『京都記念2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都記念」の
穴馬探しを
お届けします。

京都記念は
2月11日（日）に
京都へ舞台を戻して
行われる古馬重賞。

早速、当レースの
ポイントを記します。

【ポイント1】
「前走G1出走馬」が
圧倒しているレース

→京都で行われた
2020年まで10年間の
結果からお伝えします。
ポイント2以降も同様。

2020年まで
10年間の前走別・
成績を診てください。

ＧＩ　　　　　　複勝率49％　5.6.7.19
—————————–
日経新春杯　　　複勝率 5％　0.0.1.18　　
ＡＪＣＣ　　　　複勝率17％　1.0.1.10　
その他Ｇ２　　　複勝率14％　0.1.0.6
—————————–
中山金杯　　　　複勝率25％　1.1.0.6　
その他Ｇ３　　　複勝率 9％　1.0.0.10
—————————–
オープン特別　　複勝率13％　0.1.0.7　　
準オープン　　　複勝率 0％　0.0.0.4

このように、
前走でG1を使ってきた
馬がかなり堅調です。
複勝率約50％。格が
効く一戦と言えます。

その他は軒並み低調。
特に前走日経新春杯に
出走した馬は散々です。
AJCC組も低調。

1月に重賞を使い、
さらに間隔をあまり
空けずにココに続戦する
よえな馬では、基本的に
苦しいのです。

【ポイント2】
距離短縮馬が
優勢

→スタミナ色の濃い
荒れ馬場で行われる
年が多いためか、
前走から距離短縮して
きた馬が優勢です。
2020年まで10年間の
距離変更別・成績は
下記のとおりです。

距離短縮　　複勝率32％　5.5.8.38
同距離　　　複勝率23％　2.1.2.17　
距離延長　　複勝率21％　3.4.0.26

【ポイント3】
前に行かないと
勝てない？

→京都で行われる
京都記念は毎年、その
時点での芝の状態に
関係なく前～中団の
位置にいた馬が勝って
いるレースです。

2020年まで10年間の
京都記念で勝った
10頭の4角位置取りを
診てください。

11年　トザググローリー　4番手
12年　トレイルブレイザー　先頭
13年　トーセンラー　　　　7番手
14年　デスペラード　　　　2番手
15年　ラブリーデイ　　　　2番手
16年　サトノクラウン　　　先頭
17年　サトノクラウン　　　3番手
18年　クリンチャー　　　　4番手
19年　ダンビュライト　　　3番手
20年　クロノジェネシス　　3番手

改めて詳細を説明する
要は無いでしょう。
このように、13年の
トーセンラーを除く
9頭が、逃げor先行で
勝ちきっています。

京都施行の京都記念＝
馬場状態がどうあれ、
とにかく勝つためには
前にいないとダメな
レースなのです。

近年はG1前哨戦として
使ってくる馬が増え、
それらが試走色の強い
レースを施しますので
道中はユルみます。
スローで進みペースが
あまり上がらず最後に
速い脚を使いあう形に
なりがち。

しかも舞台はただでさえ
内・前に利が働きやすい
京都芝の外回りコース。

ですので結局は前半で
前にいた馬が位置取りの
貯金を守りきる格好で
好走してしまうのです。

注目は「差しが効く
馬場状態」だった年も
先行馬が幅を利かせて
いるコト。このレースに
限ってはハナシが違う、
と考えておくほうが
良さそうで、今年の
荒れ馬場でもこの点は
留意したいと思います。

【ポイント4】
6歳以上の馬は
苦しい

→2020年まで10年の
馬齢別・成績を診て
ください。

4歳　　複勝率39％　4.6.3.20
5歳　　複勝率44％　5.1.6.15
6歳　　複勝率14％　1.2.1.24
7歳上　複勝率 4％　0.1.0.22

このように、6歳ょを
超えると成績が大きく
ダウン。7歳以上馬は
ほとんど全滅です。
明け4歳vs充実5歳の
構図が基本線の一戦。

阪神施行のここ3年は
高齢馬もソコソコに
走りましたが昨年は
4歳ワンツースリーで
決着しています。

【ポイント5】
牝馬の好走条件