『シンザン記念2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「シンザン記念」の
穴馬探しを
お届けします。

年頭の競馬は
土・日・月の
3日間開催。

シンザン記念は
1月8日（月）に
久々に京都マイルに
舞台を戻して行われる
明け3歳馬の最初の
G3重賞です。

早速、
シンザン記念の
レース傾向を
お伝えしましょう。

なお京都記念同様、
中京で行われた
2021年～2023年を
除く、2020年以前の
近10年データから
お伝えします。

【ポイント1】
距離延長組の
評価を下げたいレース

→京都施行近10年の
前走・距離別成績を
診てください。

1200m　複勝率 5％　0.0.1.18
1400m　複勝率 8％　0.1.1.22
————————–
1600m　複勝率31％　9.8.6.52
1800m　複勝率30％　1.1.1.7
2000m　複勝率10％　0.0.1.9

このとおり今回と
同じ距離のマイル、
または1800m戦を
経由してきた馬の
成績が優秀。

逆に前走で1200mや
1400mの「短め」の
距離に出走した馬の
成績が、散々です。

直近のレースで
テンからトバしていく
短距離戦の流れでは
なく、いったん道中で
溜めていくマイルや
1800m戦の流れを
経験してきた馬の方が
好走できる、という
コトなのでしょう。

【ポイント2】
キャリア6走以上の
馬が苦戦

→京都施行近10年の
キャリア別・成績を
診てください。
6走以上の馬がかなり
苦戦しています。

1戦　　　複勝率27％　1.2.1.11
2戦　　　複勝率29％　3.2.3.20
3戦　　　複勝率14％　1.1.2.24
4戦　　　複勝率21％　2.1.1.15
5戦　　　複勝率31％　3.2.3.18
6戦以上　複勝率 9％　0.2.0.20

【ポイント3】
やはり内枠が強い

→京都施行近10年の
枠別・成績を診て
ください。

1・2枠　3.4.2.20　複勝率31％
3・4枠　4.1.4.22　複勝率29％
5・6枠　1.3.0.33　複勝率11％
7・8枠　2.2.4.34　複勝率19％

少頭数の年もある分、
京都金杯と比べると
やや緩い傾向ですが
それでも4枠から内と
5枠から外の成績が
明確に異なる点は
京都金杯と同じです。

年始の京都競馬は
Aコース施行が恒例。
前年秋季の後半に
仮柵でカバーされて
いた綺麗な芝ですから
内々を通る内枠馬に
利が働きがちです。

【ポイント4】
じつは牝馬有利？

→京都施行近10年の
牡牝別成績は下記の
とおり。牝馬優勢です。

牝　　　複勝率32％　3.2.1.13
牡セン　複勝率20％　7.8.9.95

明け3歳「牡馬」の
場合、ホープフルSや
朝日杯FSが行われた
ばかり。しかも来週に
京成杯もあります。

いっぽう、牝馬は
同週にフェアリーSこそ
行われるものの12月の
阪神JFから少し間隔が
空いています。牡馬の
ように、12月にG1が
2つ行われたワケでも
ありません。

つまり、明け3歳馬の
牡牝別のローテーションの
違いを鑑みると、牝馬の
ほうが「シンザン記念に
高素質馬が集いやすい」
日程と言えます。ゆえに、
前述のような牝馬優勢の
成績が現れているのでは
ないでしょうか。

【ポイント5】
けっこう逃げ残れる
レース

→京都施行近10年の
「逃げた馬」は下記の
とおり（2.0.2.6）と
かなり堅調。やはり
内有利の馬場状態が
関係しているものと
思われます。

2016年は11番人気の
シゲルノコギリザメが
3着に残して、複穴を
提供しています。
。

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
シンザン記念　　ポイント1・4　該当馬

【ポイント1／前走から距離延長】　▼軽視馬として　6頭
　　アルトゥ－ム
　　タイセイレスポンス
　　テイエムリステット　　
　　デルシエロ
　　ノボリショウリュウ
　　ハッピーサプライズ

【ポイント4／牝馬】　3頭
　　ケーブパール
　　ニシノコイゴコロ
　　ラーンザローブス

投稿者プロフィール

シベリアン

高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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