『アルゼンチン共和国杯の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「アルゼンチン共和国杯」の
穴馬探しを
お届けします。

アルゼンチン共和国杯は
11月5日(日)に
東京芝2500mで
行われる伝統の
ハンデG2重賞です。

さっそく当レースの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
京都大賞典経由馬が
大不振

→なんと近10年で
(0.1.0.24)。
複勝率たった4%。

なぜ、これほど
不振なのか?ですが…

京都大賞典で
いい結果が出た馬、
逆に京都大賞典で
結果が出なくても
力の元値が高い馬は、
ともに京都大賞典の
次走でG1へ向かうのが
普通です。

しかし京都大賞典を
使った次走でG1へ
行かず、当レースに
出るというコトは…

京都大賞典で結果が
出ず「仕方なく」
ココに回ってきたか、
あるいは元々の力が
足りていないため
京都大賞典の次走で
あらかじめココを
照準にしていた馬。

そのどちらか…と
なるため、もともと
今回の好走の可能性が
低い馬であり、この
ような苦しい結果に
なっていると診ます。
いずれにせよ該当馬は
軽視が賢明でしょう。

 

 

【ポイント2】
前走G1出走馬強し

→京都大賞典組が
ダメなら、いったい
どの組が当レースで
強いのか?といえば
前走G1出走組。
近10年で(4.1.1.8)、
複勝率43%です。

 

 

【ポイント3】
ロベルトも強し

→近5年の当レースで
3着以内に好走した
15頭のうち、8頭の
父or母父or母母父が
ロベルト系でした。

実に好走馬の半数以上。
ロベルト関連馬の
出走頭数を鑑みれば
要注目の確率です。

つまり当レースでは
ロベルトを源とする
「パワー」が活きる、
というコト。

当レースの舞台=
東京の芝2500mは
ヌルいスローからの
ヨーイドンになったり
直線だけのキレ勝負に
なったりするコトが
少なめ。

淀みない平均ペースで
流れたり、早めから
ペースが速まったりと
けっこうタフな要素が
多い舞台です。

同じ東京の芝でも
2400mとは違って
坂下からスタート、
いきなり坂を昇る上に
その坂を2度上ります。
しかも平均ペースに
なる事が多いですから
距離ぶんのスタミナと
ともに「パワー」が
不可欠であり、この
ロベルトの血も活きて
いるのでしょう。

 

 

【ポイント4】
ディープ産駒が
大不振

→【ポイント2】で
記したようなレースの
ため、パワーとは逆の
キャラクターが色濃い
ディープ産駒は不振。
近6年で18頭出走して
(0.1.0.17)です。

 

 

【ポイント5】
3・4歳が
断然強いレース

→近10年の馬齢別の
成績を診てください。
3・4歳が他を圧倒。
近10年で7勝をあげて
います。

 

3歳  複勝率80% 2.0.2.1 
4歳  複勝率33% 5.3.3.22
5歳  複勝率21% 1.5.5.42 
6歳上 複勝率 6% 2.2.0.66

 

逆に6歳以上の馬は
ほとんど壊滅状態で
なんと複勝率6%。
これほどまで極端な
傾向のレースも珍しく
留意したいところです。

 

 

【ポイント6】
逃げ馬が大不振

→近10年で逃げた馬は
(0.0.0.10)と全滅。
展開を利して逃げ粘る
シーンが全く発生して
いません。

 

 

【ポイント7】
ハンデ戦だが
軽ハンデ馬が不振

→近10年のハンデ別・
成績を診てください。

 

54キロ以下  複勝率 8% 2.1.2.57
55・56キロ  複勝率29% 5.7.6.44
56.5キロ以上 複勝率21% 3.2.2.27

 

54キロ以下の
いわゆる軽ハンデ馬の
台頭が少なく、逆に
55キロ超を背負った
馬の成績が良好です。

近年はハンデ戦でも
実力上位馬に極端に
重いハンデが付く
ケースが少ないため
実力馬がソコソコの
結果が多いですが、
アルゼンチン共和国杯も
その傾向が顕著です。

今年から斤量概念が
変わっていますので
当データは参考程度に
診て頂きたいですが、
軽ハンデ馬が有利な
レースでは無い、と
いう概念は引き続き
活きるのでは?と
診ています。

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

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アルゼンチン共和国杯   ポイント1・2 該当馬

【ポイント1/前走が京都大賞典】 ▼軽視馬として 4頭
  アフリカンゴールド
  インプレス
  ヒートオンビート
  マイネルウィルトス

【ポイント2/前走がG1】 3頭
  テ-オーロイヤル
  ハ-ツイストワ-ル
  ヒュミドール

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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