『プロキオンSの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「プロキオンS」の
穴馬探しをお届けします。

プロキオンSは、中京で
7月8日(日)に行われる
ダート1400m重賞です。

早速、当レースのポイントを
お伝えしていきましょう。

なお、当レースは
2012年から
「夏の中京」での
開催に移行しています
(2011年までは阪神や
京都での施行)。

よって、2011年までの
当レースのデータは参考に
できません。

ここでは、2012年以降の
近6年の当レースで
馬券圏に好走した全18頭の
共通項から「プロキオンSの
ポイント」を探っていきます。

【ポイント1】
キングマンボ vs
シアトルスルー vs
穴のサンデー

→夏の中京開催に移行した
2012年以降の当レースは、
血統傾向がかなり偏って
いるのが特徴です。

2012年以降の当レースで
馬券圏に好走した18頭の
父系を診てください。

12年1着馬 ☆  12番人気 
12年2着馬 ◆  4番人気
12年3着馬 ◆  1番人気
13年1着馬 ◆  2番人気
13年2着馬 ☆  5番人気
13年3着馬    1番人気 
14年1着馬 ○  1番人気
14年2着馬 ◆  2番人気
14年3着馬 ☆  10番人気
15年1着馬 ○  4番人気
15年2着馬    2番人気
15年3着馬 ◆  8番人気
16年1着馬 ☆  1番人気
16年2着馬 ☆  3番人気
16年3着馬 ○  2番人気
17年1着馬 ○  5番人気
16年2着馬    1番人気
16年3着馬 ☆  6番人気

◆印=父キングマンボ系
☆印=父サンデー系
(非サンデーのヘイロー系を含む)
○印=父シアトルスルー系

上記18頭中15頭が
いずれかの印に該当。

印に該当していないのは
3頭だけで、しかも全て
1or2番人気馬でした。

つまり、その3頭は
血統に関係なく地力一本で
好走したワケですが、
基本的に夏の中京移行後の
当レースは、このように
血統傾向が偏っています。

特に要注目は、☆印=
父サンデー系でしょう。
18頭中6頭を占めますが、
芝ならともかくダートでは
サンデー系が絶対的に強い
ワケではないですから、
この傾向は要注目です。

12・13・14・16・17年は
すべて「3着以内好走馬の
中で最も人気が低かった馬」=
父サンデー系の馬でした。
穴も、父サンデー系の馬が
連れてきているということ。

じつは中京ダート1400mは
元々、他場ダート1400mと
比べて、父サンデー系の馬の
好走確率が高めのコース。

ゆえに、プロキオンSでも
「力的にはやや劣るけど、
中京ダート1400mへの
血統適性は高いサンデー系の
人気薄の馬」が、毎年の
ように激走できている…と
いう事ではないでしょうか。

ちなみに、2015年はこの
傾向が一旦途切れましたが
該当馬グレープブランデーが
5着に踏ん張っていました。

サンデー系の穴っぽい馬を
狙え。夏の中京移行後の
当レースの隠れた(?)
血統ポイントです。

その他の当レースの傾向は、
PART2で記していきます。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。