『阪急杯2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「阪急杯」の
穴馬探しを
お届けします。

阪急杯は
2月26日(日)に
阪神芝1400mで
行われるG3重賞。

高松宮記念への
ステップレースと
なります。

早速、阪急杯の
ポイントを幾つか
お伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
ウッド追いの馬が
「全滅中」のレース

→阪急杯最大のキモは
これかもしれません。

近5年の最終調教の
コース別の成績を
診てください。

 

栗東・Cウッド 複勝率 0% 0.0.0.17
美浦・ウッド  複勝率 0% 0.0.0.12
栗東・坂路   複勝率27% 4.5.4.36
美浦・坂路   複勝率17% 1.0.0.5

 

このように最終調教を
ウッド(栗東/美浦)で
施された馬が全滅中。

さすがに、ここまで
極端なデータは
珍しいと思います。

要は毎年、坂路馬の
ワンツースリーが
繰り返されている
ワケです。

阪神芝1400m重賞=
何よりもパワーが
求められますから、
パワー以外の要素を
整える傾向が強い
ウッドコースでの
調教を直前に施された
馬ではキツいのかも
しれません。

 

 

【ポイント2】
内枠天国

→阪急杯が、新しい
阪神の芝1400mで
行われるようになった
2007年以降、15年の
枠別成績を診て下さい。

 

1・2枠 複勝率35% (7.7.7.39)
3・4枠 複勝率19% (2.5.5.50)
5・6枠 複勝率 6% (2.1.1.60)
7・8枠 複勝率15% (6.2.3.62)

 

一目瞭然。とにかく
阪急杯は内枠有利の
レースです。

16年間で馬券に絡んだ
48頭中、じつに21頭が
1枠2枠という極端さ。

タイトな内回り、
しかも終始一貫速めの
スピードが持続される
阪神芝1400mの重賞。

ですから外枠の馬は
なかなかコースの内へ
潜れません。そのまま
外を回らされるキツい
レースを強いらます。

という事で当レースで
毎年、これほど極端な
内枠有利の傾向が出て
いるのでしょう。

今年と同様、開催が
たてこむ状況下で
行われた昨年でも
9番人気の1枠馬が
連に絡んで穴を提供。
今年も要注意です。

 

 

【ポイント3】
格の足りない馬は
厳しい

→近10年の
前走クラス別の成績を
診てください。前走で
「非・重賞」を使った
馬が苦戦しています。

 

非・重賞 複勝率11% 2.1.3.47
重賞   複勝率20% 6.9.7.86
(海外2.0.0.0)

 

G1直前ゆえA級馬も
多数出走しますし、
それらの馬が
(本番まであまり日も
無いため)けっこう
きっちり仕上げて
ココに出てきますので、
前走で非重賞を使った
ような格下の馬では
そもそも苦しいという
コトなのでしょう。

 

 

【ポイント4】
前走で
1秒以上負けた馬の
挽回は難しい

→近10年の当レースで、
「前走で1.0秒以上の
着差で負けていた馬」が
(1.0.1.37)とまったく
ダメです。複勝率5%。

テンから速いラップの
忙しい流れになる
当レースゆえ、前走で
大きな着差を付けられた
スピード不足の馬では
そもそも厳しいのです。

 

 

【ポイント5】
グレイソヴリン?
ダンチヒ?

→京都競馬場の
改修工事の影響で、
一昨年・昨年の
阪急杯は、例年の
「その年の阪神の
開幕週」施行では
ありませんでした。

2週前からすでに
馬場が使い込まれ、
かつ前年暮れも
例年より多くレースが
行われた、いわゆる
「いつもの年よりも
疲弊した馬場状態」で
行われたのが近2年の
阪急杯。

その近2年の当レースで
現れた「血統傾向」を
診てください。

 

21年
1着 1番人気  母父ダンチヒ系
2着 10番人気 母父ダンチヒ系
3着 4番人気

22年
1着 1番人気
2着 8番人気 母父グレイソヴリン系
3着 6番人気 母父グレイソヴリン系

 

各年でダンチヒ系・
グレイソヴリン系が
このようにセットで
好走。

ダンチヒ系は
もともと当レースに
好相性の血筋ですので
セット好走も納得ですが
疲弊馬場の当レースでも
やはり走るというコト。

グレイソヴリン系は
過去の当レースでほぼ
ノーマークでしたが
疲弊馬場で浮上したと
診るのが正解でしょう。
しかも人気薄の2・3着を
この筋が占めました。

今年も引き続き、
両血筋を太く持つ馬は
注視したいと思います。

 

 

【ポイント6】
関東馬は
非常に厳しい

→近10年の東西別の
成績を診てください。
地元・関西馬が
関東馬を圧倒しています。

 

関西馬 複勝率20% 8.9.9.105
関東馬 複勝率13% 2.1.1.28。

 

 

【ポイント7】
前走1200m出走馬が
苦戦傾向

→近10年の前走距離別の
成績を診てください。
前走1200m出走馬が
やや苦戦しています。

 

1200m 複勝率15% 3.3.3.53
1400m 複勝率25% 3.5.3.33
1600m 複勝率18% 4.2.4.47 

 

前走でマイル超を
使ってきた短縮組が
すごく強いワケでは
ありませんが、ただ
疲弊馬場で行われた
近2年は下記のように
前走でマイル重賞&
リステッドを使って
きた馬が、好走馬の
半分を占めています。

21年
 1着馬 前走マイル重賞
 2着馬 前走マイルリステッド
 3着馬 前走1400m重賞
22年
 1着馬 前走マイル重賞
 2着馬 前走1400m重賞
 3着馬 前走1200m重賞。

 

 

【ポイント8】
前走スローペース経験馬が
苦戦傾向

→近5年の出走馬で
前走スローペースの
レースを走ってきた馬は
近5年(1.0.0.11)、
複勝率8%。

さすがに前走でゆったり
ノンビリ走ってくると
慌ただしい当レースの
流れに対応しづらいと
いうコトなのでしょう。

 

 

 

以上8点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

阪急杯   ポイント4・7 該当馬

【ポイント4/前走で1秒以上負けた馬】 ▼軽視馬として 2頭
  ホウオウアマゾン
  メイショウベンガル

【ポイント7/前走1200m出走】▼軽視馬として 7頭
  グレイイングリーン
  ディヴィナシオン
  ホープフルサイン
  メイショウメイケイ
  メイショウチタン
  リレーションシップ
  ロードベイリーフ

 

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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