『飛翼特別の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「飛翼特別」の穴馬探しを
お届けします。

 

飛翼特別は、土曜に
新潟メーンとして行われる
1000万の千直レースです。

 

普段から週末に行われる
平地3重賞の展望を
お届けしている当欄ですが、
平地3重賞が施行されない週は
さらに別レースも取り上げて
展望をお届けしています。

 

次週末に行われる平地重賞は
富士S、菊花賞の2クラのみ。

 

そこで今週は、
土曜東京11R・飛翼特別の
展望もお伝えします。

 

さて、この飛翼特別は
新潟の芝直線1000mで
行われます。

 

先週14日(土)施行分の
「土曜の狙い目」コーナーで
新潟千直戦=当日の12Rを
取り上げましたが、推奨馬の
ファイブフォースが見事に
3番人気で勝ちました。

 

そのファイブフォースは、
私が頻繁にお伝えしている
「新潟千直レースにおける
効果的な狙い方」の基本に
乗っ取って推奨扱いをした
馬ですが、奏功しましたので
今回改めて、その「千直に
おける効果的な狙い方」の
基本をおさらいしておく事に
します。ポイントは4つ。

 

 

【1】
ダート短距離血統、
サクラバクシンオーの血を
持つ馬を狙え

 

→テンからとばした馬が
そのまま「惰性」で粘り込める
千直の展開=前傾ラップの
ダート短距離の展開と同じ。

 

つまり千直で好走するために
必要な素養と、ダート短距離で
好走するために必要な素養は
酷似しています。

 

ゆえに千直では
「ダート短距離血統馬」が
よく好走しますし、また
前傾ラップの短距離戦に
抜群に強いバクシンオーの
血を持つ馬の好走も非常に
多いのです。

 

先週土曜12Rを勝った
推奨馬ファイブフォースは
父がダート短距離血統で
おなじみアルデバラン2。
母父がサクラバクシンオー。
「いかにも」の配合でした。

 

 

【2】
ダート短距離戦で
好走実積がある馬を狙え

 

→理由は上記【1】と同じ。
「これまでにダート短距離で
好走した実積のある馬」が
よく好走するのが千直です。

 

 

【3】
最近の「短距離戦」で
先行している馬が狙い目

 

→新潟千直戦=「逃げた&
先行した馬」が断然有利。
テンからトバしてバテ気味に
なってもスピードの惰性+
ラストの平坦部分を味方に
(さほど失速せず)最後まで
粘り込めるからです。

 

ゆえに、千直戦では前目の
位置を取るためのダッシュ力が
大切。ですから「最近の
短距離戦で(結果に関係なく)
先行していた履歴」が大きな
アドバンテージとなります。

 

その際にバテ負けしていても
千直戦では粘り込めますから、
『他場の短距離戦で先行して
バテて大敗していた馬』は、
格好の穴ターゲットとも
なるワケです。

 

先週土曜12Rを勝った
推奨馬ファイブフォースは
これまでずっと「短距離戦」で
先行していた馬で、バテて
負けた事も多数ある馬でした。

 

 

【4】
枠の不利が無さそうな
馬が狙い目

 

→千直レースは基本的に
「究極の進路の取り合い」。

 

特に外枠馬は、走りやすい
外ラチ沿いを取ろうとして
みんな「外へ外へ」馬を
向けるため、外ラチ沿いには
馬が殺到しがちです。

 

そのため「先手を取れなかった
外枠の馬」は、前が馬の壁に
なってしまい早々に絶望的に
なるケースが多々あります。

 

そんな「進路が詰まって
早々にノーチャンスとなった
外枠の馬」よりは、むしろ
(進路が十分に空いている)
内~中枠馬のほうがスムーズに
進められる事もよくあります。

 

ですので、各レースごとに
枠並びを診て「外ラチ沿いを
スムーズに確保できそうな
外枠馬」と「進路が詰まって
苦しみそうな外枠馬」を、
分けることがまずは大切。

 

そして前者を買い、後者は
評価を下げたうえで(進路は
スムーズに確保できそうな)
内中枠勢を次位に据える…
この馬券作戦が意外に妙手と
なるのです。

 

先週土曜12Rを勝った
推奨馬ファイブフォースは
中枠でしたが、枠並びから
スムーズに進路を取れそうと
判断。実際に、レースでも
ずっと道が空いていました。

 

 

 

 

以上4点も鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

 

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。