『コンピ指数攻略の落とし穴でドキッとすること』田中洋平

今回はコンピ指数攻略の落とし穴について書こうと思います。
多くのコンピ研究者が落ちる穴です。
ドキッとする部分もあると思うので、
よろしくお付き合いください。
私は日刊スポーツの競馬サイト、
極ウマ・プレミアムでテクニカル6というコラムを書いています。
これは日刊コンピ指数を使って、
レースの波乱度合い6つのパターンに分ける予想法で、
コンピ1~3位の指数値を足し算します。
テクニカル6の詳細はこちら↓
本命派は堅い傾向のパターン5か6を狙う。
反対に大穴派は、荒れる傾向のパターン1か2を狙う。
そうすることで、馬券の的中率がアップするという感じです。
何も参考にせず当てずっぽうで傘を持ち歩くより、
天気予報を見て、雨が降りそうな時だけ持って行った方が、
傘を使う的中率がアップするのと同じ原理ですね。
この波乱度合いを分析する作戦を利用して、
極ウマ・プレミアムでは、以下のルールで買い目を推奨しています。
◆パターン1の場合
コンピ6、7、8位の単勝(3点)
コンピ1位 → 6、7、8位の馬連(3点)
◆パターン2の場合
コンピ7、8、9、10位の単勝(3点)
コンピ1位 → 7、8、9、10位の馬連(3点)
パターン2の場合は、
コンピ7~10位の4頭の中から、3頭を選んでいます。
馬連にアレンジする場合は、
的中率を重視して、無条件でコンピ1位を軸にしています。
つまり主役は、
パターン1ならコンピ6~8位の部分。
パターン2ならコンピ7~10位の部分になります。
どちらも波乱傾向の強いパターンなので、
コンピ6~10位、
人気に置き換えると6~10番人気あたり台頭が多くなる傾向。
このゾーンの穴馬が激走するタイミングを狙いましょう!
という作戦になります。
そしてコンピ指数を正しく攻略する上で、
大切なワードがこの「ゾーン」で考えること。
最近はめっきり少なくなりましたが、
コンピ1位の指数値が80以上の時は、
コンピ7位の成績が良いので狙い目になる。
と言った、
1つのコンピ順位を狙い撃ちにする理論は、
再現性が乏しいので危険です。
これを実際のオッズに置き換えると、
1番人気が1倍台の時は、7番人気の馬の成績が良いので狙い目になる、
ということ。
あなたはこの理論で7番人気の馬を
自信満々に買うことができるか?
こじ付けっぽくて、当たる気がしないですよね。
でもこのレースは荒れそうだから、
7~10番人気あたりの馬を警戒した方が良さそうだ。
という理論であれば、どうです?
7~10番人気に馬で激走しそうな馬を、素直に探せますよね。
これがコンピ指数は、
点ではなくゾーンでとらえるという意味なのです。
ではゾーンでとらえる大切さを、もうひとつお見せしたいと思います。
復習になりますが、
パターン1ならコンピ6~8位のゾーンが狙い目です。
実際のデータはこちら↓

理由ですが、
このゾーンが通常より出現率がアップしている状態で、
さらに的中率と回収率のバランスが良いから。
ではパターン1のコンピ6~8位の成績を、
年単位で見てみましょう。

いかがですか?
年別にすると、成績と回収率が極端に悪い年があります。
これをコンピ6位だけのような点で判断すると、
去年は良かったけど、今年は最悪だった!
というように成績に波が生まれます。
ではゾーンならどうか?
例えば、2018年はコンピ6位の回収率が絶好調!
コンピ7位は普通で、コンピ8位は最悪。
でもゾーンみるので、平均すれば問題ないわけですね。
あっちの赤字を、こっちの黒字で補填する。
という例えだと、分かりやすいかと思います。
これがゾーンでみるメリットであり、
コンピ指数を扱う正しい考え方。
この考え方をあなたのコンピ予想法に取り入れることで、
年単位の成績が安定するでしょう。
逆に勘違いすると、必ず痛い目にあうでしょう。
点ではなくゾーンですよ。
ぜひ参考にしてください。
投稿者プロフィール

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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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