『共同通信杯2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「共同通信杯」の
穴馬探しを
お届けします。

共同通信杯は
2月11日(日)に
東京で行われる
注目の3歳G3重賞。

今年も
朝日杯1・2着馬など
クラシック有力馬が
ココから始動します。

早速、共同通信杯の
ポイントを7つ、
お伝えしましょう。

なお、昨年は
タッチウッドを
会員様に単独推奨。

5番人気で2着と
一応の結果を出して
くれましたので、
昨年に用いた項目が
機能したと考え
昨年の項目も引き続き
使いつつ、ハナシを
進めていきます。

 

 

【ポイント1】
「マイルまで」しか
距離経験が無い馬では
かなり苦しい

→共同通信杯の
大事なポイントです。

近10年出走馬のうち、
共同通信杯の前までに
マイル以下の距離しか
出走経験が無かった
馬は下記20頭でしたが、
20頭の共同通信杯での
成績を診てください。

 

14年 ショウナンワダチ  8着
14年 シングンジョーカー 11着
15年 アンビシャス    3着
16年 ファイアクリスタル 5着
17年 タイセイスターリ- 4着
17年 サイバーエレキング 11着
19年 ダノンキングリ-  1着
19年 アドマイヤマーズ  2着
19年 フォッサマグナ   4着
19年 ゲバラ       5着
20年 シングンバズーカ  6着
20年 エン        7着
20年 シコウ       8着
21年 ステラヴェローチェ 5着
21年 カイザーノヴァ   6着
21年 レフトゥバーズ   9着
22年 アバンチュリエ   8着
22年 エイシンシュトルム 11着
23年 レイベリング    9着
23年 キョウエイブリッサ 11着

 

このように、20頭の
全成績は(1.1.1.17)。
まったく振るいません。

しかも近年は、
当傾向に該当する
上位人気馬が総崩れ。

一昨年は1・3番人気の
ステラヴェローチェ・
レフトゥバーズ。
昨年は4番人気の
レイベリング。何れも
当傾向どおり5着・9着・
9着に完敗しました。

共同通信杯はスローで
流れるとはいえ、この
時期の3歳馬にはタフな
東京芝1800mが舞台。

しかも、今回が
初の東京という馬も
けっこう出てきます。

そもそも距離分以上の
スタミナを備える馬が
有利とよく言われる
東京。しかもDコースで
外々を回っていくため
尚更です。

ですので、これまで
「マイル以下だけ」を
選んで使ってきたような
今回の距離への裏付けが
現時点で全く無い馬では
どうしても厳しくなる、
というコトでしょう。
今年も要注目。

 

 

【ポイント2】
東も西も
ウッド組>坂路組

→近6年の当レースの
最終調教における
「調教コース」別の
成績を診てください。

 

栗東坂路   複勝率25% 0.2.1.9
栗東Cウッド 複勝率44% 1.1.2.5
美浦坂路   複勝率 0% 0.0.0.2
美浦ウッド  複勝率29% 4.3.3.25
ポリ     複勝率50% 1.0.0.1

 

このように、
関西馬も、関東馬も、
ウッド組のほうが
坂路組よりも数字で
ハッキリ優勢です。

坂路組は7年未勝利。
昨年もウッド組の
ワンツースリーでした。

この時期の3歳馬に
とっては「総合力」が
問われるタフな舞台。
ゆえにウッド追いの
馬にアドバンテージが
出ているのでしょうか。

 

 

【ポイント3】
1番人気馬が
なんと9連敗中

→2014年に
イスラボニータが
勝って以来、ここ
9年間は1番人気馬が
(0.3.2.4)と全く
勝てていません。

共同通信杯における
1番人気馬=すでに
2歳重賞で結果を
出してクラシックの
出走にメドをつけて
いる馬がほとんど。

そんな馬が、
この共同通信杯に
本気度MAXで
出てくることなど
ありえません。
東京コースの試走、
関西馬の場合は
輸送のテストなど、
「試す」志向での
出走が結構多い。

ですから、ココの
1番人気馬は伏兵に
足元をすくわれやすく、
実力で2着・3着には
来るものの勝ち切れて
いないのでしょう。

今年の1番人気は
ジャンタルマンタル、
ただ、まさに東京試走、
輸送テストの色合いが
濃いめで、推奨馬とは
しません。

 

 

【ポイント4】
穴は「前」から

→近10年の好走馬・
30頭のうち22頭が
4角5番手よりも前に
位置していました。

しかも22頭のうち
下記のように半数の
11頭が4番人気以下。

 

15年3着 4番人気 アンビシャス    4角3番手
16年2着 5番人気 イモータル     4角2番手
17年2着 6番人気 エトルディーニュ  4角2番手
18年1着 6番人気 オウケンムーン   4角5番手 
18年3着 10番人気 エイムアンドエンド 4角2番手
19年3着 4番人気 クラージュゲリエ  4角4番手
20年2着 4番人気 ビターエンダー   4角先頭 
21年1着 4番人気 エフフォーリア   4角3番手
21年2着 7番人気 ヴィクティファルス 4角5番手
22年3着 8番人気 ビーアストニッシド 4角先頭 
23年2着 5番人気 タッチウッド    4角先頭 

 

一昨年は、逃げた
ビーアストニッシドが
3着穴を提供。昨年も
推奨馬タッチウッドが
前々で攻めて連対。

つまり共同通信杯では
「先行した馬」が馬券に
多く絡み、妙味を連れて
きているのです。

スローの上がり勝負に
なりがちな当レース。

しかもクラシックを
見据える素質馬たちは
先を見据えて、ココは
じっくり溜めるコトも
多いため、仕掛け時は
どうしても遅め。

ですので、それらと
「逆」の競馬=脚を
溜めすぎず積極的に
進めたノーマークの
伏兵馬が激走しやすい、
というワケです。

先週の東京新聞杯の
結果などを診ても
当傾向は今年は一層、
肝要となるでしょう。

 

 

【ポイント5】
1戦1勝馬 vs
前走G1出走馬

→近10年で「前走で
新馬戦を使った馬」、
いわゆる1戦1勝馬が
(2.3.2.7)複勝率50%。

じつは複勝回収率も
100%を超えており、
「穴」を狙う際にも
見逃せない存在と
なっています。

続いてアベレージが
良いのは「前走で
G1を使った馬」です。
(1.3.0.8)と堅調。
連対率33%。両者の
争いが、当レースの
基本的な構図。

 

 

【ポイント6】
大型馬が好調

→近6年の体重別の
成績は下記のとおり。

 

482キロ以上 複勝率46% 4.3.4.13 
480キロ以下 複勝率18% 2.3.2.32

 

ダブルスコア以上の
大差がついています。
冬期のタフな馬場への
対応力、そもそもの
スケールの面などから、
大型馬に利が働いて
いると言えましょう。

しかも、大型馬の
複勝回収率は100%超。
こちらも穴党注目です。

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

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共同通信杯   ポイント1・5 該当馬

【ポイント1/マイルまでしか距離経験が無い馬】 ▼軽視馬として 2頭
  エンヤラヴフェイス
  ショーマンフリート

【ポイント5/1戦1勝馬および前走G1出走馬】 6頭
  ジャスティンミラノ
  ベラジオボンド
  エコロヴァルツ
  エンヤラヴフェイス
  ジャンタルマンタル
  ミスタージーティー

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


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