『フィリーズレビューの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「フィリーズレビュー」の
穴馬探しをお届けします。

フィリーズレビューは
3月11日（日）に
阪神芝1400mで行われる
桜花賞トライアルです。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
ディープインパクト産駒が
連対した事がない

→フィリーズレビューの
大きなポイント。
当レースでディープ産駒は
下記のように（0.0.1.6）と
これまでに、まだ1度も
連対していません。
★＝3番人気以内の人気馬。

11年 4着　ドナウブル　★
12年 9着　アンチュラ　★
12年16着　サクセスセ
13年 4着　ノーブルコ
14年 8着　ヤマノフェ　★
16年 3着　キャンディ　★
17年13着　アンジュデ

しかも、上記のように
3番人気以内の人気馬が
7頭中半数以上の4頭を
占めるにもかかわらず
この成績。

ディープ産駒がこれほど
不振な理由は、下記の
【ポイント2】と密接に
関連しています。

【ポイント2】
「パワー血統」の馬が
非常に強い

→フィリ－ズレビューで
最も注視すべきポイント。

阪神内回り芝1400mは
とにかくテンが速いうえに、
ゴールまでずっと淀みない
流れが続くタフなラップに
なりがちです。

最後は結局みんながバテて
「凌ぎあい」になりますが、
特に高レベルな馬が集う
重賞では、その傾向が
いっそう顕著。

そのため、当レースも
牝馬限定戦とはいえ
たとえばディープ産駒など
スローからの瞬発力勝負に
強い血統の馬はどうしても
苦戦するのです。

逆に父が「非サンデー系」の
パワー血統や、ダート色が
濃い配合の馬が毎年のように
好走します。

昨年もパワー満載の
ローエングリン産駒が勝ち、
非サンデーで「鈍い」質の
ワークフォース産駒が
3着穴を提供しました。
一昨年以前もダート血統や
パワー血統が多数好走。

これほどパワー血統や
ダート血統が幅を利かせる
クラシック戦線のレースは
おそらくココだけでしょう。
出走各馬の血統の「中身」に
要注目です。

その他の当レースの傾向は、
PART2で記していきます。

PART2に続きます。