「安田記念」の

穴馬探しを

お届けします。

 

 

安田記念は

6月2日（日）に、

東京で行われる

マイル王決定戦。

 

 

今年は、香港から

最強クラスの2頭が

襲来。日本サイドも

有力馬がズラリ揃い、

かなり楽しみな

メンバーとなりました。

 

 

さっそく安田記念の

ポイントを

お伝えしましょう。

 

 

 

 

 

 

【ポイント1】

狙える？ 狙えない？

香港からの刺客

 

 

→今年は香港から

2頭が参戦。

 

 

それも、ただの

2頭ではありません。

現在もG1を3連勝中、

現・最強中距離馬の

ロマンチックウォリアー。

昨秋香港マイル2着の、

ヴォイッジバブル。

 

 

日本の馬場、左回り、

体調面など数々の

課題はありますが

今春高松宮記念に

香港からやってきた

ビクターザウィナーも

同様の課題を抱えた

初来日馬で、しかも

現地のトップ馬では

ありませんでした。

それでも僅差3着に

駆けています。

 

 

元々のレベルで

少しリードしている

香港の短距離マイル。

ですので当然今回の

2頭も馬券からは

欠かせないでしょう。

 

 

ただ、気になるのは

2頭とも宝塚記念にも

予備登録している点。

特にロマンチックは

マイルよりも中距離の

タイプです。

 

 

今回の勝負度合いは

果たしてどれほどか？

その点を読み取るのも

馬券上の「置き所」の

カギとなりそうです。

 

 

ちなみに2006年の

安田記念は香港馬－

日本馬－香港馬の

ワンツースリー。

（3-10-8番人気）

 

 

馬券に絡んだ2頭の

香港馬は、今回の

ヴォイッジバブル程度の

実積は有していた

「マイラー」でした。

 

 

 

 

 

 

【ポイント2】

東京重賞を

勝った実績がない

馬では厳しい？

 

 

→近7年の当レースで

馬券圏に好走した

21頭のうち、じつに

20頭が「安田記念前の

時点で東京の重賞を

勝った実績がすでに

あった」馬でした。

 

 

昨年も、一昨年も、

該当馬ワンツースリー。

 

 

逆に近2年、上記に

「非・該当」なのに

人気に推されていた

ファインルージュ、

セリフォス、

ソウルラッシュ、

ジャックドールらが

圏外に敗れました。

 

 

この項目の該当状況を

チェックする作業も

有用となる一戦です。

 

 

 

 

 

 

【ポイント3】

近年の「穴馬」の

共通項とは？

 

 

→近6年で下記3頭の

8番人気以下の穴馬が

馬券に絡みました。

 

 

 

18年1着　モズアスコット　　9番人気

21年1着　ダノンキングリー　8番人気

22年3着　サリオス　　　　　8番人気

 

 

 

 

上記の穴馬3頭には

4つ「共通項」が

ありました。

 

 

 

◆前走1～4番人気

　　　→元々実力がある

 

 

◆初勝利が芝マイル戦

　　　→それほどマイル適性が高い

 

 

◆前走から騎手が乗替り

　　　→乗替りで新味が出た

 

 

◆母父ノーザンダンサー系

　　　→安田記念が要パワー戦なので

 

 

 

 

今年も、この4条件に

パーフェクト該当する

馬のチェック作業が

穴探しの際に有用かも

しれません。

 

 

 

 

 

 

【ポイント4】

とにかく牝馬が

よく走る

 

 

→近10年の牡牝別の

成績を診てください。

 

 

 

牡セン　複勝率16％　7.6.9.118

牝　　　複勝率40％　3.4.1.12

 

 

 

 

ヴィクトリアマイルが

終わったばかりの

この時期に牡混合の

G1にあえて挑戦して

くる牝馬＝それだけ

勝負掛かりなうえに、

力的にも通じる馬が

見込まれて出走して

きている、という

ことなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

【ポイント5】

関東馬が断然強い

 

 

→近10年の東西別・

成績を診てください。

G1にしては珍しく

関東馬が優勢です。

 

 

 

関東馬　複勝率31％　6.7.5.40

関西馬　複勝率12％　4.3.5.85

 

 

 

 

 

 

【ポイント6】

ヴィクトリアマイル組の

取捨の基準は…

 

 

→ヴィクトリアマイルを

前走で使った馬は

近10年（2.4.0.10）。

 

 

つまり好走したのは

6頭でしたが、この

6頭には下記3つの

共通項がありました。

 

 

 

★前走ヴィクトリアマイルで

　1～4番人気

 

 

★前走ヴィクトリアマイルで

　1～5着

 

 

★前走の

　ヴィクトリアマイルよりも

　さらに前に、東京での

　マイルG1で3着以内に

　好走した実績があった

 

 

 

 

なかなか厳しい

上記の3条件ですが

これを全てクリアして

いた牝馬が安田記念で

牡馬の壁を突破して

快走しているのです。

 

 

 

 

 

 

【ポイント7】

サドラ－持ちの馬が

よく走る

 

 

→父か母父が

サドラ－系の馬の

好走が多いのも

安田記念の特徴。

近9年で見れば

（3.3.2.5、

複勝率62％の

高アベレージです。

 

 

 

15年　モ－リス　　　　　　1着

16年　ロゴタイプ　　　　　1着

16年　モ－リス　　　　　　2着

17年　ロゴタイプ　　　　　2着

18年　モズアスコット　　　1着

18年　ダッシングブレイズ 14着

19年　モズアスコット　　　6着

20年　ヴァンドギャルド 　10着　

21年　シュネルマイスター　3着

22年　シュネルマイスター　2着

22年　ヴァンドギャルド 　15着

23年　シュネルマイスター　3着

23年　ダノンスコーピオン 13着　

 

 

 

 

今年は道悪になる

可能性も有りますが

そうなるとますます

該当馬を押さえる

策が賢明でしょう。

 

 

 

 

 

 

【ポイント8】

京王杯SC、

マイラーズCの

経由組が不振

 

 

→前走京王杯SC組は

近10年（1.1.1.22）、

複勝率12％と低調。

安田記念・京王杯SCで

レースの質が異なる

ことが要因でしょう。

 

 

またマイラーズCに

前走出走した馬も

不振で（1.0.4.33）、

複勝率13％。連対馬も

インディチャンプだけ。

安田記念との直結度が

意外に低い前哨戦です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

———–

安田記念　　ポイント4・7　該当馬

 

【ポイント4／牝馬】　2頭

　　ナミュール

　　フィアスプライド

 

【ポイント7／父or母父サドラ－系】　1頭

　　ダノンスコーピオン

 

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