『神戸新聞杯2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「神戸新聞杯」の
穴馬探しをお届けします。

神戸新聞杯は
9月22日(日)に
阪神で行われる
菊花賞トライアル。

1~3着馬に
菊花賞への優先出走権が
与えられるレースです。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
サートゥルナーリアが
挑む「厚い壁」?

→サートゥルナーリアが
今年は恐らく1番人気。

ただ、この馬は今回も
ダービーに引き続いて
「厚い壁」に挑みます。
下記を診てください。

芝1400m以下   複勝率34% 100.68.61.442
芝1500~1800m 複勝率34% 81.74.55.413
芝2000~2200m 複勝率32% 13.23.11.98
芝2400m以上   複勝率23% 2.0.1.10

これは
ロードカナロア産駒の
距離別・全成績です。
(9月16日まで)

短距離やマイルが
主戦場のイメージが強い
ロードカナロア産駒。
しかし、このように
じつは2200mまでは
距離が長くても短くても
成績は変わりません。

しかし、2400mを
超えるとさすがに成績が
上記のように、かなり
落ちるのです。

着度数(2.0.1.10)では
何とも言えないだろうと
言われそうですが
じつはこの2勝、いずれも
怪物牝馬アーモンドアイが
マークした勝ち星。

つまりアーモンドアイの
白星を除けば(0.0.1.10)。
こうなると「絶望的」な
アベレージに思えます。

もし、2400mあたりに
ロードカナロア産駒の
見えない距離の「壁」が
存在するなら…今回の
当馬についても、安心は
禁物となってきます。

【ポイント2】
「阪神芝外回り」で
速い上がりを使った
実績がある馬を狙いたい

→神戸新聞杯の隠れた
キモです。近10年の
当レースで4番人気以下で
3着以内に好走した11頭の
顔ぶれを診てください。

09年3着★(5番人気)セイウンワンダー
09年1着★(7番人気)イコピコ
10年3着★(5番人気)ビッグウィーク
12年2着★(8番人気)ロードアクレイム
13年2着★(7番人気)マジェスティハ-ツ
14年2着 (8番人気)サウンズオブアース
14年3着 (9番人気)ト-ホウジャッカル
15年3着★(7番人気)ト-センバジル
16年2着★(6番人気)ミッキーロケット
16年3着 (4番人気)レッドエルディスト
18年3着★(6番人気)メイショウテッコン

11頭のうち8頭に★印が
付きましたが、じつは
★印の馬=神戸新聞杯を
迎える前までに、阪神の
芝外回りで「出走馬中で
3位以内の速い上がり」を
繰り出したことがあった
馬です。その際の着順は
不問。

キャリアの浅い3歳馬には
ほぼ未知の領域といえる
「道中で脚を徹底的に
溜めたうえで、究極の
速い上がりを使いあう」
流れになる神戸新聞杯。

要は少し特殊な状況下の
レースですから、今回と
全く同じ「阪神外回りでの
速い末脚比べレース」を
経験した履歴がそのまま
アドバンテージとなって
いるのでしょう。

【ポイント3】
ダービー組強し。
ダービー不出走馬を
狙う時は明確な基準アリ

→近10年の出走馬の
前走別成績を診てください。
前走「ダービー出走馬」が
明らかに優勢です。

ダービー    複勝率38% 8.6.3.28
ラジオNIKKEI  複勝率44% 1.1.2.5
オープン特別  複勝率14% 0.0.1.6
準オープン   複勝率20% 1.0.0.4
1000万     複勝率17% 0.3.3.30
500万     複勝率00% 0.0.0.24 

それでも「ダービーに
不出走だった馬」を
どうしても狙いたい場合、
取捨基準に明確なものが
存在しますのでご参考に。
下記を診てください。

09年1着 イコピコ     ◆
10年3着 ビッグウィーク  ○
11年3着 フレールジャック ◆
12年2着 ロードアクレイム ◆
12年3着 マウントシャスタ ◆
13年2着 マジェスティハ- ○
13年3着 サトノノプレス  ○
15年3着 トーセンバジル
16年2着 ミッキーロケット ○
18年3着 メイショウテッコ ◆

これは、近10年の
神戸新聞杯で3着以内に
好走した30頭のうち
「ダービー不出走」だった
全10頭の顔ぶれです。

○印=前走1000万で
連対した馬。

◆印=前走でダービー以外の
重賞に出走していた馬。

10頭中9頭にどちらかの
印が付きました。つまり
どちらかの履歴を持つ馬=
「ダービー不出走」でも
神戸新聞杯で好走できる、
というワケです。

3歳秋の重賞レースでは、
よく「古馬混合1000万で
好走した馬は通用する」と
言われますが神戸新聞杯も
それに該当するということ。

また前走でダービーには
出走しなかったものの
重賞には出走していた
いわゆる「重賞級」なら
走れるとも言えます。

ですので、逆に
「ダービーに出走せず
しかも前走1000万でも
連対できず or 前走で
重賞にも出走せず」と
いった馬では勢いも格も
足らず、当レースで穴を
あける可能性は極めて低い、
ということになるのです。

【ポイント4】
最内枠は不振

→差しが効く阪神外回りの
レースに多い現象ですが
この神戸新聞杯も1番枠の
馬が近10年(0.0.1.9)と
不振です。逆に外枠でも
全く不利はありません。

【ポイント5】
前走「洋芝出走馬」が
ほぼ全滅

→近10年の前走場別の
成績を診てください。
下記のように、前走で
札幌&函館の洋芝戦に
出走していた馬がほぼ
全滅しています。

札幌&函館  複勝率 4% 0.1.0.26
それ以外   複勝率26% 10.9.10.84

前走で、要パワー洋芝の
札幌&函館戦にあえて
出走してきたような馬では、
条件がその時とほぼ真逆の
「野芝オンリー馬場で
かつ速い末脚が必要な
当レース」に対応するのは
難しいのかもしれません。

以上5点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ジョッキーブースター

6つのキャッシュポイントでしっかりとリターンを稼ぐ!
とにかく勝てない…
毎週買い方が違う…
自分の馬券に迷いが生じている!
あなたの悩みを、これで一発解決!
これらの悩みを「JOCKY-BOOSTER」は解決します。
競馬は(馬7:騎手3)と言われているのをご存じでしょうか?
レースの結果は、馬の実力が7割で、騎手の実力が3割という意味。
しかし3221勝中、リーディング30位までの30名で、2213勝を独占。
確率にすると68%になります。
残りの100名ほどの騎手で、残りの32%の勝ち星を分け合っている。
さすがに(馬3:騎手7)とまでは言いませんが、
(馬5:騎手5)
現代の競馬は、これくらいの比率で成り立っているケースもあります。
馬の能力が足りない部分を、騎手がフォロー。
状況が目まぐるしく変化する競馬のレースでは、騎手の能力は重要なのです。
これについては、あなたも否定することが出来ないでしょう。
JOCKY-BOOSTERは、騎手能力をとことん研究したロジックを搭載しています!