『京都2歳Sの穴馬探し予想PART1』シベリアン
「京都2歳S」の
穴馬探しをお届けします。
今年の京都競馬も
いよいよ次週でラスト。
京都2歳Sは、最終週の
土曜に行われる2歳の
G3です。
土曜施行ですので早速、
京都2歳Sのポイントを
お伝えしましょう。
【ポイント1】
とにかく「距離経験」が
欲しい
→後述【ポイント2】でも
触れますが、スローで
流れるワリに距離相応分の
スタミナが必要な当レース。
重賞格上げ後の近4年の
当レースで馬券圏に
好走した12頭のうち8頭が、
芝2000m戦での連対実績を
すでに持っていた馬でした。
また、残り4頭は全て
芝1800mのオープン戦で
すでに連対した実績を
持っていた馬。
つまり、どちらかの実績を
持っている馬でないと、
重賞化された当レースでの
好走は難しい、という
ことになります。
ちなみに、マイル以下の
距離しか経験の無い馬は
当レースでは大苦戦。
オープン特別だった年まで
広げた前10年で診ても、
(0.0.1.18)複勝率5%と
ほとんど走れていません。
いかにも「スタミナ要素が
けっこう大事」であるコトが
分かる各傾向と言えます。
【ポイント2】
スタミナ血統馬の好走が
非常に多い
→重賞に昇格して全4年の
当レースで好走した12頭の
父を診てください。
14年1着馬 ◆ハ-ツクライ
14年2着馬 ダイワメジャー
14年3着馬 ◆ハ-ツクライ
15年1着馬 ◆ハ-ビンジャ?15年2着馬 ◆マンハッタンカフェ
15年3着馬 ◆ハ-ツクライ
16年1着馬 ディープインパクト
16年2着馬 キングカメハメハ
16年3着馬 ◆ニューアプローチ
17年1着馬 ◆ハ-ツクライ
17年2着馬 ◆ハ-ツクライ
17年3着馬 ◆ハ-ビンジャー
このように「スタミナ色が
濃い種牡馬の仔」の好走が
多いのです(◆印が該当)。
12頭中9頭が該当。
昨年もセオリーどおり、
スタミナ種牡馬の仔が
見事ワンツースリーを
キメました。
当レースは、中盤で
流れが大きく緩む事が
非常に多いですが、
それでも「メンバーの
揃った2000m重賞」は
この時期の2歳馬に
とって初となりますから、
見た目のペースのワリに
ラクなレースとは言えず
距離相応分のスタミナは
必要になっている、と
いうことなのでしょう。
ともあれ、ここまで極端に
傾向が偏っていますから
血統には注目したいところです。
【ポイント3】
「逃げ先行」が
圧倒的に有利
→スローで流れるうえに、
小回りで早めに動ける
器用な「機動力」を備えた
馬がまだまだ少ない2歳の
この時期。
ゆえに、結局は前目で
進めて踏ん張り切る
レース運びが好結果に
繋がりやすく、逃げ先行の
策に出た馬が圧倒的な
好成績を収めています。
オープン特別時代を含めた
近10年でも、逃げた馬は
勝ちクラこそないものの
(0.3.2.5)複勝率50%。
また、先行した馬も
複勝率40%に迫りますが、
差し追込は同20%以下に
留まります。
特に重賞化された近4年は、
「前走で先行して連対して
いた馬」が強いのも特徴。
好走12頭中10頭が該当して
おり、要チェックでしょう。
以上3点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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