『ダイヤモンドステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ダイヤモンドS」の
穴馬探しをお届けします。

ダイヤモンドSは
2月16日(土)に
東京芝3400mで行われる
長距離G3です。

土曜施行のレースですので
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「4歳馬」が
圧倒的に強い

→近年の長距離路線=
いわゆる新陳代謝が
あまり順調ではなく、
ベテラン馬の活躍が多い
イメージもありますが
当レースに限っては
4歳馬の戦績が断トツに
優秀です。

近10年の馬齢別成績は
下記のとおり。完全に
「若さ」が経験不足を
凌駕しています。

4歳  複勝率48% 4.3.4.12  
5歳  複勝率15% 3.1.1.29 
6歳  複勝率19% 2.1.3.25
7歳上 複勝率13% 1.5.2.55

【ポイント2】
「前走から斤量が
増えている馬」が
圧倒的に強い

→当レースの隠れたキモ。
近10年の出走全馬の
「前走からの斤量増減別の
成績」を診てください。

前走から斤量増 複勝率44% 5.2.1.10
前走と同斤量  複勝率20% 2.5.5.49
前走から斤量減 複勝率14% 3.3.4.62

このように、前走から
斤量が増えている馬が
断然好アベレージです。

前走から斤量が増えて
いる馬=近況好調または
もともと地力上位ゆえに
今回のハンデを重めに
背負わされた馬、と
なりますが、そんな馬が
重めのハンデにめげず、
近況の好調度(または
力の元値の高さ)を
活かして好走しやすい
レース、と言えましょう。

【ポイント3】
近年は「格下馬」の
一発が減少

→ダイヤモンドSの
近10年の前走クラス別成績を
診てください。

重賞     複勝率20% 6.2.5.51 
オープン特別 複勝率15% 3.4.1.44
準オープン  複勝率23% 1.1.3.17
1000万下   複勝率22% 0.1.1.7

このように、前走で
準オープンや1000万の
いわゆる「格下レース」を
使ってきた馬の成績も
けっこう良好です。

ただ、ここ数年に限ると
この傾向は減退気味。
近10年好走馬の「前走の
クラス」を診てください。

▲=準オープン以下です。
△=オープン・重賞です。

09年1・2・3着馬 ▲ △ ▲
10年1・2・3着馬 △ ▲ △
11年1・2・3着馬 △ △ ▲
12年1・2・3着馬 △ ▲ △
13年1・2・3着馬 △ △ ▲
14年1・2・3着馬 △ △ △
15年1・2・3着馬 △ △ ▲
16年1・2・3着馬 △ △ △
17年1・2・3着馬 △ △ △
18年1・2・3着馬 △ △ △

このように、近年は
「格下馬(▲印)の好走」が
減っている事が分かります。

近年は、当レースにも
「信頼度が高い人気馬」が
多く出走するようになって
いる事が、近年の当現象を
生み出していると診ます。

【ポイント4】
「ハーツクライ強し」だが…

→当レースの種牡馬別・
成績は下記のとおり。
サンデー屈指の長距離砲で
「府中の血」トニ-ピンも
備えるハーツクライ産駒が
やはり断然強いですが、ただ
今年は出走馬がいません。
ディープ産駒は下記のように
勝ち切れず。

「ハーツクライに準じる血」を
備えている馬に注目したい
ところですが…。

ハーツクライ    複勝率56% 3.1.1.4
ダンスインザダーク 複勝率50% 0.0.2.2
ステイゴールド   複勝率33% 1.0.0.2
ディープ      複勝率30% 0.1.2.7
キンカメ      複勝率17% 0.1.0.5
ゼンノロブロイ   複勝率 0% 0.0.0.6

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。