『オールカマ-の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「オールカマ-」の
穴馬探しをお届けします。

 

オールカマ-は24日(日)に
中山の芝2200mで行われる
伝統の古馬G2戦です。

 

早速、オールカマ-の
知られざるポイントから
お伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
毎年馬券に絡み続けている
「トニービン馬」

 

→当レース最大のキモ。
とにかくオールカマ-では
毎年「トニービン持ち」の
馬が好走します。下記を
診てください。

 

2010年3着 トウショウシロッコ
2011年1着 アーネストリー
2012年2着 ダイワファルコン
2013年1着 ヴェルデグリーン
2013年2着 メイショウナルト
2015年2着 ヌ-ヴォレコルト
2016年2着 サトノノブレス

 

 

これは2010年以降(新潟で
施行された2014年除く)の
当レース好走馬18頭のうち、
組成内に「トニービン」の血を
持つ馬を書き出したものです。

 

このように18頭中7頭が
「トニービン持ち」の馬。
かなりの高確率です。何せ
新潟開催の2014年を除くと
毎年最低1頭馬券に絡んで
いるのです。昨年も見事に
「該当馬」サトノノブレスが
快走しました。

 

先週のセントライト記念と
似たハナシになりますが
このオールカマーも同じく
中山芝2200mでの施行=
大きく回る外回りコースかつ
非根幹距離で行われ、しかも
メンバーが揃う重賞ですから
流れはあまりユルみません。
さらに、終盤早めに各馬が
ジワッと加速する…という
ことで結構シビアな展開に
なりがち。

 

そんな「タフ」な質の
レースにめっぽう強いのが、
スタミナとパワーを存分に
備えるトニービンの血…と
いうことでオールカマ-では
トニービンの血を備えている
馬が走っているのでしょう。

 

血統面ではぜひ、この
ポイントに注視してください。

 

 

 

【ポイント2】
意外に「1枠馬」は苦戦

 

→タイトルどおり。
近10年(新潟で施行された
2014年除く/2006年~)の
出走全馬の枠別成績を診て
ください。

 

1枠 勝率 0% 複勝率15%  0.2.0.11
2枠 勝率 7% 複勝率31%  1.2.2.11
3枠 勝率12% 複勝率35%  2.3.1.11
4枠 勝率 0% 複勝率 6%  0.0.1.16
5枠 勝率11% 複勝率33%  2.1.3.12
6枠 勝率 6% 複勝率28%  1.2.2.13
7枠 勝率16% 複勝率16%  3.0.0.16
8枠 勝率 5% 複勝率10%  1.0.1.18

 

 

このように、有利なハズの
1枠馬が苦戦しています。
勝ち星ナシ。当レースは
淀みなく流れがちですから、
1枠から内々を前で進める
馬が揉まれやすく、枠の
利をあまり活かせない面が
あるのかもしれません。

 

 

 

【ポイント3】
夏にフル稼動していた馬が
あまり走らない

 

→タイトルどおり。
具体的には「6~9月に
3走以上、走った馬」が
当レースでは、あまり
好走できません。

 

2010年以降(新潟で
施行された2014年除く)の
当レースに、該当馬は
17頭出走していましたが
馬券に絡んだのは2頭のみ。

 

サマーシリーズの終着地と
なっている京成杯SCや
セントウルSなどと違って、
オールカマ-は「夏競馬の
続き」的なレースとは
位置付けられていません。
しかもオールカマー自体の
メンバーレベルも回復気味。

 

ゆえに、近年は「夏競馬を
フル稼動してきた馬」が
その勢いを持ち込んで
オールカマーに出てきても、
なかなか通じづらくなっている、
ということなのでしょう。

 

昨年は、夏に稼動していた
ツクバアズマオーが3着に
快走しましたが、この馬は
中山の超スペシャリストですし
あくまで例外的現象だったと
診ています。

 

 

 

 

以上3点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

 

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。