『小倉記念 2017の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「小倉記念」の穴馬探しを
お届けします。

 

小倉記念は夏の小倉名物の
ハンデ2000m重賞です。

 

4年前は、ラブリーデイを
推奨馬として会員様にお伝えしました。
(2着/5番人気)

 

3年前はサトノノブレスを
推奨馬として会員様にお伝えしました。
(1着/3番人気)

 

一昨年は、クランモンタナを
推奨馬として会員様にお伝えしました。
(4着/8番人気)

 

そして昨年も、クランモンタナを
あえて2年連続で推奨馬として
会員様にお伝えしました。
(1着/11番人気)

 

一昨年こそ惜しくも4着でしたが
上記のように小倉記念は毎年、
予想の「結果」が出ている
レース。

 

つまり『毎年の当欄で
紹介している当レースの
分析方法・プロセスが
間違っていない』という
ことになりますので今年も
できるだけ、昨年までの
当欄で使用してきた項目を
引き続き活用するように
したいと思います。

 

では早速、このレースの
ポイントをお伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
小倉記念=
「グレイソヴリン記念」

 

→すっかり有名になった?
血統セオリーですが、昨年も
当項目を満たした11番人気の
穴馬を推奨して1着。やはり
バカにできません。今年も
あえて、当項目をトップで
記します。

 

小倉記念は、
グレイソヴリン持ちの馬が
毎年好走するレースです。

 

近10年の当レースで
馬券圏に好走した全30頭の
該当状況を診てください。

 

07年1着 サンレイジャスパ(6)  ◆
07年2着 ニホンピロキース(7)  ◆
07年3着 アラタマサモンズ(10)
08年1着 ドリームジャーニ(2)
08年2着 ダイシングロウ (1)
08年3着 ケンブリッジレー(11) ◆
09年1着 ダンスアジョイ (16) ◆
09年2着 ホッコ-パドゥシ(1)
09年3着 クラウンプリンセ(9)
10年1着 ニホンピロレガ-(9)  ◆
10年2着 バトルバニヤン (4)  ◆
10年3着 スマートギア  (1)
11年1着 イタリアンレッド(4)  ◆
11年2着 キタサンアミーゴ(15) ◆
11年3着 リクエストソング(8)  ◆
12年1着 エクスペディショ(3)
12年2着 トーセンラー  (1)
12年3着 ナリタクリスタル(9)
13年1着 メイショウナルト(3)  ◆
13年2着 ラヴリーデイ  (5)  ◆
13年3着 マイネルラクリマ(1)
14年1着 サトノノブレス (3)  ◆
14年2着 マーティンボロ (6)
14年3着 メイショウナルト(2)  ◆
15年1着 アズマシャトル (6)
15年2着 ベルーフ    (2)
15年3着 ウインプリメーラ(3)
16年1着 クランモンタナ (11) ◆
16年2着 ベルーフ    (4)
16年3着 エキストラエンド(6)

 

(カッコ数字)は人気順

 

 

◆=組成内にグレイソブリンの
血を備える馬ですが、出走馬の
絶対数が少ないにもかかわらず
およそ半数の14頭に◆印が
付きました。

 

また上記「近10年」以前の
06年も、9番人気だった
グレイソヴリン持ちの馬が
馬券圏内に激走しています。

 

このように、小倉記念=
グレイソヴリン持ちの馬に
要注意のレースですが、
まして◆印付き14頭の中に
1番人気馬は1頭もいません。

 

しかも、2ケタ人気馬が
4頭も含まれています。

 

つまり、穴馬が当レースで
人気馬と互角に走るために
有用な血となっていることも
よく分かります。

 

小倉記念はいつも淀みない
「タフな流れ」になるため、
好走するためにはパワーと
スタミナが豊富に必要。
しかも、息の長い脚も
求められます。

 

また、芝の状態が良好なので
速いスピードも出ますし
酷暑期の小倉での開催。馬に
とっては何かとしんどい要素が
満載のタフなレースですが
そんな消耗戦こそ、まさに
「グレイソヴリン」の出番。

 

スタミナ&パワーを十分備え、
息の長い脚を使える仔を数多く
輩出し、タフなレース条件での
台頭が多いグレイソヴリンの
血が、この小倉記念では大いに
活きているワケです。

 

今年もまずは出走全馬の
「血統表」を1つずつ開いて、
グレイソヴリンの血の保有の
有無を確認する行程から
予想作業をはじめましょう。

 

 

 

 

PART2では
さらに別のテーマに
ついて記していきます。

 

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。