『中京記念 2017の穴馬探し予想PART2』シベリアン
引き続き「中京記念」の
穴馬探しです。
PART1では
中京記念の血統ポイントなどに
ついてお伝えしました。
今回は、他の中京記念の
ポイントを記していきます。
【ポイント3】
直近でGIに出走していた馬が
大苦戦
→2走どちらかで「GI」に
出走していた馬は当レースで
(1.1.0.12)複勝率14%。
直近でGIに出走していた馬=
「格が上の馬」のハズですが
非常に低調な成績です。
昨年も、唯一の該当馬だった
トウショウドラフタが
2番人気ながら12着に
大敗しました。
ローカルG3の中京記念に、
直前でG1に出走していた
ほどの格上馬が出ていると
思わず買いたくなりますが、
直前の春GIで一旦目イチに
仕上げられ、それから
あまり日が経っていない
(=体調をベストに戻せて
いない)馬が中京記念に
続戦してきても、結局は
「余力」に乏しい事が多く
苦戦することが多いのです。
なお前述(1.1.0.12)のうち
勝った馬は3年前の
サダムパテックでしたが、
サダムパテックの場合、
前走の安田記念=休み明け。
つまり安田記念が目イチの
仕上げできはなく、実質的に
叩き台だったワケです。
ゆえに「前走G1出走馬」でも
お釣りがあったため勝てた、
ということでしょう。
ともあれ、直前のGI出走馬を
中京記念で「格上だから」と
安易に信用するのは危険です。
【ポイント4】
ハンデが軽すぎる馬は
走らない
→タイトルどおり。
近5年の中京記念の
ハンデ別・成績を診て
ください。
54キロ以下 複勝率 9% 0.2.0.21
55キロ 複勝率15% 1.0.1.11
56キロ 複勝率17% 0.2.2.20
57キロ 複勝率30% 3.1.1.10
58キロ 複勝率40% 1.0.1.3
説明不要でしょう。
このように54キロ以下の
馬は、ほとんど全滅状態。
しかも、54キロ以下で
連対した2頭はいずれも
「牝馬」でした。
つまり、54キロ以下の
牡馬はまったく馬券に
絡めていないのです。
夏のローカルハンデ重賞=
軽ハンデ馬を買いたくなる
ところですが、中京記念は
ソコソコのハンデを背負った
「ソコソコの実力があると
胴元に認められている馬」の
ほうが好走している、と
いうこと。
コース的には相応の地力・
馬力も必要な一戦ですから
極端にハンデが軽すぎる
ような「地力がハッキリ
劣っている馬」では
いくら軽ハンデを貰っても
ダメなのかもしれません。
【ポイント5】
逃げ馬は全滅中
差しが効くレース
→近5年で「逃げた馬」は
(0.0.0.5)。今夏の中京も
そうですが、梅雨末期の
中京記念週の中京の馬場は
総じて荒れ模様ですから
外差しが効きやすく、逆に
逃げた馬は粘り切れません。
実際に近5年の好走馬の
15頭中、なんと10頭が
4角で9番手より後ろに
構えていた差し馬でした。
芝コースに配水管が新たに
設置された昨年は「さすがに
前が残るのでは?」とも
事前に考えていましたが、
それでも結局は差し決着に
終わっています。
以上5点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。
PART3・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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