『共同通信杯の穴馬探しPART1』シベリアン

「共同通信杯」の穴馬探しを
 お届けします。

 共同通信杯は2月14日(日)に
東京で行われる3歳G3重賞。
クラシックへの登竜門です。

さっそく、このレースの
 ポイントをお伝えしましょう。

 【ポイント1】
 「2ケタ馬番」の馬が大不振

→共同通信杯の知られざる
「キモ」です。

 近10年の当レース出走馬の
馬番別成績を診てください。

9番枠から内 複勝率30% (9.10.8.63)
10番枠から外 複勝率9% (1.0.2.30)

 説明不要の極端な成績差…。
このように共同通信杯では
2ケタ馬番=死に枠と化して
 います。サッパリ走りません。

 昨年は「10頭だて」。
 唯一の2ケタ馬番=10番枠に
収まったのは、単勝1.9倍の
超人気馬ハートレーでした。

さすがにハートレーなら
 こののジンクスを破るかな…
10頭だてになった事だし、
 意識する必要は無いかな…
と思いつつ診ていましたが
 なんとブービーの9着に
敗れてしまいました。

 恐るべし当傾向といった
 ところですが、この現象が
起きている原因はもちろん、
 内&先行有利になる事が多い
冬の東京Dコースにあります。

しかも当レースの舞台は
 いわゆる「ワンターン」の
東京芝1800mですし、
 将来を見据えている素質馬が
多く出走しますから道中は
 みんなが極めて慎重に進めて
 スローペースで流れます。

パスポイントが少ない形態の
東京芝1800mで、しかも
内&前が有利なDコースで
 しかもスローで流れれば…
外枠馬は苦しくて当然。

よって、上記の枠傾向は
決して偶然ではなく必然。
 私はそう考えています。

 今年も出走馬は「10頭」を
超えそう。2ケタ馬番の馬が
何頭か現れることになります。
 今年も私は2ケタ馬番の馬は
推奨馬としない予定です。

その他の当レースの傾向は、
PART2で記していきます。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。