『チューリップ賞2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「チューリップ賞」の
穴馬探しをお届けします。

チューリップ賞は
3月7日(土)に
阪神芝1600mで行われる
桜花賞トライアルです。

土曜施行のレースですので
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
収得賞金が
「900万円以下」の馬が
必ず1頭は馬券に絡むのが
お約束のレース

→当レースのキモです。
チューリップ賞が、今の
「新・阪神コース」で
行なわれるようになった
近13年すべて、収得賞金が
「900万円以下」の馬が
最低1頭は馬券に絡み続けて
います。

16年は収得賞金400万円の
ラベンダーヴァレイが、
17年も収得賞金400万円の
ミスパンテールが好走して
ともに好配提供。

続く18年は阪神JF組の
ワンツースリーでしたが
3着好走したマウレアは
収得賞金900万円でした。
そして昨年も、該当馬が
2・3着に奮闘しています。

収得賞金900万円以下の馬=
現時点で「チューリップ賞で
3着以内に入り優先出走権を
取らないと、桜花賞出走が
賞金的に厳しい」状況の馬。

そんな「崖っぷち馬」の
今回のトライアルに賭ける
モチベーションこそが
好走の要因となっている、
ということなのでしょう。

しかも、そのような
崖っぷち馬は総じて
人気が低めですから
馬券的にも格好の狙い目と
化します。

今年は、収得賞金を
1000万円以上持っている
馬が6頭出走する予定で
人気も集めると思いますが
当傾向に照らし合わせると
この人気馬6頭同士での
ワンツースリー決着は無い、
ということになります。

【ポイント2】
前走「マイル以外」
出走馬が不振

→タイトルどおり。
前走「マイル」出走馬を
素直に狙いたい一戦です。

前走マイル   複勝率32% 8.9.10.58
前走マイル以外 複勝率 6% 2.1.0.50

【ポイント3】
関東馬が大奮闘

→近10年出走馬の
東西所属別・成績を診て
ください。関東馬が奮闘。

関東馬 複勝率53% 3.4.1.7
関西馬 複勝率18% 7.6.9.99

関東でも桜花賞への
トライアル戦が組まれて
いますが、そんな地元の
レースには目もくれず、
桜花賞本番と同舞台の
チューリップ賞にあえて
遠征してくる関東馬=
実力面も適性面でも
関西馬と互角以上に
やれるほどの資質を
持っている馬が多いと
いう事なのでしょう。

【ポイント4】
内枠不振、外枠好調

→もともと枠の有利不利が
少ない阪神マイルですが
当レースでは外枠の馬の
ほうが好成績です。

近10年の枠別・成績を
診てください。キレイに
「内枠不振、外枠好調」の
傾向が現れています。

1・2枠 複勝率11% 1.1.1.24
3・4枠 複勝率22% 2.1.4.25
5・6枠 複勝率21% 4.2.2.30
7・8枠 複勝率29% 3.6.3.29

何かと繊細な牝馬ゆえ
内枠発進から包まれたり
揉まれたりするよりも、
多少の距離ロスはあれど
外枠からコースの外めを
スンナリ回ってくるほうが
走れるのかもしれません。

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。