『マイラーズC2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「マイラーズC」の
穴馬探しをお届けします。

マイラーズCは
4月25日(日)に
阪神マイルで行われる、
G2重賞です。

今年は、例年と違って
阪神開催があと2週続く
ため、マイラーズCも
阪神での施行となります。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

 

 

 

【ポイント1】
今の阪神マイルは
「血統傾向」に
異変アリ!

→今春の阪神マイルの
種牡馬成績を診てください。

 

キングカメハメハ  複勝率56% 4.0.1.4
リオンディーズ   複勝率38% 1.1.1.5
ハ-ビンジャー   複勝率36% 0.2.2.7
キズナ       複勝率31% 2.0.2.9
ロードカナロア   複勝率29% 3.2.3.20
ダイワメジャー   複勝率29% 0.5.0.12
ミッキーアイル   複勝率25% 1.0.1.6
エピファネイア   複勝率23% 0.2.1.10
ディープインパクト 複勝率21% 1.3.1.19
オルフェ-ヴル   複勝率20% 1.0.1.8

 

今年の出走数が8超の
種牡馬のみ。複勝率順で
並べています。

注目して頂きたいのは
ディープ産駒の大不振。
なんと、この春は
わずか1勝しか挙げて
いません。

しかも、その1勝は
「1番人気馬」でした。
(阪神牝馬Sのデゼル)

要は、今の阪神の芝は
高速馬場でも決して
ディープ向きの状態では
ない、ということ。

同じ高速馬場向きの
筋でもキングマンボ系は
好調で、キンカメ&
リオンディーズ&
ロードカナロアの3頭が
トップ5に入っています。

先週のアーリントンCも
キングマンボワンツー。
キングマンボ系統と
ディープで、ハッキリと
明暗が分かれています。

 

 

【ポイント2】
前走G1出走馬が
苦戦しているレース

→このデータは開催場に
関連性が高くないため、
近10年のレースデータで
お伝えします。

近10年の前走別成績を
診てください。

 

G1  複勝率 8% 0.0.1.11
G2  複勝率30% 5.1.0.14
G3  複勝率19% 1.4.8.54
その他 複勝率20% 4.5.1.40

 

このように、前走で
最上位格の「G1」を
走っていた馬が大苦戦。
1頭も連対していません。

前走でG1を走った馬=
前走が前年のレースの
ケースが大半ですし、
しかも今回のレースの
後もG1を目指す馬が
多いワケですが、そんな
馬がこのマイラーズCに
(休み明けで)万全の
状態で出てくることは
極めて少ない、という
コトなのでしょう。

 

 

【ポイント3】
6歳を超えると苦しい

→近10年の当レースに
おける馬齢別の成績を
診てください。

 

4歳  複勝率20% 3.4.2.36
5歳  複勝率34% 4.2.6.23
6歳  複勝率12% 2.1.1.29
7歳上 複勝率14% 1.3.1.33

 

このように、6歳以上に
なると苦戦しています。

ものすごく速い時計も
出るスピードレースゆえ、
単純に高齢馬ではなかなか
ついていけず厳しい面が
多いのかもしれません。

今年は舞台が替わりますが
今の阪神の芝は高速馬場。
ですから、当傾向は今年も
重視すべきでは…と思って
います。

 

 

【ポイント4】
関東馬が大苦戦

→近10年の当レースに
おける所属別の成績を
診てください。このように
関東馬が苦戦しています。

 

関東馬 複勝率 7% 1.0.1.26
関西馬 複勝率24% 9.10.9.91

 

 

 

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。