10.105

 

このように
中2週以下の馬は
ほとんど全滅状態。

昨年も3頭出走して
全滅でした。

何かと繊細で難しい
明け3歳の牝馬による、
年末年始を挟んだ
変則日程下で行われる
レースですから、間隔が
詰まった馬ではなかなか
理想の調整が難しい…と
いうコトなのでしょう。

 

 

【ポイント7】
1戦1勝馬は
要マーク

→近10年(2.1.5.20)、
複勝率29%。ちなみに
牝馬限定の新馬戦を
勝ち上がってきた馬に
限ると複勝率33%と
さらにアベレージは
上昇します。

 

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

フェアリーS ポイント1・4・6 該当馬

【ポイント3/父or母父ミスプロ系】 13頭
  アンタノバラード
  エナジーチャイム
  コウセイマリア
  サイモンオリーブ
  サトノエスポ
  スピードオブライト
  チハヤ
  ディナトセレーネ
  トラベログ
  バルクリチュード
  マジカルワード
  メイクアスナッチ
  ランスオブサウンド

【ポイント4/前走ダート出走馬】 ▼軽視馬として 4頭
  バルクリチュード
  チハヤ
  サトノエスポ
  グローリーカフェ

【ポイント7/1戦1勝馬】 6頭
  ディヴァージオン
  トラべログ
  バルクリチュード
  ブルーイングリーン
  マジカルワード
  リックスター

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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