『青葉賞2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「青葉賞」の
穴馬探しを
お届けします。

青葉賞は
4月29日(土祝)に
東京芝2400mで
行われる、注目の
ダービートライアル。

2着までに入ると
ダービーへの
優先出走権が
与えられます。

土曜施行の
レースですので
早速、青葉賞の
ポイントを幾つか
お伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
芝2200m超での
連対実績をチェック

→青葉賞のキモ。
じつは当レースでは
「芝2200m超の
距離で連対実績が
すでにある馬」が、
多く好走しています。

下記を診てください。
近8年の青葉賞で…

 

◆青葉賞以前に
 「芝2200m超」の
 レースで、連対実績が
 あった馬  複勝率29% 5.5.6.39
 なかった馬 複勝率11% 3.3.2.62

 

このように両者の
複勝率は、ほとんど
トリプルスコア状態。

昨年も「該当馬」の
ワンツースリーでした。

 

1着 プラダリア     2400m未勝利戦勝ち
2着 ロードレゼル    2200m水仙賞勝ち
3着 エターナルビクトリ 2200m未勝利戦勝ち

 

ココまで成績差が
出ているという事は
何か明確な理由がある、
というコト。決して
無視はできません。

穴も当傾向該当馬が
空けていますので
穴党の方も、まずは
この点をチェック。

 

 

【ポイント2】
前走未勝利戦・
オープン特別の
経由馬が大苦戦

→コレも明確な傾向が
現れているポイント。

近10年の前走別の
成績を診てください。

 

未勝利戦   複勝率 5% 1.0.0.19
1勝クラス  複勝率24% 6.7.8.68
オープン特別 複勝率 7% 0.0.1.13
重賞     複勝率18% 3.3.1.32

 

このように傾向は
極端です。前走で
未勝利戦を勝った
ばかりの馬は苦しく
(1.0.0.19)。

また、前走で
オープン特別を
使ってきた馬も
(0.0.1.13)と
連対がありません。

特に後者の場合は、
前走で重賞ではなく
メンバー落ちの
オープン特別戦を
あえて使っていた
ような現況の馬が
ココに入ってくると
さすがに厳しい、と
いう事なのでしょう。

 

 

【ポイント3】
ディープ関連馬が
毎年好走している

→青葉賞では毎年、
「父または母父が
ディープ」の馬が
馬券に絡んでいます。

 

18年3着  父ディープ 
19年2着 母父ディープ 
20年3着  父ディープ
21年1着 母父ディープ  
22年1着  父ディープ
22年2着  父ディープ
23年3着 母父ディープ 

 

昨年は、該当馬の
ワンツスリーでした。

力勝負キレ瞬発力勝負になりやすい、
正統派のコース(東京や阪神外回り)における、
紛れ少ない根幹距離のレース
しかも末脚をとことん
伸ばしあう展開ですから
ディープの血が素直に
活きやすいのでしょう。

もうそろそろ
「父ディープ」は
終了を迎えますので
今後は母父ディープ馬に
要注目となります。

 

 

【ポイント4】
美浦坂路追いの馬が
全滅中

→近7年の当レースの
最終調教のコース別の
成績を診てください。

 

栗東坂路   複勝率21% 3.3.2.31
栗東Cウッド 複勝率26% 2.2.1.14
美浦坂路   複勝率 0% 0.0.0.7
美浦ウッド  複勝率20% 2.2.4.32
ポリトラック 複勝率 0% 0.0.0.1 

 

このように
美浦坂路追いの馬が
全滅しています。

ダービーのチケットを
ガチで奪い合うレース。
舞台は東京芝2400m。
芝の設定はやや深め。

距離分のスタミナや
底力が存分に問われる
タフな一戦ですから、
色々な意味でヌルい
美浦の坂路で追われて
きたような馬では
何かと厳しいのかも
しれません。

 

 

【ポイント5】
8枠が大不振

→タイトルどおり。
近10年で連対ゼロ、
なんと(0.0.1.25)。

ここまで極端ですと
原因うんぬんではなく
シンプルに軽視する
策が正解でしょう。

 

1枠 複勝率24% 2.1.1.13
2枠 複勝率24% 1.3.0.13
3枠 複勝率22% 2.0.2.14
4枠 複勝率28% 1.2.2.13
5枠 複勝率30% 2.2.2.14
6枠 複勝率 5% 1.0.0.19
7枠 複勝率19% 1.2.2.21
8枠 複勝率 4% 0.0.1.25。

 

 

【ポイント6】
先週の東京の芝に
ついて

→日曜メーンの重賞は
前残り決着でしたが
2000m+牝馬戦という
ダブル特殊条件を鑑みる
必要はあるでしょう。
開幕週の脚質は全体的に
フラットな印象でした。

ただ、レース数を
使い込まれるにつれて
内から踏み固められて
いきますから、極端に
雨に祟られないか限り
徐々に内有利前残りの
傾向が現れてくると
診ます。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
青葉賞  ポイント1・3 該当馬

【ポイント1/芝2200m超で連対実績がない馬】 ▼軽視馬として 7頭
  アサカラキング
  クレオメデス
  グランヴィノス
  ティム-ル
  ハ-ツコンチェルト
  ヒシタイカン
  マサハヤウォルズ

【ポイント3/父または母父ディープ】 2頭
  クレオメデス
  マサハヤウォルズ

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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