『京王杯2歳Sの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京王杯2歳S」の
穴馬探しをお届けします。

京王杯2歳Sは
11月4日（土）に東京で
行われる2歳重賞です。

次週末のJRAは
金・土・日曜の3日間開催。
以下の日程で「1日2場ずつ」
行われます。

金…京都・福島
土…東京・福島
日…東京・京都

また、金曜には大井で
交流G1「JBC競争」が
3クラ行われます。JBCと
JRAの同日開催は初めて。

JBC各レースの展望は
「金曜の狙い目」で
会員様にお伝えします。

では早速、京王杯2歳Sの
ポイントをお伝えしましょう。

【ポイント1】
「穴」はミスプロが
連れてくるレース

→京王杯2歳Sは血統面で
顕著な特徴が現れている
レースです。

2011年以降の当レースで
好走した「5番人気以下」で
激走した穴馬9頭の血統を
診てください。
（カッコ数字）は人気順。

11年1着レオアクテ（5）　父ミスプロ系
11年2着サドンスト（9）　父ミスプロ系
12年1着エーシント（5）　母父ミスプロ系
12年2着ラブリーデ（7）　父ミスプロ系
12年3着カオスモス（8）　父ミスプロ系
13年1着カラダレジ（5）
13年2着クインズハ（6）
14年1着セカンド（11）　父ミスプロ系
15年2着アドマイヤ（6）

このように、9頭中6頭が
「父or母父がミスプロ系」の
馬でした。

つまり、京王杯2歳Sでは
ミスプロ持ちの馬が穴を多く
空けているというコト。

京王杯2歳Sは平均ペースで
走りきる「持続ラップ戦」に
なることが多いため（そんな
流れのレースが多い）ダートの
短距離に強いミスプロの血を
備えている馬が、当レースで
台頭しているのだと診ます。

ただし、上位人気馬にこの
傾向は特に見受けませんから、
やや力で劣る穴馬が実力馬と
互角に走るために有用な要素と
なっていると言えましょう。

【ポイント2】
前走ダート出走馬はダメ

→上記【ポイント1】で
「ダートの短距離戦に強い
ミスプロの血を備えている
馬が狙い目」と記しましたが、
とはいえ前走でダート戦に
出走していたような「真の
ダート馬」ではダメです。

実際に近10年で「前走が
ダート戦出走だった馬」は
（0.0.0.11）とまったく
好走していません。

これまで芝のレースを
しっかり使ってきたものの
血統的には（ダート色が
強い）ミスプロを備える馬を
狙うべし、というワケです。

【ポイント3】
牝馬は苦戦傾向

→近10年の当レースの
牡牝別成績は下記のとおり。
普通なら、短距離戦＝
牝馬が牡馬と互角に
走れるジャンルですが、
当レースはパワー勝負に
なるためか牝馬が総じて
苦戦しています。

牝馬　　　0.2.0.27　　　複勝率7％
牡セン馬　10.8.10.92　複勝率23％

【ポイント4】
意外に（？）前がよく残る

→たとえ淀みない流れに
なっても（経験の少ない
2歳馬によるレースゆえ）
後ろの馬も一緒に置かれて
しまうことが多いため、
結局は逃げた＆先行した馬が
残る結果が多発しています。

下記のように、2011年以降の
当レースで3着以内に好走した
18頭中13頭が、逃げor先行で
好走した馬でした（★印）。

11年1着レオアクテ（5）
11年2着サドンスト（9）
11年3着オリービン（4）　★
12年1着エーシント（5）　★
12年2着ラブリーデ（7）　★
12年3着カオスモス（8）　★
13年1着カラダレジ（5）　★
13年2着クインズハ（6）　★
13年3着ラヴリープ（2）　★
14年1着セカンド（11）　★
14年2着サフィロス（4）
14年3着ニシノラッ（1）
15年1着ポールライ（2）　★
15年2着アドマイヤ（6）　★
15年3着シャドウア（1）　★
16年1着モンドキャ（3）
16年2着レ－ヌミノ（1）　★
16年3着ディバイン（4）　★