『鳴尾記念2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「鳴尾記念」の
穴馬探しを
お届けします。
鳴尾記念は
6月1日(土)に、
今年は京都で
行われるG3重賞。
土曜施行ですので
さっそく鳴尾記念の
ポイントを記します。
なお今回は、
左回りの中京で
行われた2年間=
2021・2022年を
除いた2012年以降の
10年間のデータから
お伝えします。
【ポイント1】
距離短縮馬が不振
→前述10年間の
前走距離別の成績は
下記のとおり。
前走から距離延長 複勝率23% 4.4.3.36
前走と同じ距離 複勝率26% 2.6.6.39
前走から距離短縮(A)複勝率60% 3.0.0.2
前走から距離短縮(B)複勝率11% 1.0.1.17
前走から距離短縮(A)=
前走で春天を使った馬。
前走から距離短縮(B)=
前走で春天以外の
レースを使った馬。
前走で春天を使った
くらいの強い馬なら
ともかく、それを
除くと短縮馬は全く
走っていないのです。
ここまで成績が悪いと、
(B)対象馬はやはり
軽視が賢明でしょう。
【ポイント2】
関東馬が不振
→前述10年間の
東西別・成績は
下記のとおり。
関東馬 複勝率 7% 0.0.1.13
関西馬 複勝率26% 10.10.9.81
このように関東馬が
全滅。いくら何でも
14頭走って連対ゼロは
ちょっと極端です。
関東馬の勝負気配が
高いとは言えない一戦。
【ポイント3】
4歳馬が
圧倒的に強い
→前述10年間の
馬齢別・成績を
診てください。
3歳 複勝率 0% 0.0.0.1
4歳 複勝率58% 2.4.5.8
5歳 複勝率32% 4.2.2.17
6歳 複勝率17% 2.2.2.30
7歳上 複勝率12% 2.2.1.38
このように4歳馬の
成績が抜けています。
勢いある上がり馬が
中心の4歳馬が、よく
台頭するレースです。
【ポイント4】
前走の格が高い
馬ほど走る
→前述10年間の
前走別・成績を
診てください。
G1 複勝率41% 3.2.2.10
G2 複勝率30% 4.2.2.19
G3 複勝率21% 1.4.3.31
OP 複勝率16% 2.1.3.32
3勝 複勝率 0% 0.0.0.2
このように前走の
レース格が高いほど
好アベレージです。
宝塚記念の前哨戦に
位置付けられている
当レースですが、
その点が機能している、
とも言えるのでしょう。
【ポイント5】
前走「完敗」馬に
注目?
→前述10年間の
前走着順別・成績を
診てください。
1着 複勝率33% 1.1.1.6
2~3着 複勝率29% 2.1.2.12
4~5着 複勝率29% 0.4.0.10
6着以下 複勝率21% 7.4.7.66
このように前走で
6着以下に大敗した
馬が18頭も馬券圏に
好走しています。
つまり、前走着順は
全く気にする必要が
無い一戦というコト。
前走の格の高い重賞で
大負けしてきていても、
大丈夫なレースです。
【ポイント6】
京都芝2000mの
血統傾向
→最後に今春開催の
京都芝2000mの
種牡馬成績を診て
ください。
エピファネイア 複勝率29% 0.1.1.5
ディープ 複勝率50% 0.1.0.1
ハーツクライ 複勝率33% 0.0.1.2
キタサンブラック 複勝率 0% 0.0.0.2
今回の出走予定馬の
父で、かつ今春開催の
京都芝2000m戦に
複数回の出走がある
種牡馬を記しましたが
このように上記4頭の
産駒は未勝利。実は
キズナ産駒も今春は
(1.0.0.8)と不振で
キタサンブラックを
含めたディープ系統が
信用しづらい状況とも
言えそうです
———–
鳴尾記念 ポイント1・2 該当馬
【ポイント1/前走から距離短縮(B)該当馬】 ▼軽視馬として 1頭
ボッケリーニ
【ポイント2/関東馬】 ▼軽視馬として 1頭
フォワードアゲン
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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