『チャンピオンズCの穴馬探しPART1』シベリアン

「チャンピオンズC」の
穴馬探しをお届けします。

チャンピオンズCは
12月4日(日)に中京で
行われるダートG1です。

いま圧倒的に層が厚いのが
 ダートのオープン戦線。
 先週のジャパンCとは違い、
 今年も目移りするような
好メンバーが揃いました。

 以前の「東京2100m」から
現行の1800mに距離が
短縮されて今年で9年目。

そして、JCダートから
現レース名に変更され、
かつ中京開催に移行して
今年が3年目となります。

さっそく、当レースで
「考察すべきポイント」を
 ご紹介していきましょう。

 【ポイント1】
 狙いは「JBC経由組」?

→この項目については、
1800mでの施行に移行した
2008年から昨年まで8年間の
 データからお伝えします。

その8年間の、前走別の
成績を診てください。

マイルCS南部杯 複勝率20%  1.0.0.4
JBCクラシック 複勝率27%  2.3.4.24
JBCレディスC 複勝率33%  1.0.0.2
みやこS     複勝率21%  2.2.2.23
武蔵野S     複勝率18%  2.2.0.18

注目点は、直前で交流G1の
JBCを使ってきた馬のほうが、
 直前で中央G3を使ってきた
馬をアベレージで上回って
 いることでしょう。

そもそも、11月の時期の
 ダートA級馬は、まずは
JBC出走を目指します。

ただ、収得賞金不足などで
 それが叶わない馬は
 みやこS・武蔵野Sなどの
中央G3を目指す構図。

ですから必然的に、
JBCに出走している
JRAのメンバーレベルは
高めで、それゆえのこの
傾向という事なのでしょう。

 実際にここ6年、毎年必ず
最低1頭は、前走JBC組が
馬券に絡んでいます(計8頭)。

しかも、その8頭の人気順は
11・1・3・6・1・2・12・5。
 穴党が狙うのに十分な妙味も
持ち合わせているのです。

 前走が交流G1出走といっても
「所詮は地方所属馬が数多く
出走している低レベルのG1。
だからあまりその履歴はアテに
出来ない」と思っている人も
多く、それゆえのこの人気順と
 いうコトなのかもしれません。

ともあれ、今年も
「該当馬」が何頭か出走する
予定ですが、個人的には
要注目の存在がこの中に
潜んでいると診ています。

 次項PART2では、その他の
 ポイントについて記します。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。