『京都牝馬ステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都牝馬S」の
穴馬探しをお届けします。

京都牝馬Sは
2月16日(土)に
京都芝1400mで行われる
牝馬限定のG3重賞です。

土曜施行のレースですので
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

なお、当レースは
2016年から芝の1400mに
距離が短縮されています。

【ポイント1】
「スプリント実績」が
ある馬を狙え!

→京都芝1400m=展開や
流れから、基本的に
「マイル寄り」では無く
「1200m寄り」の舞台で
あり、ゆえにマイラーより
スプリンターの方がよく
活躍する、と当欄で何度も
記してきました。

京都外回り芝1400m戦=
比較的淀みないペースで
流れるため「芝1200mで
好走するために要る馬力」が
活きやすいからです。

この京都牝馬Sでも、
まさにその現象が起こって
います。2016年から距離が
1400mに短縮されて以降、
「G1を除いた芝1200mで
ほとんど崩れていない」馬が
多く好走しているのです。

近3年好走馬9頭の、
京都牝馬Sを迎えるまでの
「G1を除いた芝1200mでの
成績」を診てください。

16年1着馬 1200m出走ナシ
16年2着馬 1200m出走ナシ
16年3着馬 1200m出走ナシ
17年1着馬 1200m(0.0.2.0)
17年2着馬 1200m(2.0.0.0)
17年3着馬 1200m(0.2.0.0)
18年1着馬 1200m出走ナシ
18年2着馬 1200m(1.0.0.0)
18年3着馬 1200m(0.1.0.0)

2016年は、短距離実績を
持つ馬の出走が非常に少なく
そのため1200m実績が無い
馬が上位を占めましたが、
2017年からきっちり変化。
このように「1200m戦で
全く崩れていなかった馬」が
上位を占めています。

1400mの京都牝馬Sでは、
1200m実績が優秀な馬を
狙え。今後、鉄板法則に
なる予感さえします。

【ポイント2】
穴は東から?

→1400m施行の近3年の
当レースで連対した6頭の
うち「4番人気以下」の
馬は3頭いましたが
すべて、関東馬でした。

16年 マジックタイム   6番人気2着 関東馬
17年 ワンスインナムーン 7番人気2着 関東馬
18年 デアレガーロ    4番人気2着 関東馬

関西での重賞=関東馬が
活躍するイメージはやや
希薄ですが、当レースでは
このように関東馬の活躍が
目立ちます。

ちなみにマイル施行時の
4年前までも、関東馬と
関西馬は互角なうえに
関東の穴馬がけっこう
走っていました。
2015年などは人気薄の
関東馬が3着まで独占して
286万の大波乱決着に。

ともあれ、人気を落として
いる関東馬を狙う策も有効な
レースと言えましょう。

【ポイント3】
やはり「差し決着」濃厚?

→1400mに距離が
短縮されたここ3年は
すべて「差し決着」。

16年1着馬 先行 (4角3番手)
16年2着馬 差し (4角10番手)
16年3着馬 差し (4角7番手)
17年1着馬 差し (4角7番手)
17年2着馬 先行 (4角4番手)
17年3着馬 差し (4角10番手)
18年1着馬 差し (4角6番手)
18年2着馬 差し (4角10番手)
18年3着馬 差し (4角9番手)

今年は、馬場じたいが
すでに相当な差し志向の
状況になっていますから
この傾向は、より色濃く
出る可能性が高そうです。

以上3点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。