『マイラーズカップの穴馬探し予想PART1』シベリアン
「マイラーズC」の
穴馬探しをお届けします。
いよいよ次週から
春の京都&東京が開幕。
京都開催は6週にわたり
行われます(東京は10週)。
マイラーズCは
4月21日(日)に京都で
行われるマイル重賞です。
さっそくマイラーズCの
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
血統的に「軽さ」勝負
→ほとんどの年で高速決着に
なる当レース。びっくりする
ような速い時計が出る事も
珍しくありません。
ゆえにシンプルに「血統的に
高速スピードに対応できる
組成」の馬でないと厳しい、
ということ。
過去7年の当レースで
馬券圏に好走した21頭の
「父」を診てください。
12年1着馬(3)
12年2着馬(6) ☆
12年3着馬(7) △
13年1着馬(5) □
13年2着馬(8)
13年3着馬(3) ☆
14年1着馬(3) ☆
14年2着馬(2) ☆
14年3着馬(1) ☆
15年1着馬(8) ○
15年2着馬(5)
15年3着馬(1) ☆
16年1着馬(3) △
16年2着馬(5) ☆
16年3着馬(11)
17年1着馬(2) ◇
17年2着馬(1) △
17年3着馬(7)
18年1着馬(4) ☆
18年2着馬(2)
18年3着馬(1) △
☆=ディープインパクト。
△=キングカメハメハ。
◇=フジキセキ。
○=アグネスタキオン。
□=サクラバクシンオー。
何れも、いかにも「軽快な
スピード」を備えている
種牡馬たちの面々ですが、
これらの印が付いた馬で
21頭のうち、じつに
15頭を占めています。
毎年、春の京都の芝は軽く
常に速い時計が出ます。
しかもこのレースは
一流マイラーが集うため
いっそうスピード勝負の
趣が濃いめ。
ゆえに、血統的にも
高速スピード戦に対応できる
バックボーンの筋を備える
馬の好走が多くなっている、
ということでしょう。
【ポイント2】
スピード馬場とはいえ
「逃げ先行天国」ではない
→開幕週のスピード馬場=
前の馬が止まらない印象を
どうしても持ちがちですが
このマイラーズCは、たとえ
開幕週でも差しが届きます。
当レースの施行週が
春の京都開幕週に移って
今年で8年目になりますが、
過去7年の当レースで
馬券圏に好走した21頭の
脚質内訳は次のとおり。
中位以降からも差せている
ことがよく分かります。
4角先頭 2頭
4角2~5番手 9頭
4角6番手より後ろ 10頭
近年は、開幕週といっても
馬場整備方法の変化により
「前が止まらない」馬場に
なることは少なめです。
このマイラーズCにおいても
「前が止まらない」傾向に
偏っている事はありません。
むしろ近年は、開幕週よりも
馬場が使い込まれてきた
開催終盤のレースのほうが
(芝が薄くなった内々の
馬場のグリップが効くことで)
内・前が止まらないことが
多めです。
【ポイント3】
5歳馬が非常に強い
→過去7年の当レースに
おける馬齢別の成績を
診てください。5歳馬が
圧倒的な強さを誇ります。
4歳 複勝率19% 2.4.0.26
5歳 複勝率38% 3.1.5.15
6歳 複勝率13% 1.1.1.21
7歳上 複勝率11% 1.1.1.24
斤量面でキツくなる事も
多い4歳馬、高速馬場への
対応でそろそろ厳しくなって
くる6歳超の高齢馬とは違い、
5歳馬には不安点が少ないも
当現象の一因と見ます。
【ポイント4】
「関東馬」は苦戦傾向
→近7年の当レースに
おける、東西所属別の成績を
診てください。関東馬は
スピード負けしている印象。
かなり成績が低調です。
関東馬 複勝率11% 1.0.1.16
関西馬 複勝率21% 6.7.6.72
以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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