『フェアリーS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「フェアリーS」の
穴馬探しを
お届けします。

フェアリーSは
1月7日(日)に
中山マイルで行われる
明け3歳牝馬のG3重賞。

早速、フェアリーSの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
ミスプロが「穴」を
つれてくる

→近年の当レースの
重要なポイントです。

近10年の当レースで
「6番人気以下」の
人気薄で馬券圏に
好走した穴馬16頭の
血統を診てください。

 

14年2着 ニシノアカツキ       10番人気
15年1着 ノットフォーマル  父○  11番人気  
15年2着 ローデッド          8番人気
16年2着 ダイワドレッサー  母父○ 10番人気
16年3着 ダイワダッチェス  父 ○  7番人気  
17年1着 ライジングリーズン 母父○ 10番人気    
17年3着 モリトシラユリ       7番人気
18年2着 スカーレットカラー 母父○  6番人気
18年3着 レッドベルローズ  母父○  7番人気
20年2着 チェーンオブラブ  母父○  7番人気
21年1着 ホウオウイクセル  父○   8番人気
21年3着 べッラノーヴァ       6番人気
22年3着 ビジュノワ-ル       7番人気
23年1着 キタウイング    母父○ 11番人気
23年2着 メイクアスナッチ  父○   7番人気
23年3着 スピードオブライト 父○   6番人気

 

○=ミスプロ系。
上記のように
16頭のうち11頭に
○印が付きました。

このように
フェアリ-Sは
「父または母父が
ミスプロ系の馬」が
穴をたくさんあける
レースなのです。

昨年は、該当穴馬の
ワンツースリー。
(11・7・6番人気)

フェアリーSは、
今の時期の3歳牝馬に
とってはタフな流れ&
舞台での一戦。

そんな厳しいレースで
走るためには、一定の
スピードと共にそれを
維持するパワーが必要。

たとえばダートの
前傾ラップでも走れる
ようなパワー要素が
有効になってきます。

ゆえに、そんな
レースに強いパワー筋の
ミスプロの血を太めに
持っている馬が、力で
劣っても好走できる…と
いうコトなのでしょう。

 

 

【ポイント2】
中2週以下の馬が
全く走っていない

→近10年の出走馬の、
前走からの間隔別・
成績を診てください。

 

中2週以下 複勝率 4% 1.0.0.22
中3週以上 複勝率21% 9.10.10.108

 

このように
中2週以下の馬は
ほとんど全滅状態。

繊細で難しい
明け3歳牝馬による、
年末年始を挟んだ
変則日程下で行われる
レースですから間隔が
詰まった馬では理想の
調整が難しい…という
コトなのでしょう。

 

 

【ポイント3】
魔のローテーション?

→近10年の当レースで
前走がG3重賞または
オープン特別だった馬が
19頭出走(2.0.0.17)、
複勝率11%と不振。

前走でG3かオープンを
使ったうえで、ココへ
出てくる馬→前走で
結果が出なかった、
いわゆる頭打ち感の
強い馬が多いコトも
この現象を助長して
いると診ます。

 

 

【ポイント4】
魔の16番枠

→近10年の当レースで
16番枠に入った馬が
通算(0.0.0.10)。

最近は外枠不利の
傾向が薄れてきている
中山芝マイルですが、
さすがにこの時期の
3歳牝馬が16番枠に
入ると苦労するのか
近10年で全滅中です。

2017年は2番人気の
キャスパリーグが
2018年は1番人気の
テトラドラクマが、
魔の16番枠に入って
圏外に消えました。

 

 

【ポイント5】
前走ダート出走馬も
ほぼ走らない

→近10年の全出走馬の
前走の芝ダート別・
成績を診てください。

 

前走ダート 複勝率 7% 0.0.1.14
前走芝   複勝率20% 10.10.9.116

 

このように、前走で
ダートを走った馬は
ほとんど全滅状態。
そもそもこの時期に
いきなり路線を変え
てくるような馬では
苦しいのでしょう。

 

 

【ポイント6】
最終調教の
コースに注目?

→近3年の当レースに
おける「最終調教の
上がり時計」別の
成績を診てください

 

美浦・坂路  複勝率44% 1.2.1.5
美浦・ウッド 複勝率15% 2.1.1.22
栗東・坂路  複勝率 0% 0.0.0.5
栗東・ウッド 複勝率 0% 0.0.0.4

 

このように、美浦の
坂路で追った馬が
圧倒的に好成績です。

今年は美浦の坂路が
リニューアルされて
最初に行われる
フェアリーSですので
当傾向がより色濃く
現れるのか、あるいは
関連性が薄くなるのか
注目したいと思います。

 

 

【ポイント7】
関西馬が苦戦

→関東の重賞でも
今や珍しい?と言える
傾向です。

近10年の東西所属別・
成績は下記のとおり。
関西馬が苦戦傾向です。

 

関西馬 複勝率11% 0.2.1.24
関東馬 複勝率21% 10.8.9.105

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
フェアリーS  ポイント2・3 該当馬

【ポイント2/中2週以下】 ▼軽視馬として 4頭
  カイトグート
  ニシノコイゴコロ
  メイショウヨゾラ
  ルクスノア

【ポイント3/前走がG3重賞かオープン特別】 ▼軽視馬として 4頭
  エリカリーシャン
  キャプテンネキ
  スティールブルー
  ラヴズコール

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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