『弥生賞ディープインパクト記念2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「弥生賞ディープインパクト記念」の
穴馬探しをお届けします。

弥生賞ディープインパクト記念は
3月8日(日)に
中山芝2000mで行われる
皐月賞トライアルです。

今年から、新たに
「弥生賞ディープインパクト記念」と
レースタイトルが改称されました。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
いかにも
「ディープインパクト記念」
らしいレース

→というのも、弥生賞は
ディープ産駒が非常に強い
レースなのです。

まさに、今年からの新しい
レースタイトル通りの傾向が
すでに出ているというコト。
通算成績(5.1.2.12)です。
勝率25%、複勝率40%。

タフな流れになりがちな
本番の皐月賞とは違い、
トライアルらしく各馬が
様子見しながらスローで
流れたうえで動き出しも
遅くなることが多いのが
この弥生賞。

そのため直線でのキレ&
瞬発力勝負になるケースが
多く、ゆえにそんな走りが
得意なディープ産駒が多く
好走しているのでしょう。

ちなみに、弥生賞優勝馬の
皐月賞での優勝は近10年で
ヴィクトワ-ルピサのみ。

皐月賞は、スロー弥生賞から
一転してタフに流れる事が
多いため弥生賞で勝ってきた
馬はむしろ苦労するという
ワケです。

【ポイント2】
ユルい流れで速い上がりが
活きやすいレース

→前項【ポイント1】の
続きのハナシになりますが
弥生賞は緩く流れますから、
ラストは「上がり勝負」が
必定。結果的に最後に速い
上がり脚を繰り出した馬が
好走する傾向が出ています。

実際に、近10年の
勝ち馬10頭のうち9頭が
上がり最速or準最速を
マークした馬でした。

近走のレース内容や
血統から「速い上がりを
使えそうな馬か否か」を
見極めておくことが肝要。

【ポイント3】
ユルい流れで
「先行した馬」が
残りやすいレース

→【ポイント1・2】の
続きの内容になりますが
好位で運んだ馬が(緩流+
後続の仕掛けが遅いため)
勝負所をすぎても余力が
残っており、余力十分に
直線で加速して後続馬を
振り切る…そんな展開に
なる事が多く、前へ行った
先行馬が「残る」結果に
なりがちです。

実際に近5年好走馬15頭の
うち9頭が、逃げ&好位で
先行していた馬でした。

但し近10年の当レースで
「逃げた馬」に限ると
(0.1.0.9)と低調。単調な
逃げ馬の過信は禁物です。
「先行タイプ」が理想。

ここまで3項目の内容から
まとめますと昨年の勝ち馬・
メイショウテンゲンのように
ディープ産駒でこれまでに
速い上がりで好走していて
先行脚も備えている馬は
プロフィール的に最好適、
といえるワケです。

【ポイント4】
前走着順履歴に
特徴が3るレース

→近10年の当レースで
好走した30頭はすべて、
じつは下記のいずれかに
分類されます。

◆前走1~5着       28頭
◆前走朝日杯FSで6着以下  2頭

つまり前走のレース格に
関わらず前走で崩れていた
馬は信用できないレース。
但し前走がG1朝日杯なら
情状酌量の余地はある、と
いうワケです。

【ポイント5】
新馬・未勝利を
勝ち上がってきたばかりの
馬では基本的に苦しい

→前走で新馬戦・未勝利戦を
使っていた馬は近10年で
(0.1.0.12)複勝率8%。
基本的には狙えません。

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。