『レパードS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「レパードS」の
穴馬探しを
お届けします。
今週末のJRAは
ダート重賞ウイーク。
レパードSは
8月4日(日)に
新潟ダート1800mで
行われる3歳限定の
ダートG3重賞です。
3歳ダート3冠路線が
中央・地方統一で
大きく整備された
2024年。
このレパードSで
好走して、10月2日の
3冠目へ向かう馬も
出るでしょう。G1に
繋がっていきそうな
今年の当レースです。
さっそく、
レパードSの
ポイントを
お伝えします。
なお昨年は
5番人気・1着の
ライオットガールを
推奨馬として指名。
昨年の予想法が
間違っていなかったと
言えますので、昨年に
用いた各項目もまた
使いながらハナシを
進めていきます。
【ポイント1】
JRAダート1周戦で
未勝利の馬ではツラい
→近10年に馬券圏に
好走した30頭の、
「レパードS前までの、
JRAダート1周戦での
成績」を診てください。
14年1着馬 (出走なし)
14年2着馬 1.0.0.0
14年3着馬 1.0.0.0
15年1着馬 3.0.0.0
15年2着馬 (出走なし)
15年3着馬 2.1.0.0
16年1着馬 2.1.0.0
16年2着馬 2.1.2.0
16年3着馬 2.0.0.1
17年1着馬 2.1.0.1
17年2着馬 2.0.0.1
17年3着馬 1.0.0.0
18年1着馬 (出走なし)
18年2着馬 2.1.0.2
18年3着馬 2.2.0.1
19年1着馬 1.1.0.1
19年2着馬 1.0.0.1
19年3着馬 2.1.0.3
20年1着馬 1.0.0.2
20年2着馬 3.1.1.0
20年3着馬 (出走なし)
21年1着馬 3.1.1.1
21年2着馬 2.0.0.3
21年3着馬 2.2.0.1
22年1着馬 3.2.0.2
22年2着馬 3.2.0.0
22年3着馬 3.0.0.0
23年1着馬 3.0.1.3
23年2着馬 2.0.0.0
23年3着馬 2.2.0.1
このように
30頭中26頭が
レパードS前までに
すでに「JRAダートの
トラック1周競馬」で
勝った事がある馬でした。
また30頭中20頭が、
すでに「JRAダートの
トラック1周戦」で
2勝以上を挙げていた
馬でした。近3年は
この組のワンツースリー。
逆に言えば当傾向に
該当していない馬=
「JRAダートの
トラック1周戦で
勝った事がない」馬が
圏外に消える事が多い
レースとも言えます。
【ポイント2】
単調スピード寄りの
米ダート血統が狙い目
→新潟ダート1800m=
逃げ先行有利な舞台。
軽快な先行スピードで
前へ行ってしまえば
コースレイアウトを
味方に押し切ることが
容易です。
ですから、軽快な
先行スピード&馬力で
粘込めるタイプが多い
「米ダート血統」馬の
好走が多め。
それはレパードSも
例外ではありません。
エーピーインディ、
デピュティミニスター、
ミスプロといった
「米ダート血統」を
父or 母父に持つ馬が
近10年の好走30頭中、
13頭を占めています。
【ポイント3】
キャリアが多すぎる
馬ではツラい
→タイトルどおり。
前10年のキャリア別・
成績は下記のとおり。
9戦以上の馬の複勝率が
もっとも低調です。
5戦以下 複勝率19% 0.4.2.26
6戦 複勝率26% 4.1.4.26
7戦 複勝率25% 3.1.1.15
8戦 複勝率30% 3.3.1.16
9戦以上 複勝率 8% 0.1.2.35
すでに9走もしている
「出がらし状態」の
馬では、能力的にも
上積み度合い的にも
厳しいのでしょう。
【ポイント4】
中央重賞経由馬が
かなり低調
→近10年の出走馬の
前走・クラス別成績を
診てください。
大井JDD 複勝率42% 2.3.3.11
中央重賞 複勝率15% 4.0.0.22
オープン特別 複勝率20% 1.1.0.8
3勝クラス 複勝率67% 1.0.1.1
2勝クラス 複勝率13% 2.2.2.41
1勝クラス 複勝率14% 0.4.1.30
JDD組優勢。単純な
話ですが交流G1に
出ていたほどの馬=
そもそも力上位、と
いうコトでしょう。
「夏開催における
古馬混合2勝以上の
クラス」経由馬は
近年また復権傾向。
ここ3年好走馬の
9頭中5頭がこの
組です。
そして中央重賞を
経由してきた馬が
近年は不調。近3年は
1頭も馬券に絡めて
いません。
【ポイント5】
「逃げ穴」に注意
→近10年で逃げた馬は
(2.3.2.3)複勝率70%。
もともと逃げ有利の
新潟ダートですが、
当レースもその傾向が
顕著に現れています。
しかも馬券に絡んだ
7頭の人気順は7・1・
12・5・7・6・8と
妙味十分。逃げ馬が
穴を連れてきている
レースとも言えます。
昨年も、8番人気馬が
逃げて3着に粘走。
【ポイント6】
速すぎる調教時計を
出してきた馬は
過信禁物
→近7年の当レースで
「坂路 or ウッドで
最終調教で52.0秒以下の
速い時計」を出して
出走してきた馬は10頭。
しかし、その10頭は
下記のように全滅して
います。
17年 ハルクンノテソ-ロ 美浦坂 51.7秒 6着
18年 フロリアヌス 美浦ウ 51.0秒 8着
18年 バクハツ 栗東ウ 52.0秒 10着
18年 イダペガサス 美浦ウ 51.5秒 13着
19年 ロードリバーサル 栗東ウ 50.5秒 7着
19年 ハヤブサナンデクン 栗東ウ 52.0秒 8着
19年 ブラックウォ-リア 栗東ウ 50.6秒 13着
20年 フリ-フロー 美浦ウ 51.3秒 11着
20年 フェイバリット 美浦ウ 51.9秒 13着
20年 メイショウダジン 栗東ウ 51.8秒 15着
いくらダートとはいえ、
速い調教時計が結果と
直結していないレース、
という事になります。
ちなみに昨年は該当馬が
いませんでしたが
「52.1秒」を出した
パクスオトマニカ・
ソッコ-タルマカが
6・7番人気で12着・
15着に大敗しました。
———–
レパードS ポイント1・4 該当馬
【ポイント1/JRAダート1周戦で未勝利】 ▼軽視馬として 2頭
サトノフェニックス
ブシン
【ポイント4/中央重賞経由馬】 ▼軽視馬として 5頭
アラレタバシル
ハーバーライト
ピュアキアン
ブルーサン
ミッキーファイト
投稿者プロフィール

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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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