『チャンピオンズCの穴馬探し予想PART2』シベリアン

引き続き
「チャンピオンズC」の
穴馬探しです。

PART1では
チャンピオンズCにおける
ステップレースのデータに
ついてお伝えしました。

今回は、他の当レースの
ポイントを記していきます。

【ポイント2】
外枠は厳しい

→中京に舞台が移った
近3年の当レースの馬番別・
成績を診てください。
2ケタ馬番の馬が大苦戦。

1ケタ馬番の馬 複勝率27% 3.3.2.19
2ケタ馬番の馬 複勝率 5% 0.0.1.19

このように、圧倒的な
差がついています。
14年のコパノリッキー、
15年のホッコ-タルマエら
上位人気馬たちも、外枠に
入って轟沈しました。

普段の中京ダ?1800mは
外枠不利ではありませんが、
最高峰戦となる当レースは
道中のスピードがあまり
ユルまないため、外枠馬が
内側へなかなか潜り込めず
道中でのコースロスが響く
形になっているのでしょう。

【ポイント3】
関東馬が復権傾向?

→この項目については、
関西圏での施行に移行した
2008年から昨年まで9年間の
データからお伝えします。

その9年間の東西所属別の
成績を診てください。

関西馬 勝率 8% 複勝率21%  8.8.8.90
関東馬 勝率 0% 複勝率14%  1.1.1.18

このように、9年間で
「馬券」に絡んだ関東馬は
わずか3頭だけですが…

ただ、その3頭は一昨年+
昨年でした。つまり近3年の
中京での当レースに限れば
関東馬が健闘中ということ。

中京は関東馬にとって
輸送距離が短く「輸送に
苦労しない競馬場」ですから
以前に阪神で行われていた
時ほどアウェ-の不利は無い、
という事なのかもしれません。

【ポイント4】
6歳になっても頑張れるのが
ダートG1

→当レースの馬齢別成績を、
こちらはJCダート時代も含めた
近10年の馬齢別・成績で診て
いただきます。

3歳  2.1.3.20 複勝率23%
4歳  2.2.2.28 複勝率18%
5歳  4.4.1.34 複勝率21%
6歳  2.2.3.24 複勝率23%
7歳  0.1.1.15 複勝率12%
8歳上 0.0.0.7  複勝率 0%

3歳から6歳までの各世代が、
まったく「互角」です。

この時期の芝G1では
3歳や4歳など若い馬の活躍が
定番ですが、さすがは「長い
期間にわたって活躍する馬が
多いダートのオープン」。
5・6歳馬が奮闘しており
6歳いっぱいまでは、馬齢を
気にする必要などはまったく
ないということ。一昨年も
昨年も6歳馬が勝ちました。

とはいえ、7歳になると
上記のようにアベレージが
急落。6歳と7歳の間に大きな
「壁」があるのかもしれません。
サウンドトゥルーは、今年は
この壁に挑む事にもなります。

【ポイント5】
最大のヒントは
昨年までの当レースにあり?

→上記【ポイント4】とも
関連しますが、芝G1とは
違って、新陳代謝があまり
進まないのがダートG1。

ゆえに「結局は、毎年同じ
ような馬が好走する=
いわゆるリピーターが走る」
割合が多いのもダートG1、
ということになります。

また、このレースはクセの
強い中京1800mで行われる
ため、その「リピーターが
強い」傾向がより顕著。
一昨年に超人気薄で勝った
サンビスタは、その前年の
当レースですでに4着に
走っていましたし、昨年の
覇者サウンドトゥルーも
一昨年に既に3着に好走して
いました。「ヒント」は
前年までのレースにも多く
潜んでいるというワケです。

以上5点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

PART3・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。