『安田記念2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「安田記念」の
穴馬探しを
お届けします。

安田記念は
6月4日（日）に
東京で行われる、
春のマイル王決定戦。

今年はG1馬が
10頭も揃う、
超豪華メンバーに
なりました。

さっそく今年の
安田記念の
ポイントを
お伝えします。

【ポイント1】
近年の「穴馬」の
共通項とは？

→近5年で、下記3頭の
8番人気以下の穴馬が
馬券に絡みました。

18年1着　モズアスコット　　9番人気
21年1着　ダノンキングリー　8番人気
22年3着　サリオス　　　　　8番人気

上記の穴馬3頭には
4つ「共通項」が
ありました。

◆前走1～4番人気
　→元々それほど
　　実力のある馬である

◆初勝利が芝マイル戦
　→それほどマイル適性が
　　高い馬である

◆前走から騎手が
　乗替りだった
　→乗替りで新味が出た

◆母父ノーザンダンサー系
　→安田記念が
　　要パワーレースなので
　　ノーザンダンサーの血は
　　よく効く

今年も、この4条件に
パーフェクト該当する
馬が出走します。

その顔ぶれチェックも
穴探しの作業として
有用かもしれません。

【ポイント2】
とにかく牝馬が
よく走る

→近10年の牡牝別の
成績を診てください。

牡セン　複勝率16％　8.6.9.119
牝　　　複勝率39％　2.4.1.11

ヴィクトリアマイルが
終わったばかりの
この時期に牡混合の
G1にあえて挑戦して
くる牝馬＝それだけ
勝負掛かりなうえに、
力的にも通じる馬が
見込まれて出走して
きている、という
ことなのでしょう。

【ポイント3】
ヴィクトリアマイル組の
取捨の基準は…

→ヴィクトリアマイルを
前走で使った馬は
近10年（1.4.0.10）。

つまり好走したのは
5頭でしたが、この
5頭には下記3つの
共通項がありました。

★前走ヴィクトリアマイルで
　1～3番人気だった

★前走ヴィクトリアマイルで
　1～5着だった

★前走の
　ヴィクトリアマイルよりも
　さらに前に、東京での
　マイルG1で3着以内に
　好走した実績があった

なかなか厳しい上記の
条件ですが、これを
全クリアしていた馬が
安田記念でも牡馬の
壁を突破して快走して
います。

【ポイント4】
京王杯SC、
マイラーズCの
経由組が不振

→前走京王杯SC組は
近10年（1.1.1.24）、
複勝率11％と低調。
安田記念・京王杯SCで
レースの質が異なる
ことが要因でしょう。

またマイラーズCに
前走出走した馬も
不振で（1.0.4.32）、
複勝率14％。連対馬も
インディチャンプだけ。
安田記念との直結度が
意外に低い前哨戦です。

【ポイント5】
サドラ－持ちの馬が
よく走る

→父か母父が
サドラ－系の馬の
好走が多いのも
安田記念の特徴。
近8年で見れば
（3.3.1.4）、
複勝率64％の
高アベレージです。
妙味も十分。

15年　モ－リス　　　　　　1着　1番人気
16年　ロゴタイプ　　　　　1着　8番人気
16年　モ－リス　　　　　　2着　1番人気
17年　ロゴタイプ　　　　　2着　8番人気
18年　モズアスコット　　　1着　9番人気
18年　ダッシングブレイズ 14着　16番人気
19年　モズアスコット　　　6着　7番人気　
20年　ヴァンドギャルド　 10着　9番人気　　
21年　シュネルマイスター　3着　4番人気
22年　シュネルマイスター　2着　2番人気
22年　ヴァンドギャルド　 15着　13番人気　

今年は道悪になる
可能性も有りますが
そうなるとますます
該当馬を押さえる
策が賢明でしょう。

【ポイント6】
東京の重賞を
勝った実績が欲しい

→近6年の当レースで
馬券圏に好走した
18頭のうち17頭が
「安田記念前の時点で
すでに東京の重賞を
勝った実績があった」
馬でした。

昨年も該当馬3頭の
ワンツースリー。
逆に「非・該当」で
人気に推されていた
ファインルージュ、
セリフォス、
ソウルラッシュらが
圏外に敗れています。

【ポイント7】
極端な枠の馬は
苦しい

→近10年の当レースで
1・17・18番枠の馬は
連対がありません。
合計（0.0.2.16）です。

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
安田記念　　ポイント1・5　該当馬

【ポイント1／穴4条件にパーフェクト該当】　1頭
　　ダノンスコ－ピオン

【ポイント5／父 or 母父サドラ－系】　2頭
　　シュネルマイスター
　　ダノンスコ－ピオン