『スプリングS2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「スプリングS」の
穴馬探しをお届けします。

「スプリングS」は
3月19日(日)に
中山競馬場で行われる
皐月賞トライアル。

上位3頭に
皐月賞への優先出走権が
与えられます。

早速、当レースの
ポイントを幾つか
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
まずは前走履歴の
ココに注目

→近10年の
前走着順別・成績を
診てください。

 

前走で1・2着 複勝率29% 8.7.8.56
   3・4着 複勝率33% 2.3.1.12
   5着以下 複勝率 3% 0.0.1.34

 

すごく単純な事ですが
このように、前走で
5着以下だった馬は
当レースで連対ゼロ。
3着も僅か1頭。

つまり?でに前走で
一旦底を見せた馬が、
さらにメンバーが厚く
揃ってくる当レースで
巻き返すのは容易では
ないワケです。

クラシック前哨戦に
ありがちな傾向ですが
1冠目直前の当レースは
この傾向が一層顕著に
現れている印象です。

 

 

【ポイント2】
前走ペース+距離に
注目?

→近5年の当レースで
「スローペースで流れた
芝1800m戦」を前走で
使った馬が(2.0.0.16)、
複勝率11%と不振です。

このスプリングSは
中身のヌルいレースに
あまりなりませんから、
前走で同距離ながら
「ヌルい流れに体感が
慣れされてしまった」
履歴はあまり良くない、
という事なのでしょう。

 

 

【ポイント3】
前走から
中3週以下の馬が不振

→前走から中3週以下の
馬と、中4週以上の馬で
成績が大きく違うのも
当レースの特徴です。

近10年の
レース間隔別の成績は
下記のとおり。

 

前走から
中3週以下 複勝率13% 2.2.2.42
中4週以上 複勝率29% 8.8.8.60

 

昨年は中3週以下の
馬が3頭いましたが
オール7着以下。

皐月賞トライアルに
何とか間に合わせようと
直前にキツいローテで
使ってきた馬=余力に
乏しいということかも
しれません。

 

 

【ポイント4】
前走で1秒以上
負けていた馬も厳しい

→近10年(0.0.1.16)、
複勝率6%。背景は
上記【ポイント1】と
同じです。

 

 

【ポイント5】
キャリア6走以上の
馬は苦しい

→近10年(1.0.2.27)、
複勝率10%。この
レースを迎える時点で
「使い倒されている」
早熟タイプの馬でも
苦しいのでしょう。

 

 

【ポイント6】
前走が新馬戦、
未勝利戦、
オープン特別、
リステッド戦の馬は
連対ゼロ

→近10年の前走別の
成績を見てください。
タイトルに挙げた4種の
レースを前走で使った
馬は連対ゼロとかなり
苦しんでいます。

 

新馬&未勝利戦    複勝率 7% 0.0.1.13
オープン&リステッド 複勝率30% 0.0.3.7
1勝クラス      複勝率25% 6.4.2.37
重賞         複勝率25% 4.6.4.42

 

新馬&未勝利戦を
勝ってきたばかりの
馬では単純にココでは
レベル的に苦しいですし、
重賞ではないオープンや
リステッドを使ってきた
馬でも相手強化にあまり
対応できない、という
ことなのでしょう。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

スプリングS   ポイント1・3 該当馬

【ポイント1/前走5着以下】 ▼軽視馬として 5頭
  オールパルフェ
  グラニット
  シーウィザード
  ドンデンガエシ
  マイネルビジョン

【ポイント3/前走から中3週以下】 ▼軽視馬として 7頭
  ウィステリアリヴァ
  シルトホルン
  ドンデンガエシ
  ハウゼ
  ホウオウビスケッツ
  マイネルビジョン
  メタルスピード

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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