『エルムS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「エルムS」の
穴馬探しを
お届けします。

今週末のJRAは
ダート重賞ウイーク。

エルムSは
8月4日（日）に
札幌ダート1700mで
行われる3歳以上の
ダートG3重賞です。

さっそくエルムSの
ポイントを
お伝えします。

なお、2013年と
2021年は函館で
行われていますので、
当原稿での「近10年」＝
その2年を除いた、
2012年以降のぶんを
集計しています。

【ポイント1】
距離延長馬が
大苦戦中

→近10年の前走からの
距離変更別の成績を
診てください。

前走から
　距離延長　　　複勝率14％　0.3.0.19
　距離短縮　　　複勝率27％　3.4.7.38
　距離変更ナシ　複勝率23％　7.3.3.46

このように前走から
距離延長した馬のみ
成績低調。後述しますが
スタミナがある程度は
必要な一戦と診るのが
正解なのでしょう

【ポイント2】
マラソンタイプの
馬に注目？

→近10年の前走別の
成績は下記の通り。

マーキュリーＣ　複勝率43％　0.0.3.4
地方レース　　　複勝率20％　1.1.1.12（マーキュリーC以外）
平安Ｓ　　　　　複勝率50％　1.2.1.4　
中央重賞　　　　複勝率15％　0.3.2.28（平安S以外）
オープン特別　　複勝率21％　7.3.3.49　
中央条件戦　　　複勝率29％　1.1.0.5

このように
平安Sの（1.2.1.4）
マーキュリーCの
（0.0.3.4）が共に
複勝率40％超えで
目につきます。

【ポイント1】と
関連しますが、その
両レースとも距離が
1900m以上。
ダート戦としては
長丁場になりますが、
そんなレースを直近で
使ってきたような
マラソンタイプの馬の
ほうが距離短縮でも
スタミナを活かせて
走れるレース、という
事なのかもしれません

【ポイント3】
逃げた馬がよく残る

→近10年の逃げた馬は
（0.1.3.6）。なかなか
逃げ切りませんが
3着にはよく残ります

【ポイント4】
最内枠は全滅中

→近10年の枠別成績を
診てください。

1枠　　複勝率 0％　0.0.0.10
2・3枠　　複勝率31％　2.3.3.18
4・5枠　　複勝率27％　5.3.2.27
6～8枠　　複勝率22％　3.4.5.48

このように1枠が
全滅しています。
外枠も苦戦気味ですが
それ以上に最内枠の
不振が際立ちます。

札幌ダートコースは
丸いトラックで、かつ
スパイラルカープも
採用されていないため
外を回ると距離ロスが
大きくなりますが
逆に内々の馬が外から
被されて進路を失う
ケースも多いですから、
窮屈な競馬を強いられた
結果がこの成績という
コトかもしれません

【ポイント5】
勝つのは大型馬？

→近10年の勝ち馬・
全10頭のうち9頭が
体重490キロ以上の
大型馬でした。前述の
スタミナだけでは無く
パワーも必要な一戦と
言えるでしょうか

【ポイント6】
馬ナリ天国