『新潟2歳S 2017の穴馬探し予想PART1』シベリアン

引き続き「新潟2歳S」の
穴馬探しです。

 

PART1では
新潟2歳Sの血統傾向に
ついてお伝えしました。

 

今回は、他の当レースの
ポイントを記していきます。

 

 

 

【ポイント2】
「逃げ」で勝ってきた馬は
好走できない

 

→新潟2歳Sは、新馬戦や
未勝利戦を「逃げきり」で
勝ち上がってきた馬が
とにかく好走できません。

 

2011年以降の当レースに
出走した1ケタ人気馬のうち、
新馬戦や未勝利戦を逃げきりで
勝ち上がってきた馬は全部で
下記の7頭がいましたが、その
7頭の、新潟2歳Sでの成績を
診てください。コレが散々。

 

11年 ラフレ 10着(5番人気) 新馬戦 逃げて1着
12年 モーニ 10着(8番人気) 新馬戦 逃げて1着
13年 モズハ 8着(7番人気) 未勝利戦 逃げて1着
14年 ゴッド 15着(9番人気) 新馬戦 逃げて1着
15年 ルグラ 8着(3番人気) 新馬戦 逃げて1着
15年 タニセ 9着(6番人気) 新馬戦 逃げて1着
16年 アピー 4着(8番人気) 新馬戦 逃げて1着

 

 

このように(0.0.0.7)。
どの馬も、新潟2歳Sでは
長い直線に辛抱しきれて
いません。一昨年などは
3番人気馬が轟沈しました。

 

新潟2歳S=中位後方から差して
好走する馬が多いレース。
ゆえに当レースで好走する
ために大切なのは「差して
勝ってきた経験」ということ。

 

「差しきり勝ちを経験して
いない馬」は苦しいのです。

 

 

 

【ポイント3】
前走「ダリア賞」組が不振

 

→近10年の当レースの
前走別成績は下記のとおり。

 

オープンクラスのダリア賞を
使ってきた馬が、新馬戦や
未勝利戦を使ってきた馬より
複勝率が低い「逆転現象」が
起きています。

 

新馬戦  6.5.7.78 複勝率19%
未勝利戦 2.3.1.31 複勝率16%
ダリア賞 1.2.0.25 複勝率11%

 

 

当レース出走のダリア賞組=
ダリア賞で「好走」してきた
馬が多いですが、内回りの
1400m、しかも少頭数に
なることが多いダリア賞と、
外回りマイルで多頭数になる
新潟2歳Sでは、好走のために
求められる資質が「真逆」。
ゆえに、ダリア賞で好走して
きた馬は、新潟2歳Sでは
不振の傾向なのでしょう。

 

 

 

【ポイント4】
前走「東京」出走組に
要注意!

 

→当レースで通算(1.2.1.5)。
複勝率44%と優秀です。

 

新潟などと比べて「出走馬の
レベル」が高いのが、夏の
東京での2歳新馬戦。そんな
レースを勝ち上がってきた
馬には相応の評価が必要と
言えます。

 

 

 

【ポイント5】
前走「牝馬限定戦」で
勝ちあがってきた牝馬は
好走できない

 

→近10年(0.0.0.14)と全滅。
ソコソコのレベルのメンバーが
揃うレースですから、総じて
出走メンバーのレベルが低い
牝馬限定戦で勝ち上がってきた
馬ではツラいのでしょう。

 

牝馬ながら昨年の当レースを
勝ったウゼットジョリーは、
前走で「牝馬限定戦」では
なく、牡馬混合の新馬戦を
勝ち上がってきた馬でした。

 

 

 

 

以上の5点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

 

PART3・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。