『チャンピオンズC2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「チャンピオンズC」の
穴馬探しをお届けします。

チャンピオンズCは
12月6日(日)に
中京ダート1800mで
行われるG1です。

さっそく当レースの
ポイントを記します。

なお、当レースが
中京で行われるように
なって今年で7年目。

ですので下記で紹介する
過去データは、すべて
中京で行われた近6年の
当レース成績をもとに
お伝えしています。

 

 

 

【ポイント1】
先行馬→非サンデー系、
差し馬→サンデー系を
狙うべき?

 

→近6年で、先行して
好走した馬の多くは
「サンデーの血が
全く入っていない馬」。

逆に、差し追込で
好走した馬の多くは
「サンデーの血が
入っている馬」です。

血統傾向がクッキリと
分かれているのです。

近6年の好走馬18頭の
血統・脚質を診てください。
◆=父が非サンデー系。
◇=父がサンデー系。

 

14年1着馬 ◆ 先行
14年2着馬 ◇ 差し
14年3着馬 ◇ 先行
15年1着馬 ◇ 差し
15年2着馬 ◇ 追込
15年3着馬 ◇ 追込
16年1着馬 ◇ 差し
16年2着馬 ◇ 差し
16年3着馬 ◆ 先行
17年1着馬 ◇ 差し
17年2着馬 ◆ 先行
17年3着馬 ◇ 先行
18年1着馬 ◆ 先行
18年2着馬 ◇ 追込
18年3着馬 ◆ 先行
19年1着馬 ◇ 先行
19年2着馬 ◇ 先行
19年3着馬 ◆ 先行

 

このように馬券に絡んだ
非サンデー馬(◆)6頭は
すべて「先行した馬」。

逆に、馬券に絡んだ
サンデー馬(◇)12頭中、
8頭が「差し追込」。

非サンデーの先行馬が
備える強じんなパワーと、
サンデー系の差し馬が
備える鋭い差し脚が
活きやすいレース、と
いうことなのでしょう。

「サンデーの血を
持っていない馬が後ろに
構えても届かない」とも
言える当データなのです。

 

 

 

【ポイント2】
前走左回り出走馬に
要注目?

 

→当レースが中京で
行われるようになった
近6年で見ると、前走で
「左回りのマイル」を
使ってきた馬が5連対。
前走で「左回り」を
使ってきた馬で括ると
近6年でなんと9連対。
(下記)

 

14年1着馬 前走☆
14年2着馬
15年1着馬
15年2着馬 前走★
16年1着馬 前走☆
16年2着馬 前走☆
17年1着馬 前走★
17年2着馬
18年1着馬 前走★
18年2着馬 前走★
19年1着馬 前走☆
19年2着馬 前走★

★=左回りのマイル
☆=左回り(1800m超)

 

6年前から舞台が替わり
左回りのダートでの
タフなG1になった事で、
直近で「左回り」を
使ってきた事が大切な
ファクターになっている
可能性は否定できません。

 

 

 

【ポイント3】
中京移行後、
みやこS・武蔵野Sの
経由馬が未勝利

 

→近6年の前走別成績を
診てください。

 

マイルCS南部杯 複勝率50%  2.1.0.3
JBCクラシック 複勝率18%  2.1.2.23
JBCスプリント 複勝率50%  0.0.1.1
JBCレディスC 複勝率33%  1.0.0.2
日本テレビ盃   複勝率100%  1.0.0.0
みやこS     複勝率17%  0.2.2.19
武蔵野S     複勝率12%  0.2.0.15

 

【ポイント2】で前述した
ように、前走で左回りの
南部杯や日本テレビ盃、
そして左回りコース時の
JBCを使ってきた馬の
アベレージが好調。

気になるのが、本来は
当レースの最重要の
ステップレースである
みやこS組の不振です。
また武蔵野S組も、
条件は左回りマイルで
いいのですが、全体の
アベレージで見ると
あまり良くありません。

みやこS・武蔵野Sは
メンバーレベルに問題が
あること、南部杯&
JBCは一応G1ですから
メンバーレベルは
高いもののレースの
「中身」はユルいため
その南部杯&JBCの
疲れをほとんど残さず
ココへ臨めていること
などが当現象に繋がって
いるのかなと診ています。

 

 

 

【ポイント4】
G1馬がG1を勝つ?

 

→当レースが中京で
行われるようになった
近6年の「勝ち馬」は
すべて、レース前の
時点でG1勝ち実績が
ある馬ばかりでした。

 

14年1着馬 ホッコ- それまでにG1を5勝
15年1着馬 サンビス それまでにG1を1勝
16年1着馬 サウンド それまでにG1を1勝
17年1着馬 ゴールド それまでにG1を1勝
18年1着馬 ルヴァン それまでにG1を3勝
19年1着馬 クリソベ それまでにG1を1勝
(地方交流G1含む)

 

 

 

【ポイント5】
中京移行後、
2ケタ馬番の馬は未勝利

 

→当レースが中京で
行われるようになった
近6年の枠番別成績を
診てください。

 

1・2枠 複勝率36% 2.3.3.14
3・4枠 複勝率13% 2.0.1.21
5・6枠 複勝率21% 2.1.2.19
7・8枠 複勝率 9% 0.2.0.21

 

上記のように内枠優勢。
そして7・8枠は。ほぼ
走っていない状況です。

じつは、舞台が中京に
移ってからの近6年で
「2ケタ馬番」の馬は
1頭も勝っていません。

枠がキモのG1レースと
化してしまったのです。

タイトな形のトラック、
かつ超一流ダート馬が
上質なスピードを競う
レースですから外枠から
外を回して追走していては
基本的にキツいレースと
いうことなのでしょう。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。