『レーンやマーフィーなど外国人騎手が儲かるポイント!』田中洋平

 

G1馬10頭が集結して、

超ハイレベルと言われた2020年の安田記念。

 

結果はグランアレグリアの圧勝でしたが、

私は出馬表を見ていて、気になったことが1つありました。

 

それはミルコ・デムーロ騎手が騎乗していないこと。

 

ん?阪神で乗ってるのか?と調べたら、

その日は安田記念が行われる東京で騎乗している。

 

5R、6R、8R、9R、12Rと、5鞍だけで全体の騎乗数も少なめ。

 

川田将雅騎手が主戦を務めていたダノンプレミアムが、

安田記念ではレーン騎手の乗り替り。

 

前走はオーストラリアの

ロンジンクイーンエリザベスステークスに出走しているので、

字面上はマクドナルドという騎手からレーン騎手ですが、

実際は川田将雅騎手からレーン騎手でしょう。

 

乗り馬を失ったその川田将雅騎手が、

ミルコ・デムーロ騎手が主戦を務めていたアドマイヤマーズに。

 

そしてお手馬を奪われたミルコ・デムーロ騎手は、

安田記念で乗り馬ナシ。

 

以前だったら、グランアレグリアか、

ペルシアンナイトあたりを奪い取っていたんでしょうけど、

いまは強奪する政治力がないということか。

 

あのG1大好き男が、安田記念に騎乗していない。

 

これはかなり衝撃的なことで、

やはり競馬関係者のミルコ離れが進んでいるのかなーと、

邪推してしまいますね。

 

あれほど外人騎手として重宝されていたミルコ・デムーロ騎手も、

もはや日本人騎手と同じ扱い。

 

ダメならすぐ外人騎手に乗り替り、というやつです。

 

そこで今回は、その外人騎手の性能とやらを探ってみたいと思います。

 

まずは所属別の成績↓

 

 

外人騎手の成績が圧倒的ですね。

 

さらに回収率も良いので、

世間の評価(オッズ)以上に外人騎手が頑張っているということ。

 

でも外人騎手は人気サイドの馬ばかりに乗るので、

日本人騎手と成績が違うのは当たり前ではないか?

 

ということで、

次に単勝1.0~1.9倍の馬の乗った場合の成績を見てみましょう。

 

 

お分かりでしょうか?

 

断トツ人気の馬に騎乗したら、日本人騎手も外人騎手も遜色がない。

 

これが真実です。

 

外人は上手いというイメージが先行しているので、

成績が同じくらいなのは、意外だと感じた人も多いでしょう。

 

日本人騎手も、実は上手いのですね。

 

でもこれでは面白みがないので、

外人騎手の儲かるポイントを探りましょう。

 

まず外人騎手はダートが苦手で、芝のレースが得意です。

 

 

これはイメージ通りでしょう。

 

では次に芝のレースのみで、オッズ帯別の成績を見てみましょう。

 

 

まずは単勝10~29.9倍のゾーン。

 

このゾーンだけを抜き出すと、下記の成績になります。

 

勝率7% 連対率13% 複勝率23%

単勝回収率110% 複勝回収率87%

 

芝のレースで外人騎手が人気薄の馬に乗っていたら要注意。

 

しかも前走4着以下と、

前走1着で今回昇級戦の馬だった場合は、下記の成績になります。

 

勝率8% 連対率15% 複勝率24%

単勝回収率127% 複勝回収率92%

 

しかも単勝は、毎年プラス回収です。

 

2017年 145%

2018年 108%

2019年 125%

2020年 124%

 

前走イマイチだった馬が、外人騎手に乗り替わったら激走。

 

これが外人騎手が上手いと言われている理由のような気がします。

 

騎手というファクターで馬券を買っている人は、必ず狙いたいゾーンですね。

 

では次に単勝2.0~3.9倍のゾーン。

 

 

この部分を抜き出すと、下記の成績になります。

 

勝率34% 連対率54% 複勝率67%

単勝回収率96% 複勝回収率90%

 

さらに今回も前走の着順に注目して、

前走2~3着だった馬の場合は下記の成績。

 

勝率36% 連対率56% 複勝率74%

単勝回収率100% 複勝回収率96%

 

前走2~3着になっている実力馬に外人騎手が騎乗、

それなのに単勝オッズが単勝2.0~3.9倍なのは、

人気がなさ過ぎるということなのでしょう。

 

本当はもっと人気してもいいはずの馬。

 

ということですね。

 

では結論です。

 

単勝1倍台の馬に乗せたら、

日本のトップジョッキーも外人騎手もそれほど変わらない。

 

でも単勝10~29.9倍のような少し足りない馬に乗せたら、

外人騎手はガシガシと馬券になるので要注意。

 

あっ!芝のレース限定ですけどね。

 

このように外人騎手を少し掘り下げれば、

儲かるパターンがもっとたくさん出てくると思います。

 

ぜひ研究してみてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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