『阪神大賞典2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「阪神大賞典」の
穴馬探しをお届けします。

阪神大賞典は
3月17日（日）に
阪神芝3000mで行われる
伝統の古馬長距離G2です。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「前走が2月重賞」の
馬の成績が良くない

→タイトルどおり。
これが、このレースの
キモかもしれません。

当レースの近10年の
前走別成績を診て下さい。

有馬記念　　　複勝率63％　　4.5.1.6
日経新春杯　　複勝率46％　　2.1.2.6
—————————–—
京都記念　　　複勝率27％　　1.0.2.8
ダイヤモンド　複勝率21％　　2.2.2.22

前走で暮れの有馬記念や
年頭の日経新春杯を使った
うえで、一息入れてココに
出走してきた馬の成績が
優秀です。

逆に前走で「2月重賞」＝
ダイヤモンドS・京都記念を
使っていた馬の成績が低調。

ダイヤモンドS・京都記念を
使い、さらに阪神大賞典を
使うローテーション自体が
「スタミナ戦の連戦」で
そもそも厳しい、という
ことなのかもしれませんし、
2月重賞に出たうえでココに
また出てくる＝「先々を
見据えずに、ただ使える
レースを使っているだけ」で
ココへの本気度も高くない、
ということなのかもしれません。

【ポイント2】
7頭だて？

→長距離レース、強い馬が
集まるレースは基本的に
荒れにくいと言われます。

その「両要素」が揃った
当レース。やはりあまり
荒れません。近10年で
8番人気以下の馬は1頭も
馬券に絡めず（0.0.0.41）。

7番人気以内の馬で
どのように決着するか？
そのように手堅く考える
ことが基本線の一戦です。

【ポイント3】
グレイソヴリン持ちの
馬を要チェック

→今回は、同週施行の
中山芝1800m重賞＝
フラワーC・スプリングSで
「グレイソヴリン系の血を
有する馬を狙うべし」と
お伝えしています。今季の
中山芝1800m戦において
グレイソヴリン持ちの馬の
好走が多いからです。

この阪神大賞典の展望でも
同じことを記します（笑）。
「グレイソヴリン」の血を
持つ馬の好走が非常に多い
レースです。

もちろん、今季の阪神で
芝3000m戦は今回が
初めてですから、これは
今季の血統傾向ではなく
当レース自体の血統傾向と
なりますが…。ともあれ
2012年以降の好走馬21頭の
血統を見てください。

★印＝グレイソヴリンを
組成内に含む馬ですが
21頭中9頭を、該当馬が
占めています。

12年1着ギュスター　3番人気　★
12年2着オルフェ－　1番人気
12年3着ナムラクレ　5番人気　★
13年1着ゴールドシ　1番人気
13年2着デスぺラ－　3番人気　★
13年3着フォゲッタ　5番人気　★
14年1着ゴールドシ　1番人気
14年2着アドマイヤ　5番人気　★
14年3着バンデ　　　3番人気
15年1着ゴールドシ　1番人気
15年2着デニムアン　7番人気
15年3着ラストイン　2番人気
16年1着シュヴァル　1番人気　★
16年2着タンタアレ　4番人気
16年3着アドマイヤ　3番人気　★
17年1着サトノダイ　1番人気
17年2着シュヴァル　2番人気　★
17年3着トーセンバ　5番人気
18年1着レインボー　3番人気
18年2着サトノクロ　4番人気　★
18年3着クリンチャ　1番人気