『札幌2歳S2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「札幌2歳S」の
穴馬探しを
お届けします。

今年の夏競馬も、
アッという間に
ラストウイーク。

札幌2歳Sは
9月2日（土）に
札幌芝1800mで
行われる2歳の
G3重賞です。

土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントを記します。

なお3年前は
ユーバーレ－ベン、
一昨年は
オンリーオピニオン、
昨年はドゥアイズを
単独推奨。

順に
2着（5番人気）、
4着（7番人気）、
2着（6番人気）と
走っており、近年の
「予想プロセス」が
ほぼ合っていたと
言えますので近年に
用いた事項もあえて
引き続き使いつつ、
話を進めていきます。

【ポイント1】
調教コースで
まず見極める

→近7年の札幌2歳Sの
最終調教「場所」別の
成績を診てください。

札幌芝　　　複勝率26％　6.6.3.42
札幌ダート　複勝率15％　1.0.3.23

北海道に滞在中の
馬のために開場する
通称「ウラ函」＝
函館競馬場が、この
札幌2歳Sの週には
毎年、閉場して
しまいます。今年も
先週に閉場しました。

ゆえに函館滞在馬＝
函館追い切り馬は
この札幌2歳Sには
毎年出てきません。

よって上記のように
札幌の芝orダートで
追った馬が当レースに
出てくるワケですが
「芝」組が優勢。

路盤がカタく疲れが
残りやすいと不評な
札幌ダートコースで
追い切られた馬の
苦戦が続いています。

【ポイント2】
前走の「距離」で
見極める

→近10年（函館施行の
13年除く12年～）の
前走・距離別の成績を
診てください。

1800m　　　複勝率26％　8.8.8.70
札幌1500m　複勝率20％　1.2.1.16
その他　　　複勝率12％　1.0.1.15

このように
前走で今回と同距離の
1800m戦、または
今回と同じ札幌での
1500m戦を使ってきた
馬でないとほぼ走れて
いないコトになります。

【ポイント3】
「乗替りナシ」の
馬の成績が好調

→近10年の前走からの
乗替りの有無別の
成績を診てください。
（このデータは
13年も含めた近10年）

2歳戦らしく、
乗替りナシの馬の
アベレージが好調。
昨年も乗替りナシの
ワンツースリーで
決着しています。

乗替りナシ　複勝率27％　9.7.7.62
乗替りアリ　複勝率15％　1.3.3.40

【ポイント4】
パワー血統に注目

→近10年（函館施行の
13年除く12年～）に
5番人気以下で1～3着に
好走した穴馬12頭の
父を診てください。

12年3着馬　フレンチデピュティ
14年1着馬　ネオユニヴァ－ス
14年2着馬　バトルプラン
14年3着馬　キングカメハメハ
15年3着馬　ステイゴールド
16年1着馬　ネオユニヴァ－ス
17年3着馬　べーカバド
18年1着馬　ハ－ビンジャー
19年1着馬　ゴールドシップ
20年2着馬　ゴールドシップ
21年3着馬　ヴァンキッシュラン
22年2着馬　ル－ラ－シップ

このように
パワー型種牡馬が
ズラリ並びました。

当レースは
2歳馬が初経験する
「洋芝で好メンバーも
揃う重賞レース」。

各馬が早く動きますし
最終週で馬場もタフ。
馬にとってかなり
馬力要するシビアな
レースですから
パワー型種牡馬の仔が
これほど強い、という
コトなのでしょう。

【ポイント5】
「逃げた馬」は
かなりツラい

→近10年（函館施行の
13年除く12年～）で
逃げた馬の成績は
（1.0.0.9）。

唯一逃げ切ったのは
2016年のトラスト。
地方馬でした。

つまり、
「逃げた中央馬」は
1頭も残れていない
ワケです

【ポイント6】
1枠苦戦

→札幌の最終週は
毎年かなり芝の内が
荒れてきます。

ですのでスタートから
しばらく内を通らねば
ならない1枠は不利。
当レースでも、その
傾向が顕著です。

近10年（函館施行の
13年除く12年～）の
枠別成績で、1枠は
（0.0.3.7）と連対ゼロ。

しかも、近2年続けて
7・8枠のワンツー。
当レースに限っては
「外枠不利」と考える
必要は皆無です