『中山記念2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「中山記念」の
穴馬探しを
お届けします。

関東の開催は、
次週から再び中山へ
戻ります。皐月賞まで
8週のロングラン開催。

中山記念は
2月26日（日）に
中山芝1800mで
行われる、伝統の
G2重賞です。

早速、中山記念の
ポイントを幾つか
お伝えしましょう。

【ポイント1】
負ける1番人気の
「共通項」

→1番人気馬は
近10年（3.0.0.7）と
かなり成績不安定。

凡走したその7頭の
顔ぶれを診てください。

13年　タッチミ－ノット　4着　2ケ月ぶり
14年　トウケイヘイロー　6着　3ケ月ぶり　前走G1
15年　イスラボニータ　　5着　3ケ月ぶり　前走G1
17年　アンビシャス　　　4着　4ケ月ぶり　前走G1
18年　ペルシアンナイト　5着　3ケ月ぶり　前走G1
19年　ディアドラ　　　　6着　2ケ月半ぶり　前走G1
22年　ダノンザキッド　　7着　3ケ月ぶり　前走G1

このように、13年の
タッチミ－ノットを
除いた6頭はすべて
前走で「G1」に出走、
そこから2ケ月半超の
休みを挟んだうえで
中山記念に出走して
1番人気を裏切って
散ったのでした。

前走でG1に出走した
ほどの馬ですから
人気に推されるのは
必然ですが、たとえ
人気でもあまり信用が
できないというコト。

そんな馬だからこそ
「中山記念が大目標」で
あるワケがなく、甘めの
仕上げで出てきて凡走する
ケースが多いのです。

上位人気になりそうな
当項目の「該当馬」＝
前走G1出走で今回が
2ケ月半超の休明けの
馬は信用しすぎる
べからず、です。

【ポイント2】
「4角先頭馬」が
やたら強いレース

→タイトル通りです。
論より証拠。近10年の
「4角先頭馬」の成績を
診てください。

13年　シルポート　　　　　3着　8番人気
14年　トウケイヘイロー　　6着
15年　ロゴタイプ　　　　　2着　2番人気
16年　ラストインパクト　　6着
17年　マイネルミラノ　　　9着
18年　マルターズアポジー　3着　6番人気
19年　マルターズアポジ－　7着
20年　マルターズアポジ－　6着　
21年　ウインイクシード　　3着　7番人気　
22年　パンサラッサ　　　　1着　2番人気

このように（1.1.3.5）、
複勝率50％と非常に
優秀なアベレージ。

ちなみに上記以前の
2012年も7番人気の
シルポートが逃げて
2着でしたので、
近11年で括ると
（1.2.3.5）同55％と
なります。　

たとえ道中がタフに
淀みなく流れても、
小回りトラック＋
内回りコースの利を
しっかり活かして
後続に「追走脚」を
ダラダラ使わせる形を
取れれば、前で進めた
いた馬が粘れるのです。

しかも、上記のように
粘り切った5頭の中に
1番人気馬はいません。
馬券妙味も4角先頭馬が
供していると言えます。

【ポイント3】
重賞勝ち経験の有無が
明暗を分ける？

→近10年の出走馬の、
中山記念を迎えた時点の
「重賞勝ち経験の
有無別」の成績を診て
ください。

重賞勝ちなし　複勝率 8％　0.1.2.33
重賞勝ちあり　複勝率30％　9.9.8.60

これが取捨の決定的な
分かれ目となっていると
言ってもいいほどの、
極端なアベレージ差です。
まずは重賞馬に注目の
レースと言えます。

【ポイント4】
栗東Cウッド組が
苦戦

→当レースで好走する
ために必要な素養と少し
ズレが出るのでしょうか、
最終追い切りを栗東の
Cウッドで施された馬が
近5年（0.1.0.8）と
かなり不振です。

【ポイント5】
牝馬が強い

→近10年（1.3.1.8）。
勝ち切りませんが
複勝率39％は牡馬の
23％を大きく上回って
います。