『新馬戦はノーザンファーム生産馬の一点突破で攻略!』田中洋平

ゴールデンウィーク真っただ中ですが、
あっという間に2019年の新馬戦が始まりますね。
数年前は社台、ノーザン系の有力馬は、
暑い夏のデビューを避けて、涼しくなった9月の中央開催で下ろされる。
それまでの夏開催はマイネル、コスモの冠名でお馴染み、
岡田繁幸総帥が率いるマイネル軍団の天下だった時代もありましたね。
しかし近年は、社台ファーム、ノーザンファームの急激な成長に合わせて、
夏からデビューする有力馬が増えてきました。
とくにノーザンファーム生産馬の新馬戦の成績は強烈で、
圧倒的な強さを誇っています。
| 馬場状態 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 芝 | 186- 151- 104- 465/ 906 | 20.5% | 37.2% | 48.7% | 89 | 88 |
| ダート | 29- 21- 26- 81/ 157 | 18.5% | 31.8% | 48.4% | 90 | 95 |
| 全 | 215- 172- 130- 546/1063 | 20.2% | 36.4% | 48.6% | 89 | 89 |
普通にベタ買いをしても回収率が89%もあるのですが、
ノーザンファームの意図を読み解けば、もっと儲かるパターンが見えてきます。
それは、ノーザンファーム生産馬が1頭だけのレース。
G1,G2,G3のような重賞であれば、ノーザンファームの多頭出しでも賞金を稼げます。
しかし新馬戦で勝ち上がれるのは1頭だけ。
負けても未勝利戦に挑戦すれば良いだけですが、
できれば新馬戦でスムーズに勝ち上がっておきたいのが本音でしょう。
後々のレース選びやローテーションが楽ですからね。
だから、弱い馬が集まる新馬戦に出走させた方が勝ち上がるチャンスが高い、
と考えるのが普通です。
そこのノーザンファーム生産馬の新馬戦1頭出し。
将来有望、能力がありそう、良血で注目されている、
これらに該当する馬は、新馬戦で勝たせたいので1頭だけになります。
つまり他の有力なノーザンファーム生産馬を出走させて、
勝ち上がりの邪魔をしないように使い分けているということ。
ここは勝ちたい!という場合に使う必殺技ですね。
ということで、新馬戦のノーザンファーム生産馬1頭出しの成績です。
| 馬場状態 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 芝 | 51- 36- 21- 71/179 | 28.5% | 48.6% | 60.3% | 91 | 95 |
| ダート | 17- 12- 10- 37/ 76 | 22.4% | 38.2% | 51.3% | 126 | 104 |
| 全 | 68- 48- 31-108/255 | 26.7% | 45.5% | 57.6% | 102 | 97 |
これだけで回収率が100%を超えますね。
しかし!
・新馬戦
・ノーザンファーム
・1頭出し
この条件に該当した馬が強いことは、少しメジャーになってきました。
そこでここから、過剰人気になりやすい1番人気の馬を除きましょう。
2~18番人気馬の成績がこちらです。
| 馬場状態 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 芝 | 20- 18- 11- 49/ 98 | 20.4% | 38.8% | 50.0% | 106 | 102 |
| ダート | 9- 6- 7- 27/ 49 | 18.4% | 30.6% | 44.9% | 163 | 115 |
| 全 | 29- 24- 18- 76/147 | 19.7% | 36.1% | 48.3% | 125 | 106 |
図式としては、ノーザンファーム生産馬以外の馬が1番人気。
例えばG1馬の全弟だったり、
お母さんが元G1馬だったりすると、新馬戦で人気を集めますよね。
能力以上に注目されて、人気を吸い込む感じです。
しかし、実はそこに期待されいるノーザンファーム生産馬が、
1頭出して仕込まれていて、人気先行の1番人気馬にアッサリと勝利。
という感じでしょうか。
このパターンが近年の新馬戦で一番儲かるパターンです。
勝率も20%近くあるので、ストレスも少ないでしょう。
今年の夏は、ぜひこのパターンを狙ってみてください。
投稿者プロフィール

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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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