『ノーザンファームに信頼された川又賢治騎手の未来とは?』田中洋平
11月19日が誕生日の川又賢治騎手は、
誕生日ゾーンである11月17と18日で大暴れ!
勝率10% 連対率16% 複勝率21%
単勝回収率295% 複勝回収率115%
◆11月17日
福島1R 3着(5番人気)
福島3R 1着(10番人気)
福島10R 2着(8番人気)
◆11月18日
福島1R 1着(1番人気)
とくに17日の福島3レースは、
単勝5420円の大穴馬で勝利と素晴らしい活躍でした。
騎手2年目というのは慣れと斤量の恩恵があるので、
勝ち星を増やして大きく成長する時期です。
その中でも川又賢治騎手は、大躍進を遂げています。
そこで現在2年目の同期たちの勝ち星を比べてみました。
横山武史騎手 13→32勝(+19)
木幡育也騎手 6→15勝(+9)
武藤雅騎手 24→35勝(+11)
川又賢治騎手 9→35勝(+26)
富田暁騎手 17→26勝(+9)
※1年目の勝ち星→2年目の勝ち星
いかがですか?
横山武史騎手もいい感じですが、
川又賢治騎手騎手の伸び率がダントツですね。
雑誌『競馬の天才!』には、
サンデーレーシングの信頼を勝ち取ったことが、
現在の躍進に繋がっていると書いてありました。
ふむふむ、なるほど。
ということで、
今年のサンデーレーシング+川又騎手の成績を見てみましょう。
勝率19% 連対率26% 複勝率36%
単勝回収率427% 複勝回収率129%
なかなか成績との回収率ですね。
では続いて、ノーザン系の一口クラブです。
◆キャロットファーム+川又騎手
勝率7% 連対率10% 複勝率19%
単勝回収率355% 複勝回収率183%
◆シルクレーシング+川又騎手
勝率10% 連対率17% 複勝率17%
単勝回収率62% 複勝回収率51%
シルクの成績はイマイチですが、
これは供給される馬質ひとつでガラリと変わる可能性があります。
というのも、
サンデーR → 31回
キャロットF → 31回
シルクR → 30回
このようにシルクレーシングの騎乗機会は他の2クラブと同じくらい。
つまりサンデーレーシングというより、
ノーザンファーム全体からの信頼を川又騎手は勝ち取ったと言えそうです。
◆サンデー、キャロット、シルク+川又騎手
勝率12% 連対率17% 複勝率24%
単勝回収率284% 複勝回収率122%
これはかなり狙い目ですね。
続いてですが、
横山武史騎手 12回
木幡育也騎手 5回
武藤雅騎手 17回
川又賢治騎手 91回
富田暁騎手 30回
上記は2年目騎手がサンデー、キャロット、シルクの馬に、
2018年に何回乗ったか?というデータです。
11月19日時点ですが、川又騎手が圧倒的ですね。
ひとり勝ちしているノーザン系の馬に乗れれば、
自動的に勝ち星が増えるのは当たり前。
このまま順調に行けば、
松若風馬騎手や鮫島克駿騎手のように、
若手の中でも一歩抜けた存在になりそうですね。
そしてゆくゆくは丸山元気騎手や松山弘平騎手と、
コンスタントに年間50勝を超える騎手になってくれるはず。
あくまでもノーザンファームとの良好な関係が続けばですが、
将来は約束されたようなものです。
まだ競馬ファンのマークが甘いので、
ノーザン系馬+川又騎手のコンビで今のうちに稼ぎましょう。
ぜひ狙ってみてください。
投稿者プロフィール
-
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
最新の投稿
- 馬券力アップ2024年4月15日『万馬券の使者!原祐介騎手が社台グループの馬に乗れば!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年4月9日『女性ナンバーワン!永島まなみ騎手が激走する3つの条件!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年3月27日『メイショウタバルで重賞初制覇の石橋守調教師にフォーカス!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年3月18日『圧勝のテーオーロイヤルは天皇賞・春を勝てるか?』田中洋平