『神戸新聞杯の穴馬探し予想PART2』シベリアン

引き続き「神戸新聞杯」の
穴馬探しです。

 

今回は、他の当レースの
ポイントを記していきます。

 

 

 

【ポイント2】
「ダービー不出走馬」の
取捨基準は…

 

→近10年の当レース出走馬の
前走別成績を診てください。
前走「ダービー」出走馬が
圧倒的に優勢です。

 

ダービー    複勝率38% 8.6.3.28
ラジオNIKKEI  複勝率27% 1.1.1.8
オープン特別  複勝率 9% 0.0.1.10
準オープン   複勝率20% 1.0.0.4
1000万     複勝率15% 0.2.4.34
500万     複勝率00% 0.0.0.24

 

 

逆に「ダービー不出走馬」の
取捨基準は、明確なものが
当レースには存在します。

 

近10年の神戸新聞杯で
3着以内に好走した30頭のうち
「ダービー不出走」だった
10頭の顔ぶれを診てください。

 

08年3着 オウケンブルース ☆
09年1着 イコピコ     ★
10年3着 ビッグウィーク  ☆
11年3着 フレールジャック ★
12年2着 ロードアクレイム ★
12年3着 マウントシャスタ ★
13年2着 マジェスティハ- ☆
13年3着 サトノノプレス  ☆
15年3着 トーセンバジル
16年2着 ミッキーロケット ☆

 

 

☆印=前走1000万で連対した馬、
★印=前走でダービー以外の
重賞に出走していた馬ですが
全10頭中9頭に、どちらかの
印が付きました。

 

つまりどちらかの履歴を持つ
馬なら「ダービー不出走」でも
神戸新聞杯で好走可なのです。

 

よく3歳秋の重賞レースで
「夏秋の古馬混合1000万で
好走した馬なら通用する」と
言われますが、神戸新聞杯も
まさにそれに該当する、と
いうこと。

 

また、前走でダービーには
出走していなかったものの
重賞には出走していた
「重賞級の馬」でも走れます。

 

ですので、逆に「ダービーに
出ていないのに前走1000万で
連対できなかった or 前走で
重賞に出走していなかった」
馬では、勢いも格も足らず
苦しいと言えます。

 

 

 

 

【ポイント3】
「スタミナ色の強い血統」が
穴をあけるレース

 

→近5年の神戸新聞杯で
「4番人気以下で3着以内に
好走した穴馬」7頭の血統を
診てください。

 

★12年2着(8番人気)ロードアクレイム
→母父トニービン
★13年2着(7番人気)マジェスティハ-ツ
→父ハーツクライ
★14年2着(8番人気)サウンズオブアース
→パワー型
★14年3着(9番人気)ト-ホウジャッカル
→父スペシャルウィーク
★15年3着(7番人気)ト-センバジル
→父ハ-ビンジャー
★16年2着(6番人気)ミッキーロケット
→母方パワー型
★16年3着(4番人気)レッドエルディスト
→母父ダルシャーン(長距離型)

 

 

このように、とにかく
毎年スタミナ色の濃い
血統の馬が穴を空けます。

 

スローからの上がり勝負に
なるレースとはいえ、穴馬が
しっかり激走するためには
2400mという「はじめて
走る未知の距離」に血統で
しっかり対応できるだけの
スタミナのバックボーンが
備わっていないとなかなか
厳しいのかもしれません。

 

 

 

【ポイント4】
条件上がりの馬でも
前走からのレース間隔が
欲しい

 

→中3週以下の馬が
近10年で(0.0.2.35)。
ダービー以来の馬が強い
傾向の裏返しデータですが、
条件戦を戦ってきた馬でも
十分なレース間隔をとって
しっかり調整されてきた
馬のほうが走れている
レース、といえます。

 

 

 

以上4点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

 

PART3・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。