『ステイヤーズステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ステイヤーズS」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ、年末の
中山・阪神・中京開催が
次週末からスタート。

ステイヤーズSは
中山の開幕日を飾る
平地最長距離の重賞です。

土曜施行ですので
早速、当レースの傾向を
お伝えしましょう。

【ポイント1】
好走馬は、京都と
アルゼンチンから
やってくる

→当レース鉄板ローテは
前走で京都大賞典か
アルゼンチン共和国杯を
使ってきた組です。

近10年の前走別成績を
診てください。前走で
どちらかのレースを使って
きた馬が30頭中17頭を
占めています。しかも
7勝マーク。

アルゼンチン 複勝率25% 6.1.6.39
京都大賞典  複勝率50% 1.2.1.4
G3重賞   複勝率 0% 0.0.0.10
オープン特別 複勝率20% 1.3.0.16
準オープン  複勝率23% 1.4.2.23

京都大賞典や
アルゼンチン共和国杯を
使った馬の「次走」=
華々しいジャパンCや
有馬記念への転戦を
イメージしがちですが
「名より実を取る」的な
このステイヤーズSへ
転戦するローテこそが
じつは、好結果頻発の
黄金ローテなのです。

ただし上記「近10年の
出走馬の前走別成績」を
診ると分かるとおり、
前走アルゼンチン組は
複勝率で突出している
ワケではありません。
アルゼンチン組からの
「取捨選択」の作業は
肝要と言えましょう。

【ポイント2】
配当妙味は
関西からやってくる

→近10年の東西所属別・
成績を診てください。

関西馬 5.8.5.47 複勝率28%
関東馬 5.2.5.65 複勝率16%

このように関西馬が優勢。
しかも「穴」をあけて
いるのも、関西馬です。
近10年で6番人気以下で
3着以内に好走した穴馬は
ぜんぶで6頭いましたが
すべて関西馬。

09年 ゴールデン 2着 13番人気 関西馬
11年 イグアス  2着 6番人気 関西馬
12年 トウカイト 3着 12番人気 関西馬
12年 トウカイト 1着 8番人気 関西馬
13年 トウカイト 3着 7番人気 関西馬
15年 カムフィー 2着 7番人気 関西馬

上記「近10年」以前の
2008年も6・11番人気で
1・3着に快走した2頭は、
ともに関西馬でした。

関西馬の出走頭数が
極端に多いレースという
ワケではありません。
むしろ関東馬のほうが
出走頭数は多め。

にもかかわらず馬券に
絡む馬も、穴を出す馬も、
関西馬が多いのです。

これほどハッキリした
傾向が出ているからには
難しい理屈はさておき、
まずはこのデータを頭に
入れておきたいところ。

【ポイント3】
逃げたらダメな
マラソンレース

→超スローペースですから
逃げ有利と考えがちですが
決してそうではありません。
近10年の「逃げた馬」は
(0.1.0.13)とサッパリ。

小回りコースを2周走る
あいだ、ずっと後続に
マークされ続けることに
なりますから、逃げ馬は
決して楽ではありません。

【ポイント4】
体が大きくない馬が
強い

→長距離馬=小型とよく
いわれますが当レースの
馬体重別成績(近10年)を
診てもその点が窺えます。
下記のように馬格が小さい
ほどアベレージが良く特に
500キロ以上の馬の成績が
かなり良くありません。

479キロ以下  複勝率28% 7.7.3.43
480~499キロ 複勝率21% 1.2.5.30 
500キロ以上  複勝率12% 2.1.2.37

【ポイント5】
リピーターレース

→小回り内回りを2周する
特徴的なレースのため、
「リピーター」の好走が
多いのも特徴です。
近年でも、下記のような
リピーターが好走。

トウカイトリック
 06年2着、07年4着、09年4着、
  11年3着、12年1着、13年3着

ネヴァション
 07年2着、10年3着、12年5着

ファタモルガーナ
 12年2着、14年2着

デスペラード
 12年3着、13年1着、14年1着

アルバート
 15年1着、16年1着、17年1着

ファタモルガーナ
 12年2着、14年2着、16年2着 

プレストウィック
 16年4着、17年3着 

モンドインテロ
 16年6着、18年3着

たとえばネヴァション、
ファタモルガーナ、
昨年のモンドインテロの
ように、連続しない2年に
好走する例もありますので、
昨年好走馬だけではなく
一昨年以前の当レースで
好走した馬も要チェックと
言えます。

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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